高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 リーダーたる者

人に教えること、後輩と一緒に作業をすることに大変苦心している。
一人っ子だし、過去にチームプレイのスポーツもやったことがなかったので、これまでずっと1人でやってきていたので、ただ慣れていないだけだろうが。
リーダーになってチームで業務を進める際、まずリーダーは対応を完了させるまでの「時間」と、何を(誰を)使うことができるのかという「リソース」を確認する必要がある。
その2つを把握したら、リーダーは完成形のイメージとそこに至るまでの道筋を思い描く。
その完成形のイメージをチームメンバーに「こんなイメージを持って、こんな道筋で実施していこうと考えているけど、どう?」とブレイクダウンする。
そのイメージに対して、チームメンバーの中で活発な議論を展開させる。
その際、リーダーはチームメンバーそれぞれの意見をよく聞いて、間違った方向へ議論が進んでいないかを確認して、常に議論のベクトルを合わせておく必要がある。
ある程度、意見が出揃ったら、それら意見をまとめた上で、イメージとそこに至るまでの道筋を決定する。
つまり、リーダーはチームメンバーと一緒になって考えていてはいけないのだ。
チームメンバーと一緒に「どうしよう。」と迷っていては、メンバーは先行きが見えなくて不安になる。
リーダーは常にメンバーの前に立って「あっち」、「こっち」と道筋を指し示す必要がある。
そのようにしてある程度行き先が明瞭になったら、チームメンバーに手を動かすような作業や雑務をさせ、リーダーはその作業の成果物の確認と進捗が予定通りに進んでいるかを確認すればいいのだ。
なるほど。
リーダーたる者、チームメンバーと同じことをしていたのではいけないのだ。
リーダーの定義は良く分かった。
如何せん、頭では分かっていてもそれを実行するのは難しい。
とりあえずはリーダーの定義を意識して、後輩達と作業をする際は「こんなんどうかな?」と自分のイメージを伝えることからはじめよう、と思った今日この頃。
不器用な俺だけど、それが最初の一歩だ。