高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 トカラ列島島めぐりマラソン:各島での見送りに感動!2

フェリーとしまの船中で各ランナーのタイムと順位が発表されていた。
自分は100人くらいいるランナーの中で42位らしい。
まぁ、順位やタイムなんてどうでもいいや。
7島を完走できたこと、この旅でこの感動を味わえていることが一番重要だ。


また、ゼッケンごとに船内の見学会を開催してくれた。
フェリーの操舵室の中を初めて見た。観光気分が味わえて有り難い演出だ。
船長の方が直に説明してくれた。




操舵室からの眺め。次の諏訪之瀬島が見える。

海図も初めて見た。

そして、諏訪之瀬島に到着。

ここでは、島の小中学生が応援歌みたいなのを披露してくれて、我々の今後の活躍を祈って声援してくれた。



続いて、平島に到着。

島民の方々が太鼓で我々を見送ってくれた。
「ありがとう お元気で See you again」。




続いての中之島では、昼食をかねて2時間程度、島での滞在時間があった。

昼食、おいしかったー。


昼食後、時間があったので、山の上にある十島村のスタッフの方の車で歴史民俗資料館に連れて行って頂けた。


フェリーとしまの模型。

これが悪石島の伝統行事に出てくる仮面の神、ボゼ。見れて良かった。

そして、資料館の前には天然記念物、トカラウマが飼育されていた!
せっかくトカラ列島に来たのだから見ることができて良かった。



港に戻ると、島民の方が連れてきてくれたトカラヤギの赤ちゃんもいた。
一心不乱に凄い勢いでミルクを飲んでいる。かわいいヤツだ。


中之島を出航する際には、島の子供達による太鼓の演奏で見送ってくれた。ありがとう!


港の端まで走って来て、その勢いで海に飛び込んでまで見送ってくれる方もいた。
まさかそこまでしてくれるとは・・・こちらもそれに応えるために精一杯手を降る。

そして、トカラ列島で最後に立ち寄る島、口之島に到着。

ここでは、この大会の閉会式をするために一時船を下りた。
せっかくだし、鹿児島港に到着するのは夜になってしまうので、完走者6人で記念撮影。

島を離れる際は、島民の方々による沖縄のエイサーのような演舞を披露してくれて見送ってくれた。
これがトカラ列島での最後の見送りだ。
7島それぞれで見送り方が異なっていて、凄い楽しませてくれた。そして、それぞれで感動した。



そして、21時30分頃、鹿児島港に到着。
これでトカラ列島の旅が終わってしまった。
お世話になったフェリーとしまともお別れだ。名残惜しい・・・

今回ご一緒させて頂いた6人とも、4人は鹿児島在住の方々なので、自分と同期は鹿児島市内に宿泊するためにここでお別れ。
またの再会を誓い合ってさよならした。
別れはさみしいけど、鹿児島に友達ができて嬉しかった。
同じ趣味があるので、いずれどこかの大会で会うことだろう。
そして、このトカラ列島島めぐりマラソン
これまでに参加した大会の中でも珍しいスタイルの大会で、この3日間、刺激的で非日常を存分に堪能することができて、本当に楽しかった。
通常の大会は7島を走破できたことの充実感だけで終わってしまうのだが、この大会は島ごとで島民のホスピタリティを感じることができて、感動を得られることができた。
本当に良い大会だ。
リピーターが多い大会であることが頷けた。
大々的にこの大会をアピールせず、ホームページも作られていない知る人ぞ知る大会であるのがよーく分かった。
また、この大会に来てみたいなぁ。
地上に降りても船の中で過ごしたことで浮遊感が残ったまま、鹿児島で宿泊し、翌日に帰阪した。
あぁ、楽しかった3日間を思うと、現実生活に戻りたくない。。。