高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 トカラ列島島めぐりマラソン:ゴールは宝島!(7島目)

10月27日17時過ぎ、7島目、最後の島に到着。
その名は「宝島」(人口113人、周囲13.77km)!
昔、イギリスの海賊であるキャプテン・キッドがこの島に財宝を隠したという言い伝えがあるそうだ。ロマンがあるねー。
ゴールが宝島とは十島村の事務局の方々もニクい演出だ。ワンピースみたい。
宝島に到着すると、印象的な壁画が我々を迎えてくれる。
何だろう、この絵は。よくわからないけど、芸術っぽい。

そして、いよいよ最後のランニングのスタート!
ここまで6島を走破してきたが、島の間は船酔い防止と疲れ回復の為にも船内で寝て過ごしていたので、体調は万全。筋肉痛も疲れも全く無し!そして、船酔いも無し。


コースの最初に、日本が鎖国時代にイギリス人がやって来て牛を強奪しようとした為、イギリス人を射殺したというイギリス坂を登る。

島民の方々の応援。ゴールに向けて、最後のひと踏ん張りだ。

この後の交流会で、この大会で一番インパクトがあったことを賞したパフォーマンス賞を獲得されたスパイダーマンさんに抜かれた。この方も常連だそうだ。ほぼゴールまで併走。


夕方の大籠海水浴場。泳ぎたいけど・・・今回はそんな時間は無さそうだ。

海岸線の一直線の道を走り続けて、今回も無事にゴール!
(走っている途中でランニング用のデジカメの充電が切れてしまって、感動の瞬間を撮影できず・・・無念)
これで全島走破だ!!五体満足で7島走りきれてよかった。感動!嬉しい!!

同じように7島全部を走りきったランナーの方々を見守っていると、82歳の最年長ランナーも無事ゴール!
凄い!足腰もしっかりされていて、本当に元気な方だ。自分もこうゆう歳を重ねたいものだ。

最後の宝島は平凡な島で、ぶっちゃけ、これといって「」と呼べるものは何もなかったのだが、7島を走破してここまで来ることができた感動、充実感、達成感、笑顔、そしてこれまでの島民の方々の応援、それこそが自分にとっての唯一無二の「」だと思った。
自分以外のランナーの方々もそれぞれの「」を見つけて、充実感に溢れた素晴らしい笑顔をされていた。
さて、1日かけて7島も走ってきたけど、楽しくてあっという間だった。
汗で臭くなった身体を宝島にある温泉で癒してこよう。
その後は交流会、今夜は宝島の港で船中泊し、明日の朝、1日かけて鹿児島港まで戻る。
この後も、滅多にない「非日常」を味わえて本当にワクワクする。