高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 青島太平洋マラソン:宮崎へ

12月7日土曜日、明日の青島太平洋マラソン(通称、アオタイ)参加のために宮崎県へ移動。
宮崎県と言えば、昔、仕事で九州地区を担当していた時に、2週間に1回くらい出張で行っていた大変馴染み深かったところだ。
当時出張で行っていた4県(福岡県、熊本県大分県、宮崎県)の中でも、宮崎県が一番料理が美味しくて、宮崎県民の人柄もおっとりしていて好きだったので、久し振りの宮崎県を楽しみにしながら、伊丹空港から宮崎空港へ移動。
宮崎空港にはヤシの木があって、南国気分。相変わらずだ。

前日受付の開始時間にはまだ早かったので、まずは、宮崎空港駅から日南線に乗って、青島へ。
宮崎を代表する観光地の最寄駅なのに、小さくて無人駅とは意外。


そして、青島駅から少し歩いて、青島に到着!
日南線は本数も少ないので、出張の時に来ることは出来なかったのだが、ようやく来ることが出来た!!
雄大な太平洋を見つめながら、青島へとぼとぼ歩いて向かう。
それにしても、雲ひとつ無い良い天気だ。
明日も同じように快晴だそうなので、楽しみだ。



あの白いドームがある辺りが、明日の青島太平洋マラソンのスタート&ゴール地点だ。

そして、青島名物、鬼の洗濯板と呼ばれる海で洗われたことで出来た奇岩群が見えてきた。




波に長年曝されると、岩もこんな形になってしまうのか。
自然の産物を目の前に見て、自然の力の凄さを思い知らされる。


そして、青島の中央にある青島神社へ。


宮崎は、巨人軍のキャンプ地としても有名なので、ここ青島神社にも毎年優勝祈願に来ているようだ。

せっかく青島神社を詣ったので、先日、凶を引いてしまったリベンジとして、「男みくじ」というおみくじを引いてみる。
結果は、見事、大吉!
「全力疾走で大きく成長」だそうだ。何だか明日のマラソンの快走を占ってくれているようだ。


そして、せっかくなので、記念にもちろんこちらのお守りも購入。

ひと通り、青島を堪能した帰り道、宮崎の名物のひとつ、肉巻きおにぎりを購入。
朝から何も食べていなかったので、美味しかった。


お婆ちゃんが路上で売っていた100円のパイナップルも購入。宮崎らしいなぁ。

宮崎名物の日向夏を発見!
明日、ここ青島のエイドステーションで日向夏ゼリーが出るらしい。楽しみだ。

そして、青島駅から少し宮崎駅側に戻って、前日受付会場である総合運動公園駅へ向かう。
ここまで来るのに、県外ランナーは本数が少ない日南線で来なくてはいけないので、かなり不便なのがたまにキズ。
これが長嶋茂雄命名したことで有名なサンマリンスタジアムだ。
この前が前日受付会場だ。

前日受付を終えて、宿泊ホテルがある宮崎駅へ移動。
宮崎駅前の街並みは、とても馴染み深くて懐かしかった。
バリバリ出張でいろんな所に行っていたあの頃を思い出す。
出張で来ていた頃の定宿のひとつで荷物を下ろして一服した後、宮崎市のメインストリートである橘通りの散策に出掛ける。
まずは、宮崎に来たら絶対行きたかった、会社の前任の先輩から教えて頂いた知る人ぞ知るチキン南蛮の発祥の店、おぐへ。
ここは、山形屋というこちらで有名な百貨店の隣りの狭い路地にある洋食店で、この店を知っていないとまず来ることはできない場所にある。


自分はちょうどディナーの開店時間である17時直後に来ることができたので、すぐに席に座れたのだが、その後、続々と客が訪れ、すぐに席はいっぱいになってしまった。
今日は特に県外者が多いだろうから当然だろう。
そして、待ちに待ったチキン南蛮がコレ!
チキン南蛮なんて大阪でいつでも食べられるのだが、このソースはここでしか食べられない。
いつものタルタルソースでは味わえない絶妙な味がとても美味しい。
かなりこってりしていて、濃い味付け且つボリュームもあるので、もう十分と思っても、しばらくすると、また食べたくなる。天下一品のこってりラーメンのような病みつきになる味だ。

腹ごしらえをした後は、お土産を買いに宮崎名物のチーズ饅頭で有名な日高屋へ。
自分が出張で来ていた頃も流行っていたが、相変わらずのようだ。



ここは商品を購入すると、毎回、大量の割引券をくれる。
以前出張で来ていた頃にもらった割引券がまだ保管してあったので、今回持ってきたワケだが、また今回大量の割引券をもらってしまった。
当分、宮崎県には来ることはできないのだが、次回来る時のためにまた保管しておくか。

そして、もう一軒行きたかったのが、こちらも宮崎名物の釜揚げうどんの店、おだまき
ここも知る人ぞ知る店で、先輩に教えてもらわなければまず分からない店だ。
しかも、橘通りの繁華街のいかがわしい店がある辺りの分かりにくい場所にあるので、まず知らないと来ることはできない。

店に入ると、メニューはなく、釜揚げうどんといなり寿司だけ。
釜揚げうどんは650円ととても手頃。みんな飲んだ後の締めとして、釜揚げうどんを食べるそうだ。
自分は、初めてここで釜揚げうどんを食べた時、こうやってダシにつけて食べるうどんがあることを知らず、衝撃を受けたのを思い出す。
細麺なので、チキン南蛮でお腹がいっぱいでも、ツルッと入ってしまうくらいの美味しさ。

さて、前日に懐かしの宮崎を堪能することが出来て、大満足。
明日は、今年最後のフルマラソンを、今回も無事完走する!