高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 長野マラソン:北陸新幹線で長野市へ

4月18日土曜日朝、長野マラソンの舞台となる長野市に向かうために、朝5時半に起きて大阪駅へ。
大阪駅7時10分発のサンダーバードで2時間半かけて、まずは金沢駅へ向かう。


何故、大阪から長野市に向かうのに、「名古屋まで新幹線、名古屋から長野市まで特急・ワイドビューしなの」という最短経路ではなく、わざわざ遠回りして金沢経由で行くのか。
それは、2015年3月14日に開業した北陸新幹線に乗るためだ。

金沢駅から新しく増設されたばかりの新しい北陸新幹線の乗り場へ行くと、そこには乗るのを憧れていた、北陸新幹線の最新のW7系の車両が停車していた。


青色と茶色のデザインが特徴的でカッコイイ。
たくさんの家族連れや鉄ちゃん達に混じって、先頭に行って、その後は一番後ろまで行って、写真を撮りまくる。


最後尾の12号車には飛行機でいうファーストクラスであるグランクラス、11号車にはグリーン席がある。
東海道新幹線と異なり、グリーン席の車両は出口が1番近い中間部にあるワケではないのか、と驚く。
指定席がないのに、通過するためだけにグランクラスやグリーン席を通らないようにアナウンスしている事から判断すると、東海道新幹線のように中間部に配置してしまったら、通らざるを得なくなるからだと思われる。
関係ない乗客と席を区別する事で、利用客によりVIP感を与える配慮だと思われる。
なので、グランクラスの高級感、グリーンシートの青を貴重にしたデザインを見てみたかったが、見られず。
いつかグランクラスに乗ってみたいものだ。


この日のために、発売開始直後に購入しておいた「かがやき508号」の10時12分発に乗車。
一般席は赤を貴重にしたデザインだ。
席としては真新しさは無いが、頭の枕を座高の高さに応じて上下に移動させる事が出来て、寝るときにとても快適な座席になっていた。


金沢から東京までの速達便の「かがやき」(東海道新幹線で言えば「のぞみ」)なので、新高岡駅を通過して、あっという間に富山駅に到着。
富山と言えば、11月1日に初開催となる「富山マラソン」。
長野マラソンの翌日の4月20日よりエントリーが開始され、もちろんエントリーする予定なので、11月にはまた北陸新幹線に乗ってこの駅に降り立つ予定だ。今度は、金沢と富山間を結ぶ「つるぎ」に乗って。

そして、富山駅から長野駅までの間の車窓がとにかく素晴らしかった。
この風景を眺める事を狙って、進行方向の右側、つまり陸側(日本海側ではない方)の席を予約しておいたのだが、大正解だった。
圧巻だったのは、立山連峰雄大さ。特にこの時期は山頂に雪があって美しい。
富山平野とその後ろに聳える立山連峰との高低差のギャップが今までに見たことがない風景を生み出していた。
いつもなら移動中には読書に耽るのだが、今日は読書そっちのけで、車窓からの風景にずっと見とれてしまっていた。
東海道新幹線から眺める富士山も良いが、北陸新幹線から眺める立山連峰も素晴らしい。
東海道新幹線の座席の予約が陸側の窓側席から埋まっていくのと同様に、北陸新幹線も陸側の窓側席から予約が埋まっていくのであろうと予想できる。



富山駅から、黒部宇奈月温泉駅糸魚川駅上越妙高駅飯山駅を通過して、1時間程度で長野駅に到着。

北陸新幹線ともここでお別れだ。
名残惜しいので、東京に向けて出発してしまうまでにホームに残って見送る事にした。



あーぁ、行っちゃった。もっと乗っていたかったな。
開業して1ヶ月程しか経っていないのにも関わらず、大阪にいるとまず乗る機会が無い北陸新幹線に早速乗車する事が出来て、とても嬉しかった。
長野マラソンに感謝!こんな絶好の機会を与えてくれてありがとう!!マラソンを趣味にしていて良かったと再認識。
11月にもまた北陸新幹線に乗って、あの車窓から見た立山連峰の風景をまた拝みたいものだ。
無事、長野駅に到着。

この土日は、明日の長野マラソンで1万人のランナーが集まる上に、7年に1度の善光寺御開帳による参拝客が大挙してやって来ている事もあって、長野駅は大いに盛り上がっていた。
長野マラソンの垂れ幕。
ようこそ。春の長野へ。
我々のようなランナーを大歓迎してくれており、ランナーを煽るなぁ。テンションが上がってきた。


そして、こっちは善光寺の参拝客を大歓迎。
この土日は、長野市にとって大忙しでかき入れ時だ。


さて、長野マラソンの前日受付をして、その後は自分も善光寺を参拝だ!