高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

夢グレ試走6回目:久し振りのダイヤモンドトレイル、紀見峠~水越峠~下赤坂の棚田~滝見不動駅

2020年11月29日日曜日。

この日は関西夢街道グレートRUN(夢グレ)のスタート地点である紀見峠をスタートして、ダイヤモンドトレイル(ダイトレ)トレイルランニングして金剛山に登り、先日の日本100マイルクラブさんの試走のスタート地点だった水越峠を経由して大和葛城山を登る・・・という計画を立てていたが、夕方に梅田で用事が出来てしまったので、時間を読めない山であることもあって、遅くなりそうだったら、無理をせず、水越峠で止めよう、という計画で、朝、堺筋本町から堺筋線天下茶屋へ行き、そこから南海高野線紀見峠駅に行った。

ここが有名な夢グレのスタート地点。

自分もかつてダイトレを逆コースで走って、ここ紀見峠をゴールとして、この駅から帰阪したことがあるのを思い出した。今回はここがスタート地点だ。

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天気は快晴の絶好の山登り日和の中に紀見峠駅をスタート。

紀見峠は標高400mの場所にあるので、ここからの紀見峠の集落や橋本市の眺めも素晴らしかった。青空が広がり、寒くも無くて、最高のコンディションだ。

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夢グレのコースを辿って、紀伊見荘の前を通り、ダイトレのスタート地点に向かう。

夢グレ本番では他のランナーと一緒なので、コースを覚えておく必要など無いのだが、今回は1人なので地図を見ながらスタート。

いきなり道を間違えながら、ダイトレまでのコースを進み、途中、かなり急峻な坂道でいきなり歩かされて、無事、ダイトレの入り口に到着。

その手前にはダイトレの続き、岩湧山の山道のスタート地点があった。

紀見峠から先の岩湧山の方へのダイトレのコースは行った事が無いので、いつか行ってみたいものだ。

ダイトレは、道中に看板や石碑が多数あって親切であり、まず迷う事が無いから世代・レベルを問わずに楽しめる山道だ。

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ダイトレを登り始めると、反対側から降りて来られる方もいて、山のマナーである挨拶をしてすれ違う。一体、何時から登っていたのだろうと不思議に思った。

最初のポイント、山ノ神に到着。

ダイトレはこの先もこういったポイントが多数あるので、地図を見なくてもどの辺りかを知れるので有難い。

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ここまでなだらかな登りだったが、階段の連続がやって来た。

紀見峠に向かう下りで階段の連続があった事を覚えていたので、覚悟していた。

でも、登り始めたばかりなので、軽い足取りで長い階段をクリア。

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山道では少しずつ紅葉が進んでいた。視界が開ける場所は少ないので、景色を楽しむ事はあまりできないが、枯葉の絨毯の上を走って、とても気持ち良かった。

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西ノ行者、タンボ山、杉尾峠を過ぎて、行者杉に到着。

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ちょっと休憩して先へ。国道310号線が走る金剛山トンネルの上を通って神福山に登り、千早峠に到着。

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ここの登りの周囲は笹だらけ。

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千早峠を過ぎて登っていると、前方から日本100マイルクラブさん主催のマラニックで何度かご一緒し、先日の夢グレにも初出場されたナトリさんが前からやって来た。

