高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 come back(復活)とgetting closer(あとちょっと)

2012年7月8日のウィンブルドンテニス2012の男子決勝戦
大好きなロジャー・フェデラーが、ここのところ苦渋を舐めさせられていた世界ランキング1位のノバク・ジョコヴィッチを準決勝で破って決勝進出!
王者返り咲きを目指す。
久しくグランドスラム(全豪、全仏、全英、全米)優勝していないので、準決勝でノバクに勝った時にはしびれた。

そして、相手は地元・イギリスのアンディ・マレー
イギリスはテニス発祥の地でありながら、グランドスラムでのイギリス人優勝者が長年不在の状況(「ウィンブルドン現象」と言われる所以)で、かのフレッド・ペリー以来の76年振りの優勝を目指す。


ウィンブルドンセンターコートに入ることができなかったイギリスのファン達は、センターコート前にある岡、ヘンマンズ・ヒル(マレーの前にいたティム・ヘンマンにちなんで)改めマレーズマウンテンは芝生が見えないくらいに集まって凄いことになっていた。凄い盛り上がり!

日曜日の夜、明日は月曜日なのに、午前2時くらいまで白熱した試合を見守った結果、フェデラーがセットカウント3-1で勝利!
やはり「芝の王者」は健在だった。
ロジャー・フェデラーは、あのピート・サンプラスに並ぶウィンブルドン7勝目で、世界ランキングも1位に返り咲いた。
まだまだ世代交代は許さない。ベテランの復活劇に感動した。

アンディ・マレーの最後のスピーチは本当に感動した。

Getting closer・・・(あとちょっとだったのに・・・)

と言って男泣き。
まだまだノバク、ラファ、フェデラーの3強の壁は高く、イギリス人の優勝は今後に持ち越しのようだ。
ロンドンオリンピック開催、エリザベス女王の即位60周年とイギリスにとってめでたい年なのに、それに花を添えることはできなかった。残念。


試合が終わった後は、両者ノーサイド。こういう光景をみるといつもスポーツって素晴らしいと思う。

イギリスのキャサリン妃もご観戦。

EURO2012が終わって1週間で興奮冷めあらぬ中、ウィンブルドンのおかげで、はたまた楽しい週末を過ごさせてくれた。

フェデラーセンターコートの2階からファンサービス。素晴らしい光景だ。

さて、次は同じウィンブルドンで開催されるオリンピックだ。
日本期待の錦織圭は、今回ベスト16を手前に敗れてしまったので、オリンピックでの活躍に期待!