高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン・自己ベスト更新!
5月20日日曜日、いよいよ高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン当日。
朝早くに一緒に参加する高校時代の友人と合流して、スタート会場の岐阜メモリアルセンターへ向かう。
スタート会場の競技場内は既にランナーですごい人だ。
スタート直前、大型ビジョンに主催者の高橋尚子が挨拶と共に、招待選手の紹介。
なんと今回はたくさんのケニア勢に加えて、昨年から引き続き川内優輝の他、急遽、ロンドンオリンピック代表の藤原新が岐阜の地に来てくれた!!
開催直前に決まったこのニュースに、大阪で凄いテンションが上がった。
凄いなぁ、高橋尚子の求心力。
いよいよスタート。スタート地点では高橋尚子や岐阜の各市町村のマスコットキャラクター達がランナーを見送ってくれた。
今回、高橋尚子は一番後方からスタートしてくれる粋な計らい。
市民ランナーとの触れ合いを大切にする心意気は同郷人として誇らしい。
金華橋を渡る前の早田の交差点辺り。
これだけたくさんのランナー達が年に1回、天下の公道を埋め尽くす光景は圧巻だ。
金華橋の上から臨む金華山。いつ見ても美しい。
金華橋を渡り終えると、コースの中央部へ移動して、カメラをスタンバイ。
何故なら、ここら辺はトップランナーとすれ違うことができる場所だからだ。
予想通り、ケニア勢がトップでありえない速さで通過していく。
無駄の無い均整のとれた体躯、小さい顔、カモシカのような足、同じ人間とは思えない。
その後に、我らが日本勢。
藤原新に川内優輝が駆け抜けていった。頑張れ!ケニア勢に一糸報いてくれ!
う〜ん、昨年の教訓からデジカメを構えて準備していたのに、うまく写真が撮れなかった。。。
でも、トップランナーと同じコースを走れて、同じ風を感じることができて、とても嬉しかった。
そして、金華橋通りを南下して岐阜駅で折り返し。
岐阜駅の前には、最近、金色の織田信長像が出来たのだが、こちらから見ると後ろを向いているのが残念。
柳ヶ瀬にある岐阜で一番有名な百貨店である高島屋の前もこのとおり。
制服を着た女子応援団達も応援してくれている。
岐阜の繁華街を走り終えた後は、長良川沿いの堤防を走る。
そして、川原町という古風な家が立ち並ぶ狭い道を走る。
岐阜にはあんまりない女子校、鶯谷高校の生徒達が吹奏楽で応援。
一番馴染み深い橋である長良橋の下ではたくさんの地元民が応援してくれていた。
堤防沿いを走り続け、鵜飼大橋の下で10km地点。
野球少年達とハイタッチして、「あと半分!」と自分を鼓舞する。
走っているとき、堤防沿いに咲いていたパンジーの黄色がとても綺麗だった。
この黄色に合わせて今回のTシャツの色を高橋尚子は選択したのかなぁ、と詮索しながらひたすら走る。
千鳥橋までやって来た。ここを渡れば、後は岐阜メモリアルセンターに戻るだけだ。
この堤防沿いの道は狭くて運転しづらいのだが、どうやら拡張工事をしているみたい。賛成。
岐阜グランドホテルの前辺りまでやって来ると、沿道の方々がたくさん応援してくれていた。
ハイタッチの嵐がとても嬉しかった。
こういう沿道の方々との触れ合いもマラソンの楽しみのひとつだ。
長良橋近くの旅館が立ち並ぶ道を走る。ここは鵜飼船が出る場所で、最近、子供の頃とは見紛うくらい綺麗になった。
長良橋を越えた辺りには高橋尚子ロードという、昔、高橋尚子も走っていたマラソンコースもある。
沿道には地元の有名な高校の生徒達が応援に来てくれていて、ここに岐山高校の生徒達がいた。
女子高生達とハイタッチ。若返ったような気がする。こういう時くらいいいよね。
残り2km。ここからゴールまでラストスパート!
ゴール直前では我が母校の岐阜北高校の生徒達も応援してくれていた。応援にガッツポーズで応える。
岐阜メモリアルセンターの中にある競技場まで戻ってきた。ゴールまで目前!
ゴール直前では高橋尚子がハイタッチで出迎えてくれた(が、写真を撮り忘れる・・・)。
ラストスパートでダッシュでゴールまで戻ってくると、目の前に2時間のペースメーカーのランナーがいた。
ということは、グロスタイム(スタートの号砲からゴールまでのタイム)は2時間ということだ。まぁよしとしよう。
ゴールのご褒美にVAAMとバナナをもらう。
トップランナー達の成績を電光掲示板で確認する。
上記はほぼケニア勢が独占し、日本人最高位は藤原新。さすがだ。
川内優輝はダメだったみたいだ。残念・・・。
完走賞を発行してもらうと、ネットタイム(スタートゲートを越えてからゴールまでのタイム)は、1時間56分18秒!
3月の名古屋シティマラソンのタイムが1時間56分20秒だったので、2秒だけ自己ベスト更新だ!!
高校時代の友人も無事完走。
前回は負けてしまったのだが、今回は雪辱を果たした。別に競っているワケじゃないけど。
完走者達。
走りきった充実感と達成感で良い笑顔してます。
走り終えた後は友人と温泉に行って、実家で束の間でゆっくりした後、夜には帰阪。
慌ただしい週末だったけど、自己ベストを更新できたし、充実感に溢れて来週を迎えられそうだ。
2週間後の大きな挑戦に向けて、また自分に自信がついた。