高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 家康の右眼が開眼し、狸が狼になった!

11月9日放送の「軍師 官兵衛」で、遂に豊臣秀吉が死去。
秀吉役の竹中直人の今際の時に、黒田官兵衛(この頃は黒田如水に改名)役の岡田准一と最後に対峙するシーン、2人の素晴らしい演技に見とれてしまった。



そして、徳川家康が、時は来た!とばかりにいよいよ動き出す。
これまで秀吉に仕えてきたが、秀吉という巨星が堕ちた知らせを家来から聞いて、家康は右眼をこすり出す。
家康役の寺尾聰が登場して以来、ずっと気になっていたのが、ずっと閉じ気味の寺尾聰の右眼。
ネット上でも何でだろうと話題になっており、自分も寺尾聰も歳だから眼瞼下垂でも患っているのだろうかと思っていたが、実はこれは演技だった。
寺尾聰は右眼を閉じている演技をする事で、狸の皮を被った狼という家康の二面性を表現したかったそうだ。
秀吉の死により、右眼が閉じ気味の狸だった家康が、

右眼をこすって・・・

遂に右眼が開眼!

狸から狼になった家康。

寺尾聰の素晴らしい演技と演出に感動。
今回の大河ドラマ、視聴率が低いみたいだけど、演技派の役者が多数出演しており、自分は大ハマリ。
特に天下を手にした三英傑である織田信長を演じた江口洋介豊臣秀吉を演じた竹中直人、そして徳川家康を演じる寺尾聰は、刮目するに値する凄い演技だった。
家康がいよいよ天下取りに動き出し、この後、石田三成との天下分け目の関ヶ原の合戦へと突き進む。
物語も終盤なので、ちょっと淋しい限りだ。
しかし、関ヶ原の合戦直前に現れた、徳川家康の養女で、官兵衛の息子の黒田長政の第二の妻になる、栄役の吉田美憂さんがかなりかわいい。
北九州市出身らしく、今年2月に開催され、自分も参加した北九州マラソンの会場にゲストとして来ていた時に「軍師 官兵衛」に出演すると言っていたのを覚えていて、結局、半年以上待たされたが、そのかわいさは予想以上。
大河ドラマに出演した事で、今後活躍するんだろう。