高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 オススメのお好み焼き屋

明日からいよいよお盆休み。
上司も早退したので、午後はもうレジャー感覚。
それでもやることはあるので仕事しながら時間が経つのを待って、実家に帰ると運動できないので、今日も会社帰りにジムに行こうかなぁと思っていると、ヱヴァ好きの後輩2人が「もうそろそろ劇場版:破の上映も終わるので、最後に観に行きませんか?」と誘ってくれた。
2回観てもいいくらい面白い映画だったし、後輩に誘われるのは滅多に無いので、その誘いに乗った。
いつもより早めに3人で会社を出て、タクシーで梅田スカイビルにあるシネリーブル梅田へ。
上映時間まで少々時間があったので、3人で腹ごしらえすることにした。
梅田スカイビルの隣の新梅田シティ地下の滝見小路という昭和のレトロチックな飲食街にある、「きじ」というお好み焼き屋に立ち寄った。


後輩のオススメで、かなり人気のある店だそう。
なんで人気があるのかは、すぐにわかった。
店主の原田芳雄似の男前なおやじさんがとても個性的で、客みんなを気にかけてしゃべりかけてくれるのだ。
どれがいいかなぁ〜と3人で迷っていると、店主のおやじさんが、

3人分のお好み焼き、俺に任せてくれへんか?

と声を掛けてくれた。
びっくりしたものの、言われるがままにお任せしたところ、そのお好み焼きがおいしいことおいしいこと。
更にもう1人前頼もうとして、適当にメニューを言うと、

それは時間がかかるし、さっき注文したのと同じソース味になるから、醤油味の焼きうどんにせぇへんか?

と教えてくれたのでお任せした。
言われたとおり、焼きうどんはあっさりしていて、締めにはとても良かった。
そうして食べていると、おやじさんが、

どや?焼きうどんおいしいか??俺がメニュー変えさせたんやし、感想聞かせてや。

と席にやってきて気に掛けてくれた。
そして、帰るときには、

また来てや〜。今度はサービスするで!

と一見さんの俺らに満面の笑みで見送ってくれた。
店を出ると、既に行列が出来ていた。みんな、あのおやじさんに会いたくて来ているんだなと実感。
人気店の人気たる所以、『サービス』というのはどういうものかを実感して映画へ向かう。
2回目に見た劇場版:破はやっぱり面白かったけど、映画よりもお好み焼き屋の方がインパクトがあった。
この店は梅田から少し歩くので不便な場所にあるんだけど、それでもまたあの名物おじさんに会いに行きたくなる店だ。
また来よう。
お好み焼き・きじ
http://www.takimikoji.jp/shopnews/kiji.html