高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 それでも、生きていく

本日7月7日からスタートの今クール1番期待の新ドラマ、「それでも、生きていく」。
主役が瑛太で、ヒロインはなんと「満島ひかり」。
これまで陽の目をみなかった彼女がドラマで初ヒロインだ!
この時間にこれまでやっていた「BOSS」が期待外れでイマイチ面白くなかったのだが、最終話の終わりに次回ドラマの予告を観て身体が震えた。
このプロデューサーのヒロインの起用、見事だ。
他のドラマでは上戸彩や新垣理恵、AKB48前田敦子など有名な所を起用する中、この演技で定評のある彼女をヒロインに大抜擢するとはなんて御目が高い。
プロデューサーの石井浩二という方、とても親近感を感じる。
ドラマの内容は、殺人事件の被害者家族と加害者家族の邂逅の日々を描いた、テーマ的に大変おも〜いもの。
観た後、気分がどんよりするのだが、相変わらず、満島ひかりが彼女にしかできないであろう感情的で存在感のある演技をしていている。さすがだ。
久し振りに最終話まで観たくて、毎週木曜日がやってくるのが楽しみなドラマに出会うことができた。
毎週楽しみがあるっていいなぁ。

ところが今のところの視聴率を見ていると、やはりかわいいだけの有名どころが出ているドラマの方視聴率が高い傾向だ。
世間一般は見た目だけで観るドラマを判断するからであろう。
まぁ、内容が暗くて重過ぎるので、一般的ではないので仕方ないか。。。
観ている人は観ているので、視聴率なんて度外視で今の演技スタイルを続けてほしい。
きっとこのドラマが終わった頃には大人気になっていることだろう。


しかし、彼女の役の普段着が地味でダサ過ぎる(オシャレではない自分が言うのもなんだが・・・)。
加害者の妹として控えめに生きていることをイメージさせるための演出なのだろうが、こういう格好も彼女しかできないところだ。
やっぱり彼女は薄幸な女性の役が多いが、それが彼女の個性であり、他女優と差別化しているところなのだ。

それでも、生きていく
http://www.fujitv.co.jp/ikiteyuku/index.html