2兎を追わねば2兎を得ず

「2兎を追う者は1兎をも得ず」ということわざがある。
然り。
しかし、このご時世、1兎だけを追うなんていう、そんな悠長なコトは言ってられない。
それに、2兎を追えないから1兎しか追わないなんていう、最初から諦めてしまうような人生は送りたくない。
2兎を追おうとしなければ、2兎を得ることはないのだ。
むしろ、10兎を追って結果的に1兎を得るくらいの心意気でいないと。
一般的には不謹慎な考え方かもしれないが、自分は自分なので、そんなことは関係ない。
俺はこのスタンスでこれからも生きていく。
たとえ1兎を失ってしまっても、「仕方ない。自分に合わなかっただけだ。いい勉強になった。次に行こう。」と割り切れられる、そんな『余裕』のある男になるのが目標だ。
さて、おもりがなくなって、怖いものも失うものも何もなくなった状態での再スタートだ。
低空飛行を続けていた鳥は、羽を精一杯に広げて、大空に羽ばたくのだ。