高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 トカラ列島島めぐりマラソン:トカラ列島へ向けて出発!

10月26日金曜日、会社を14時30分に早退して帰宅して伊丹空港へ向かって、16時55分発の鹿児島空港行きの便へ乗る。
この日は仕事で13時からクライアントとの会議があったのでドタバタだったが、なんとか間に合った。
何て言ったって今日は、かねてから楽しみにしていたトカラ列島島めぐりマラソンに参加するために、鹿児島港からトカラ列島行きのフェリーに乗らなければならない日なので、間に合わないワケにはいかない。
トカラ列島島めぐりマラソンとは、鹿児島県十島村が主催するマラソン大会であり、定期船「フェリーとしま」を借り切ってトカラ列島の有人7島(口之島、中之島諏訪之瀬島、平島、悪石島、小宝島、宝島)を順に走破していく大会だ。
さて、鹿児島空港に到着して空港バスで鹿児島市の繁華街である天文館にやって来た。
久し振りの鹿児島なので、こむらさきのラーメンやいちにいさんの黒豚しゃぶしゃぶや食べたいものがたくさんあったのだが、一緒に参加する同期がオススメのラーメン屋、豚とろで夕食にすることにした。
店の名前のとおり、口の中でとろけるほどの黒豚のチャーシューが入っていて、無茶苦茶美味しかった。
明日走るので、本来であればこってりのラーメンを食べるのを最初は憚るべきなのだが、そんなことを忘れてしまうくらい美味しかった。
鹿児島に来たら必ず行きたい店がまた増えて嬉しい。

腹ごしらえをした後、23時50分の出航に向けて早々に鹿児島港へ歩いて向かうことにした。
鹿児島港に到着すると、3日間(船中2泊)お世話になる「フェリーとしま」が停泊していた。
結構立派なフェリーだ。これくらいの大きさならあんまり揺れないかも、と思ったが、船酔いしやすいので、ちゃんと酔い止め薬を飲んでおく。


ランナー達が寝起きする2等客室はこんなカンジ。
覚悟はしていたものの、寝るスペースだけ確保されている。
でも、こういうのは慣れているし、どこででも眠ることができる質なので、全然大丈夫。

出航までまだ時間があるので、船内を散策してみる。
通常のフェリーとしまの航行路。今回は通常の奄美大島までは行かず、宝島まで行って引き返すという特別航路。楽しみだ。

甲板に行って、鹿児島港を眺める。鹿児島市やドルフィンポートが臨めた。



21時30分から参加ランナーがフェリーの前に集まって開会式。
手作り感満載でアットホームなカンジで、これまで参加した大会の中では無い良い雰囲気。
通常のマラソン大会であれば少ないが、フェリーに乗ることを考えると多過ぎるくらい。
十島村のスタッフの方々も大変だろうな。とても有り難い。



そして、23時50分、トカラ列島に向けていよいよ出航!
船の中では一緒に参加した同期や同僚とは別の場所でひとりきりだし、本とかを読もうと思っても船酔いが怖いので、明日の早朝からのスタートに向けて早々に寝てしまうことにした。
心地良い揺れの中で就寝。狭いスペースだったけど、快適に眠ることができた。どこでも眠ることができる質で良かった。
明日が楽しみだ!