何て奇遇。みんな、身近でこんな良い練習が出来る場所があるので、考えることは同じだと思った。

せっかくお会いしたので、先日の夢グレの奮闘話をお聞きした。

ナトリさんは紀見峠をスタートした後、残念ながら最初の難関である琵琶湖沿いの石山寺への関門時間・2日目の午前5時までに間に合わず、DNFされたとのことだった。

やはり、初出場者にとって、石山寺に2日目の午前5時までに到着するのが目標であることを再認識。

いろいろお話を聞きたかったが、お互い止まっていると汗冷えしてしまうので、10分程、お話してお別れした。

次は高谷山、中葛城山に登った。ここから橋本市五條市の街並みが望めた。

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久留野峠を過ぎれば、金剛山の山頂はもうすぐ。

その前にお馴染みの丸太階段の連続もあり。

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そして、大阪府民の森・ちはや園地に到着。

紀見峠からここまで約2時間半くらいだった。

水越峠から金剛山山頂までの丸太階段地獄に比べたら、紀見峠から金剛山山頂までのコースは大したことが無く、全然辛くなかった。

休憩所の自動販売機で温かい飲み物を買って、冷えた身体を温めた。

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ダイトレのコースとしては、金剛山の最高点には行かないのだが、今回はせっかくなので、ダイトレのコースを外れて金剛山の最高点にある葛木神社まで行ってみる事にした。

鳥居をくぐって、葛木神社へ。

そこからは遠くに奈良県の吉野や大峰山、近くには大和葛城山が見えた。

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金剛山最高点1,125mにある葛木神社に到着。

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ダイトレのコースに戻って、水越峠へ向かった。

延々と続く丸太階段。金剛山が階段地獄といわれる所以だ。下りなら良いが、登りはやっぱりキツイなぁと思いながら駆け下りた。

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金剛山を下りた地点には、「金剛の水」という水場がある。喉は乾いていなかったので、スルー。夏であれば、大変有難い。

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水越峠までの林道からの眺め。

ススキがあって如何にも秋らしい。

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先日の夢グレの試走会のスタート地点である水越峠に到着。

先日はこの大阪府奈良県の県境にある山道から大和葛城山に登るのだが、今回は時間が無いので諦めて水越峠を下った。

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先日の試走の際に利用したバスのバス停でバスの時間を見ると、1日4便で、次の便は14:55発。

とてもそんな時間まで待っていられないので、ランで富田林駅に向かう事が決定。

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水越峠から国道309号線を下って走って行くと、ここは千早赤坂村である事を知った。

千早赤阪村には初めて来た。千早赤阪村に来たのであれば、行ってみたい場所があった。下赤坂の棚田だ。せっかく来たのだから、寄り道しようと、Googleマップで調べて行く事にした。

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千早赤坂村に到着。棚田までなかなか遠い。

コロナ禍ということもあって、村民や自分のような来村者にはこのような告知が。

自分が今しているランニングでの外出なんて「不要不急」の外出の筆頭なので、自分も棚田を見たらすぐに立ち去れねば。

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坂道を登ると、千早赤阪中学校と下赤坂城址があり、その先にようやく棚田を発見。

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コロナ禍もあってだろうし、稲は刈られた後だからだろうが、自分以外にはひと組の老夫婦のみだった。

自分も棚田の道を歩いて、棚田を散策。のどかな風景にとても癒された。

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一度来てみたかった場所に来る事が出来て良かったなぁと思って時計を見ると、やばい、梅田に17時迄に行くのに時間が迫っているのに気付いた。

棚田の最高点から後ろを振り向くと、富田林市の街並みが望めた。

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焦り始めて、慌てて下赤坂の棚田から最寄りの駅を検索すると、目指していた富田林駅河内長野駅などより、滝谷不動駅が近いとのことだったので、富田林市立総合スポーツ公園や滝谷不動尊などを通って、無事、滝谷不動駅に到着。

本来であれば、近くの銭湯などを探して、疲れた身体を癒したかったが、時間的にそんな余裕は無かったので、駅の構内で着替えて汗臭い身体で大都会の梅田に向かう羽目になってしまったが、久し振りのダイトレはとても楽しかった。

時間の関係で水越峠から先には行けなかったが、そのお陰で初めて千早赤坂村に行き、行ってみたかった下赤坂の棚田を拝む事が出来て嬉しかった。

コロナ禍でマラソン大会が全部無くなり、初めての土地で走る刺激は皆無になってしまったので、こうして自分で近場を走って刺激を求めていくしかないなぁ。

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