高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 ブランディング

最近TVでやっている「LIXILリクシル」のCMが面白い。
LIXILってなに?」をテーマに、芸達者名俳優陣(1人、芸人がいるが)がリレー形式で話をつないでいくCM。
http://www.whats-lixil.jp/index.html#/cm01
はっきり言ってそのCMからはLIXILとは何をやっている会社なのかはさっぱり分からない。
でも、それでいいのだ。何故なら、我々消費者にインパクトを与えることに成功しているから。
インパクトが残れば消費者は何も言わなくても興味を持って、俺のようにインターネットでホームページを検索する。そして、そこでどんな会社なのかを知ることになるのだ。
CMなんて15秒かそこらしかないので、何でもかんでも伝えようとして詰め込もうというのはそもそも無理。
如何にして短時間で消費者にインパクトを与えて会社名を覚えてもらうかが重要なのだ。
それこそがまさに「ブランディング」のひとつの手法。
このCMのCMプランナーはそれを分かっている。凄い。
見事にその手法に引っ掛かって、手の平で踊らされてしまった。
いろんなブログで面白いという記事があるし、こう思っているのは俺だけではないだろう。
どんな仕事でも消費者などの相手があってのものなので、こういう他者の目線に立って業務を展開するのはCMに限らずどんな仕事にも共通した必須事項だと再認識した。
う〜ん、仕事って奥が深くて面白い。

認めたくないけど、芸人なのにおぎやはぎの矢作の演技が意外とうまい。
知ったかぶりをする胡散臭い美容師役が合っているw
その矢作の話を吹き出しそうなのを堪えてすましている満島ひかりの演技もさすが。