高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

札幌市内観光ラン(大倉山ジャンプ競技場、藻岩山、さっぽろ羊ヶ丘展望台、札幌ドーム、モエレ沼公園)

2020年8月9日日曜日、札幌で迎えた日曜日の朝は晴天で、絶好のラン日和。

札幌市内のホテルからランスタート。

札幌には何度も来ているけど、観光スポットには行った事が無かったので、この機会に走って巡ってみようと、ランニングコースはかねてより検討していた。

まずは、山に向かって一路西へ。

札幌市円山動物園の手前から登り坂になり、頑張って走りながら登った。

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ホテルから10㎞程走った後、最初の目的地・大倉山ジャンプ競技場に到着。

ここがかつての札幌オリンピックのスキージャンプ競技場になった場所か。

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初めて見たスキージャンプ台。こんなところをジャンプして危なくないの!?と驚き。

それにしても、この日も雲一つ無い好天。

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そんなベストコンディションなので、地上では大学のスキーキャンプの選手達が準備をされていた。ジャンプしているところが見られそうで期待。

スキージャンプの板は我々が冬に使っているスキー板とは比べ物にならない程、長くて幅がある。

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リフト券を購入して山上のスキージャンプのスタート地点へ。

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自分がリフトで上がっている途中、急にジャンプ台の人工芝に対してスプリンクラーで水が撒かれ始めた。どうやらこれはこれから選手がジャンプするために人工芝を滑りやすくする措置のようだった。

そして、自分がリフトで上がっている真横を選手がジャンプ!

スゴイ迫力だった。こんなところを人間が飛ぶなんて本当に信じられない。

選手達は今は当たり前のように飛んでいるけど、過去に必ず初ジャンプのタイミングがあったワケであり、その時は足がすくんだり、怖くなって飛べなかったりしなかったのかが本当に疑問。一度スタートしてしまったら、途中で引き返せないし、途中で怖くなって冷静さを失ってしまってバランスを崩したら死を意味するだろうし・・・

間近で選手達のジャンプを見て尊敬の念を覚えた。

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自分より先にスキー板を担いでリフトで上がっていた選手がスタート地点で待機。

これからこんなところを飛ぼうとしているなんて、一体、どういう心境なんだろう。

山頂から眺めたジャンプ台。この急斜面を滑降したら、スピードはどれくらいになるんだろう。

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そして、山上のスタート地点の展望台からの札幌市内の眺め。素晴らしい眺めだ。大通公園テレビ塔、広い北海道大学などが見えた。

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展望台からの眺めを堪能した後は、同じリフトで戻る。よく考えたら、リフトで上がる事はあっても、下る経験は珍しい。ちょっと怖い。

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リフトから降りた後は地上から続々とジャンプしてくる選手達を下から眺めた。

写真はうまく撮れないが、彼らの華麗なジャンプは凄かった。

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大倉山ジャンプ競技場を堪能した後は、山沿いを走った。

途中、色とりどりの花がきれいな園芸店を発見。こんな花が家にあれば、毎日、癒されるな。

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そして、2つ目の目的地・藻岩山の登山口へ到着。

5つあるらしい登山ルートの中から最もポピュラーな慈啓会病院の裏から登山スタート。

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低山だとナメていたら、標高531mと地元の岐阜市金華山よりも高い事を知り、驚いた。練習もかねてペース早くたくさんの登山客を追い越して登って良い練習になった。

藻岩山の山頂の展望台にはロープウェイでも来ることが出来るので、観光客がたくさん。

ここは夜景が有名だそうで、日本三大夜景のひとつとしても選ばれているそうだ。

大倉山ジャンプ競技場からの眺めも素晴らしかったが、ここはそれ以上に素晴らしい。

夜景もさぞかし綺麗なんだろう。

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でも、夜景目的で来るなら1人では来れない。恋人との聖地でもあるようだ。

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この後に向かう方面も望む。

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登りで喉がカラカラだったので、山頂で水分補給。

北海道限定のいろはす、塩レモン味を初めて飲んだ。北海道限定のいろはすとしては、ハスカップ味が有名だが、これは初めて。何で北海道以外では展開していないんだろう・・・

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2つ目の絶景を堪能した後は、藻岩山を藻岩山スキー場側・真駒内側に下山。

自然に溢れた素晴らしい山道。今週の仕事で溜まった疲れとストレスが発散されているのを感じた。

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藻岩山を下山した後は、広い北海道立真駒内公園を過ぎてどんどん東へ向かって走った。

