高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 ちばアクアラインマラソン:東京湾アクアラインのランは最高!

10月23日日曜日、ちばアクアラインマラソン当日。
千葉駅前のスーパーホテルを早めに出発。内房線木更津駅へ。
木更津駅からたくさんの出場ランナーでぞろぞろと手荷物預かり所になる木更津警察署へ。2年前にも出場していて、ここからスタート地点までかなりの距離があって歩かされ、時間がかかる事など、要領が分かっているので、早めに準備してスタート地点に向かった。
今年から前日受付が無くなった代わりに、事前に黄色のトートバックが送られてきて、そこに入るものしか預かる事はできないとのこと。それを聞いて、パッキング(荷造り)が苦手な自分なのに、今回はキャリーバッグは諦めて必要最低限の荷物に纏めてきた。
それでもギリギリ荷物が収まった。良かった。それにしても、各ランナーの黄色のトートバッグが並ぶ姿は異様。数多くマラソンに出場してきたが、トートバッグでの荷物預かりは初めてだ。


荷物預かり場所からかなり歩かされて、スタート地点にて待機。
これだけたくさんのランナーがいても十分な広さとトイレがある潮浜公園の芝生の上で、みんなストレッチをしながらスタートまで待機。

朝10時、フルマラソンにしては遅めのスタート!



スタート直後、この日の舞台となる木更津市袖ケ浦市君津市などの千葉県のご当地ゆるキャラ達が沿道で応援。

そして、千葉県のゆるキャラちーばくん」に1回目の遭遇!

スタートしてから10km手前、東京湾アクアライン連絡道が見えてきた。ここを左折して、いよいよアクアラインだ。


普段は自動車専用道路で歩行者など立ち入り禁止の入り口を堂々とランナーが走っていく光景。



東京湾アクアラインに入る手前でトップランナーが反対車線を駆け抜けていった。
ハーフマラソンの部に出場している川内優輝選手がトップで海外の選手とデッドヒートしていた。


そして、この日のハイライトである、東京湾アクアラインでのランニング。
最高の天気というベストコンディショの中ですばらしい光景を見ながらのランニングは最高だった。
途中で登り坂があるのだが、そこは天に上っていくような風景。


途中で一旦中央分離帯の上で立ち止まり、後ろを見ると、これもまたスゴイ光景。

片道4kmほど走って、昨晩行った海ほたるPAに到着。


海ほたるPAのエイドステーションに到着。
いた!今回2回目の「ちーばくん」との遭遇。ランナー達を出迎えてくれた。相変わらずかわいいヤツだ。
スタート地点でもいたのに、どうやってここまで自分達よりも早く来たのかは問わないでおこう。


復路でもう一度、東京湾アクアラインを堪能。
東京湾アクアラインの下には船が数台来ていて、ランナーに手を振って応援してくれていて嬉しかった。


19km手前で東京湾アクアラインは終了。
最高のコンディションの中で、東京湾アクアラインを海と青空を見ながら走る事ができる幸せを噛み締めながら、ランナーが大挙して走っている圧巻の光景に、2年振りで2回目ながら感動しきりだった。

東京湾アクアライン上では沿道の応援は無かったので、中間地点の三井アウトレットモール木更津では約10km振りの盛大な応援を聞いて、テンションが上がった。

2回目の出場なので分かっていたのだが、この大会、序盤の東京湾アクアラインを過ぎると、ゴールまでコース近くなどに特に何もない苦行のコースと覚悟しなければならないのだが、それを補って余りあるくらいの沿道の応援があるのが特徴だ。
袖ケ浦市袖ケ浦公園ではたくさんの市民が盛大に応援して、30km手前の疲れ始めてきているランナー達を元気づけてくれる。



それもこれも、どうやら2年に1回のこの大会の為に、近隣の小中学校や幼稚園などが日曜日を特別登校日にしているようで、たくさんの子供達が応援してくれるのが特徴。
1列になって応援してくれて、彼らとハイタッチをしていると、疲れているのに自然と笑顔になり、元気をもらえた。



終盤になって木更津市に戻ってくると、36kmのほたる野では特産品おもてなしスポットというエイドがあり、ゆっくり止まっていろいろ味わってみたい特産品がたくさん振る舞われた。
自分は固形物は避けて、あんずなどのジュースをもらって、かなり美味しかった。
木更津総合高等学校の前では、冷凍ブルーベリーも。
通常のエイドステーションでは見たことがない食べ物を食べさせてもらって、ゴールまでのラストスパート。



ゴール手前でもたくさんの小学生達が沿道でハイタッチの嵐。嬉しいものだ。若さをもらえる。


そして、旧木更津市役所に戻って来て、ちばアクアラインマラソン2回連続で無事完走。

完走タイムは散々。
東京湾アクアラインで写真を撮りまくった前半のタイムが酷く、何も見所が無くなる後半にペースを上げて頑張ったものの、ここ最近の無茶による疲れと練習不足が相まって、またもやサブ4で完走できないという体たらく。
ここのところ、ウルトラマラソンばかり走ってきたので、フルマラソンを走りきるスピードに慣れていない。これは年内はこの調子が続きそうだとがっかり。
この大会は魅力的な点が多く、ガチで走ってタイムを狙うのは勿体ない。ファンランがベストだと思った。
この大会に2回出場して、その魅力は東京湾アクアラインでのランだけではないことを認識した。
それは途切れなく続く沿道の応援だ。
前述の理由のように、他大会では沿道に大人の方が多いのだが、本大会は子供達の方が多くて、笑顔で応援をしてくれるので、彼らとハイタッチをしていると元気をもらえた。
過去に出場した宮崎県の青島太平洋マラソンでは高校生を中心としたボランティアが我々を沿道で応援してくれる特徴があったが、大会によっていろいろな特徴があって面白い。
こういう沿道の応援に子供達が多い大会はガチで走っても面白くはないので、次回の2年後は仮装ランで沿道の子供達に喜んでもらうようにしようかな。


この完走メダル、ちーばくんの首にかけるとよく似合っていた。

完走後、出場していたラン友と合流して木更津駅に向かう際に、「ちーばくん」と三度目の遭遇。
横を向くと千葉県の形になるそのデザインの秀逸さに2年前好きになったのだが、相変わらずかわいいヤツだった。また2年後だ。