高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 瀬戸内海タートル・フルマラソン全国大会:雨でせっかくの瀬戸内海を見ながらランが台無し

2016年11月27日日曜日、瀬戸内海タートル・フルマラソン全国大会の当日。
ただあいにくの雨。久し振りの雨のフルマラソンだ。
昨日も行った土庄町役場に行くと、雨の中にたくさんのランナーが集結。

この日の選手宣誓は、第37回大会ということでこの日が誕生日で37歳になられたランナーがされていた。
大変奇遇にも、自分も3日前の11月24日に37歳になったばかり。大変なニアミスでびっくり。そうか、この大会は自分と同い年なんだ。

朝9時30分、雨の中に瀬戸内海タートル・フルマラソン全国大会、スタート!

この大会は小豆島の北側を走る。南側は前日に寄った観光スポットがいろいろあるのだが、北側は何にも無い。
その上、結構なアップダウンのあるコースで、しかも雨なので、結構辛いコースだった。

そして、いざ、瀬戸内海に浮かぶ島々の多島美と紅葉を愛でながら楽しんで走ろうと思っていたのに、スタートからゴールまでずっと雨という過酷な修行レースだった。
前日のような綺麗な瀬戸内海を見ながらのラン・・・と思ったらこの通り。残念過ぎる。


前述のように、この大会のコース中には何にも観光スポットは無いのだが、途中で大阪城残石記念公園なるものがあった。
小豆島で「大阪」の文字を見て、二度見してしまった。大阪城築城に際してここの石を使用したそうだ。

小豆島の北部にある大部港を過ぎたあたりで折り返し。
結局、折り返し地点まで何も無かったし、期待していた瀬戸内海は雨で台無しだしだったので、また同じコースを終えり返すのかと思うと、ウンザリ。

折り返しコースなので、往路で撮るべき被写体が無かったので、復路でもあるハズも無く、結局、ゴール直前までデジカメで写真を撮る事がなかった。
これだけ被写体が無く、写真を撮らなかったのは初めてかも。今回はデジカメ要らなかったな。


ゴール直前、土庄町の役場と土渕海峡が見えてきた。


そして、無事、ゴール!


冷えきった身体を温かいにゅう麺で回復。

結局、フルマラソンにしてはやたらアップダウンが多いコースの為、この大会のコンセプトであるタイムよりもタートル(海ガメ)のようにゆっくり走って完走を目指すを体現せざるを得ない状況になってしまい、前半だけで2時間もかかってしまい、サブ4で完走する事ができなかった。
ただ、多くの坂を歩かず走りきり、後半はペースを落とさず2時間3分で纏められたので、仕事のせいで練習不足の今の自分にとって及第点だが、後半、かなり余裕があったので、もっと頑張れば良かったなぁとちょっと後悔。
この大会、飛び賞が多い。大会パンフレットを見ると、これだけたくさん。

ゴール後に順位が決定すると、自分も当選していたらしく、「甚助賞」として小豆島で有名な手延そうめんを戴けた。これは遅いランナーにとっても嬉しい心配りだ。

ラソンを完走して目的を果たしたので、早々に帰阪。帰りは土庄港から高速船で高松港へ行き、高松駅から高速バスで帰阪する事にした。

高松港からすぐそばの高松駅には初めて来たけど、駅舎が笑顔になっていて面白い。

高速バスまでの待ち時間で、せっかくなので高松駅うどん屋讃岐うどんを食べて、フルマラソンで消費したカロリーを取り戻して、腹いっぱいで帰阪。
目的の瀬戸内海タートル・フルマラソン全国大会は無事完走できたし、なかなか楽しい小豆島旅行だった。