高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 石切神社へ御礼詣り

8月31日日曜日、今日は北海道マラソンの日だ。
BSフジでの中継番組が放送されるのを観て思い出しだ。
北海道マラソンは、マラソンのオフシーズンである真夏に開催される国内唯一のフルマラソンとして有名だ。
北海道だからといって暑くないワケではない8月末に開催され、しかも制限時間が「5時間以内」と走力が無い市民ランナーにとってはとても厳しい大会なのだが、よく考えればオリンピックは夏に開催されるので、トップランナーにとっては仮想オリンピックとして良い練習の場となると思われる。
自分も2年前の2012年に参加して、ヒドイ目にあったのを思い出した。
この日だけ、札幌の有名なテレビ塔の電光掲示板がスタートのカウントダウンをするのが印象的であったが、案の定、暑さにやられてしまって、中盤から吐き気がすごくて、後半歩いてばかりで、初めてフルマラソンでの時間切れリタイアを意識した。
しかしながら、35km過ぎのコース沿いの草むらで、初めて指を口の中に突っ込んで強制的に吐いた事で胃がスッキリして復活し、歩いていたことで有り余っていた力を使って後尾車が後ろに迫る地点からダッシュで残り7kmを走り、ギリギリで最終関門をくぐり抜け、「5時間1分」という本当であれば失格であるタイムでゴールした。
大変苦い経験だったので、いつかリベンジがしたいものだ。
今日は、そんな北海道マラソン参加ランナーと同じ時間に走るために、2年前にもらったタオルを首に巻いて、早朝ランニングに出掛けよう。

いつも中央大通を西へ走って大阪港を目指すのだが、今日は中央大通を東へ走って生駒山を目指す。
堺筋本町から中央大通沿いを走って、大阪市東成区から東大阪市に入り、東大阪市役所を過ぎると、眼前に生駒山が迫ってきた。

生駒山の麓にある新石切駅を越えると、中央大通の東の終わりの地点にある東石切公園に到着。ここが往路13kmの折り返し地点。


この東石切公園の園内を登ったところにある休憩所から眺める東大阪市の景色には、いつも癒される。

その後は、この公園の近くにある有名な石切神社に立ち寄る。
今年の目標であった「サロマ湖100kmウルトラマラソン完走」に挑戦する前に、無事達成を願っていたので、今回はその御礼詣りが目的。
しっかりと「おかげさまで無事完走できました。ありがとうございました。」と詣っておいた。
今日も自分以外に参拝客が多数おり、みなさん、有名なお百度参りで百度石の周りをぐるぐる回っておられた。

今日の目的を果たした後は、復路の13kmを引き返す。
この時期、街中の道沿いでは色とりどりの花々が咲いていた。
お馴染みのヒマワリ。日本各地にヒマワリ畑というのがあるので、一度行ってみたいものだ。

オレンジ色のがキバナコスモス、ピンク色の花がただのコスモス(恐らく)。


これはコロマンソウというそうだ。紫色の花に白色が縁どられていてきれいだ。

自分が好きな花のひとつである、フヨウ
大きな花を咲かせるが、これよりももっと大きい花を咲かせるアメリカフヨウをランニング中に見た事があった。まさにアメリカサイズの大きさで、とても印象的だった。

この時期、こうして少し街中を走るだけで、黄、ピンク、オレンジ、紫、白、赤など色とりどりの花が街中を彩っていて、目の保養になって見ていて楽しい。
走り始めて、花を愛でる人達の気持ちがわかるようになった。
こんな感性が自分にあったとは凄い意外だ。
でも、些細な事に感動を覚える感受性があるということは、人生に楽しみを与える事でもあるので、とても嬉しいことだ。