高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 北海道マラソン:真夏の札幌へ

8月27日土曜日、北海道マラソン前日。
8月はこれ以外に刺激的なイベントが無かったので、この日が来るのを待ちに待っていた。
1分1秒でも多い時間を札幌で過ごしたい為、朝一で関西国際空港へ向かって札幌へ。
北海道自体には毎年来ているものの、毎年6月にサロマ湖100kmウルトラマラソン、2015年9月にオホーツク網走マラソンで道東ばかりに行っていたので、久し振りの札幌。
かつて旅行でも仕事の出張でも札幌には何度か来た事があるのだが、今回は4年前の2012年8月末に北海道マラソンに出場して以来だ。
大きくて立派な札幌駅を見るのも久し振り。

ホテルのチェックインまでまだまだ時間があったので、前日受付会場でもある大通公園まで徒歩で向かった。
雪国の札幌は、雪が降った時でも安全に通行ができるように地下街が充実していて札幌駅からすすきのまで地下道が続いているのだが、あえて外を歩いた。
この日は本当に良い天気で、確かに暑いのだが、さすが北海王なだけあって本土のような不快な湿度が無いので、とても気持ち良かった。明日の北海道マラソン本番も快晴で暑くなりそうな事を容易に予想できた。
4年前にもそう思ったが、この大通公園の緑、色とりどりの花が植生されている花壇の雰囲気がとても好きだ。
そして、大通公園と言えば、札幌テレビ塔
北海道マラソン当日は、あの電光掲示板が1年に1回だけ、スタート前のカウントダウンを刻む。


如何にも夏らしい青々とした青空に、札幌テレビ塔がとても映える。

4年前に北海道マラソンに出場した際は、地下道から通じているホテルの地下会議室みたいなところでこじんまりと前日受付をしていたのだが、最近は大通公園で大々的に前日受付をしていた。
日本全国のたくさんの大会に出場したいが故に、余程思い入れが無い限りは2回目の出場はしない自分がまた北海道マラソンに出場しようと思ったのは、メインスポンサーが2016年から「SVOLME」になったからだ。
「SVOLME」と言えば、フットサルのウェアなどを取り扱っていて、そのロゴマークや他社にはない奇抜で目立つデザインなどが昔から好きで、フットサルは全くやらないのにTシャツなどを持っていたのだが、最近、ランニングウェアにも進出してきて、この度、北海道マラソンのメインスポンサーになるという話を聞いて、「それならば!」と即エントリーを決めた。
日本全国のマラソンには必ずスポーツメーカーのメインスポンサーがいて、定番はMIZUNOやASICSなのだが、北海道マラソンのようにスポンサーをするのが珍しい大会もある。NIKE名古屋ウィメンズマラソン&名古屋シティハーフマラソン、PUMAはさいたま国際マラソンNEW BALANCE湘南国際マラソン、自分の好きなTHE NORTH FACEを展開するGOLDWINは本社がある富山県の富山マラソンなど(意外とNIKEAdidasってマラソンのスポンサーをしていない)。そのメインスポンサーによる参加記念Tシャツなどをゲットできるので、スポンサーで大会を選ぶのもまた一興だ。

前日受付会場には「SVOLME」の大会限定商品などを扱うブースがあって大盛況。大会限定などという言葉に弱い自分も、大好きなブランドの商品なだけあって、ここぞとばかりにいろいろ買ってしまった。

MIZUNOやASICSなどといった大手スポーツメーカーでは見られない、相変わらず斬新的で挑戦的なデザインだ。
他社と同じデザインで展開していては勝てないので、目立つデザインにして他社との差別化を図る事で消費者に覚えてもらおうとしている新参者らしい魂胆が垣間見えて納得。

前日受付が完了した後は、すすきののホテルに荷物を預けて、札幌の街を散策。
自分の好きなスポーツブランドのSVOLMEやTHE NORTH FACE、UNDER ARMORなどの店を巡ったり、札幌名物の海鮮丼やスープカレーをここぞとばかりに食べた。


札幌みそラーメンの名店「信玄」が宿泊ホテルの近くにあるのを発見。
この写真を撮った時は腹がいっぱいだったので夜に行こうと思ったら、夜にはこの店の前に客が大行列。少しだけ並んでみたものの、全然進まなかったので、翌日の事も考えて、今回は諦めた。

そして、夜は、せっかくすすきので宿泊しているため、普段、欲求不満の自分の心を満たす為にすすきの街に繰り出してスッキリ。
翌日にフルマラソンを控えているのに、全く緊張感無しで遊びまくってしまった。地方開催のマラソンではこうはいかない。都会で開催されるマラソンならではだ。
心も満たされたので、翌日は北海道マラソン完走という達成感で心を満たす日だ。


北海道マラソンは、SVOLMEのブースで購入した蛍光黄色の限定Tシャツを着て走る事にした。
普段の生活でこんな派手なTシャツを着る事なんてまず無く、マラソンの時だけ。マラソンではこういうスタイルはみんなしていて当たり前。普段とは違ったスタイルで、違った自分になれる。これもマラソンの醍醐味だ。