そして、3つめの目的地、さっぽろ羊ヶ丘展望台へ到着。

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ここにあるのは、何といっても、「Boys, be ambicious」で有名なクラーク博士像。

そこに向かうたくさんの自動車の横を走っているのは自分くらいだった。

如何にも北海道らしいこの草原の風景。素晴らしい。

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目的のクラーク博士像に到着。

たくさんの観光客が記念写真として、お馴染みのポーズをして撮影されていた。よくテレビで観掛ける風景だ。

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羊達もこの草原の中で居心地が良さそう。

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奥には札幌ドームの特徴的な建物が見えた。せっかくだし、次の目的地への途中で通るので寄ってみることにした。

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少しシーズンを過ぎてしまったが、ラベンダーも咲いていた。ラベンダーのシーズンには来た事が無いので、富良野などにもいつか行ってみたい。

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札幌ドームではちょうど日本ハムの試合が開催されているようで、ドーム内はスタッフが多数いたが、このご時世なので、観客は全然いなかった。

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午前中、あれだけ天気が良かったのに、午後になって雲行きが怪しくなり、雨もパラパラ降ったりし始めた。

ここからは最後の目的地に向けて、14㎞程を北上する単調なロード。

ここまで30㎞程走ってきた上に、北海道らしい単調な長い一本道が続くので疲れてしまったが、この日の最終目的地であるモエレ沼公園に無事到着。

この公園には広大な土地に有名な彫刻家がデザインした建造物やモエレ山などがあって、アートな公園なので散策してみたかったが、それぞれの目的地でゆっくり時間をかけてしまったことで夕方に近くなってしまったし、天候も怪しかった上に疲れてしまって散策する時間も余裕も無くなったので、モエレ沼公園内の散策はまた別の機会にすることにした。

あれがモエレ山で、その横には写真で見たガラスのピラミッドが見えた。

写真に撮りたかったが、ここまでの観光ランで撮れ高十分な写真が撮れていたので、ここまででお腹いっぱいだ。

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そして、モエレ沼公園のそばにあるスーパー銭湯、モエレ天然温泉 たまゆらの杜に到着。

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汗を流して疲れを癒した後、「さて、どうやって札幌市内のホテルに戻るか」と考えたものの、車社会の北海道で、このスーパー銭湯からの足が無い。

そこで最寄りの地下鉄の駅まで約4㎞、歩いて向かうことにした。

たった4㎞、と思っていざ歩き始めたが、北海道の広さを甘く見ていた。

北海道の広大な土地に何にもない広い道路が延々続き、歩いていることもあってとても長く感じた。

そんな何にもない畑をとぼとぼ歩いている途中で、ヒマワリがたくさん植生されている畑を見つけて少しだけ立ち寄った。ヒマワリをこれだけ育ててどうするんだろう。観光用とは思えないし・・・

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最寄りの地下鉄に到着する直前には、丘珠(おかだま)空港があった。

これが丘珠空港か。路線は、JALの函館や釧路、利尻などの道内に加えて、三沢(青森)、FDA(FUJI DREAM AIRLINE)の富士山静岡のみとのことで、まず利用することは無さそうだ。

丘珠空港の横には「つどーむ」もあって、札幌ドームに続き、市内のドームは2つ共、自分の足で行けた。

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そして、その先にある地下鉄東豊線の終着駅・栄町駅でこの日のランは終了。

札幌ドームの最寄り駅が地下鉄東豊線のもう一方の福住駅だったので、途中から東豊線の終着駅と終着駅を繋ぐランだった。

この栄町駅のそばにある東栄病院には、かつて仕事で来た事があったのを思い出した。ここだったのか。

まる1日使って、札幌市内の観光地(大倉山ジャンプ競技場、藻岩山、さっぽろ羊ヶ丘展望台、札幌ドーム、モエレ沼公園)を自分の足で走って巡った贅沢・欲張りな約50㎞のラン。

札幌市内の観光すっぽとを十分に堪能出来て楽しい観光ランだった。

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2020年8月10日月曜日・祝日は帰阪するだけの日。

札幌ともこれでお別れだ。また来年!

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新千歳空港では、北海道の海鮮丼で、大好きなイクラとウニを堪能して北海道ラン旅終了!

北海道マラソン東京オリンピックのマラソンも無かったけど、札幌に来て良かった。

このご時世なので、誰かに自分の楽しみを作ってもらっていたこれまでとは異なり、こうやって自分でささやかな楽しみを見つけていくしかない!

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