misiaの歌声に感動

2011年10月11日月曜日、中之島でGARB WEEKSに行った後、その足で大阪国際会議場まで歩いて、misiaのライブにやって来た。
misiaは歌唱力が凄いのが印象的で、歌も好きだったのだが、最近はメディアでfeatureされなくなったこともあり、しばらく離れていた。
しかし、misiaの東日本大震災の復興応援メッセージソングの「明日へ」をテレビで聴いて感動したので、misiaに限らずライブにはまったく行ったことが無い自分が一念発起し、その勢いでローソンチケットで応募していたら当選したのだ。
通常、ライブには新作アルバムを聴いて予習していかないとついていけないと言われるので不安だったのだが、とにかく歌がうまいので、聴いたことがない曲があっても十分に楽しめた。
powerful、soulful、danceable、groovyに新曲や過去の名曲を歌い上げて、オールスタンディングのファンを盛り上げるかと思いきや、しっとりとバラードも歌い上げてファンの興奮をchilloutするライブの構成はさすがだった。

そして、何よりも凄いのはmisiaの歌声。
ファルセット（裏声）を多用する歌手（3〜4オクターブ）は多数いるが、人が出せる声で最高音と言われているホイッスルボイス（もう人の声にあらず、ほぼアラームみたいな声）を使用する歌手（5オクターブを超える）は日本では彼女だけではないだろうか（世界ではマライア・キャリーが有名）。
ライブの途中で、「大阪のみんな I Love You♪」とmisiaがshoutすると、それに会場が呼応する。
「1階のみんな I Love You♪」、「2階のみんな I Love You♪」とどんどんオクターブを上げてshoutし続け、最後はホイッスルボイスでの「 I Love You♪」 で会場からは驚嘆と賞賛の歓声が上がって大盛り上がり。 　
ファンにとっては恒例なのだろうが、初めて聴いたその歌声に感銘を覚えて開いた口が塞がらなかった。
よくあんな高音を多用して声が枯れずにライブをこなせるなぁとマジで感心しきり。

MISIAの森 Forest Covers

12月に発売されるという初のカヴァーアルバム「misiaの森」の中から歌ってくれたのは、マイケル・ジャクソンの名曲「Heal the world」。
「カヴァーしたって本家には敵わない」というのが通例だが、misiaに限っては違った。
彼女なりのアレンジも加えてカヴァー曲に仕上がっていて、十分にマイケルに匹敵していると思った。
この名曲を大阪のこんなところで披露してしまうのは勿体無いだろうとも思ったくらいだ。
このアルバム、「買い」だな。
そして、ラストの曲は、聴きたかった「明日へ」。
念願だった曲を生で聴くことができて、本当に感動した。
ファン達も俺と同じ気持ちだったようで、バラードなのにみんな立ったまま集中して聴いていて、misiaの被災地に向けてのメッセージとその歌声に感動して泣いているファンもいた。


今日は「Heal the world」と「明日へ」を聴けただけで、とても幸せだった。
今後、この興奮を思い出すためにも記念にグッズを購入。
やばい。どうやらハマッてしまったようだ。