高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 初めてのロードバイクを体験

7月30日土曜日、お世話になっている知り合いに会社の慰安旅行に来てみないかとお誘い頂いた。
琵琶湖沿いの湖西線おごと温泉駅で初めての下車。

駅前から送迎バスに迎えに来て頂いて、琵琶湖沿いの琵琶湖観光ホテルで美味しい料理を食べて、雄琴温泉の大浴場にて日頃の疲れを癒した。

翌朝、他の社員の方々はご家族と共に琵琶湖沿いのキャンプ場でアクティビティを子ども達とされるというので、自分は知り合いと社長の3人でロードバイクにて琵琶湖沿いのサイクリングをする事になった。
もっぱら自分の足で走る事が大好きな自分にとって、ロードバイクにちゃんと乗るのは初めて。
サドルのクッションが硬いので、クッション付きのハーフタイツだけ準備して、ウェアはマラソンで使用するものを着た。
最初はその乗り心地やギアの変え方などに慣れずに苦労したが、徐々に慣れてくると、このスピード感がたまらなく爽快だった。マラソンではこのスピード感は味わえない。
それに、時は7月末でかなり暑い日だったので、ランニングをしていたら地獄だったが、ロードバイクで快調に飛ばしていると涼しくて、真夏なのにとても気持ち良かった。ランニングであれば、真夏は早朝か夜くらいにしかとてもじゃないが走れないのだが、ロードバイクであれば真夏の日中でも活動できそうだ。
こういうエンデュランス(耐久)系のスポーツはマラソンに通ずるところがあるので、「やってみたら絶対にハマるだろうなぁ・・・」と心配していたら、案の定、大ハマり。
これは面白い。ランニングと共に、ロードバイク人気が高い理由がよ〜く分かった。

この日は、雄琴の琵琶湖観光ホテルをスタートして琵琶湖大橋を渡り、琵琶湖沿いの湖岸道路、通称「さざなみ街道」を北上。
琵琶湖を眺めながら、黙々とロードバイクを走らせるストイックな感覚、最高に気持ち良かった。
守山市野洲市近江八幡市彦根市長浜市とどんどん琵琶湖沿いを走り、かつてSL北びわこ号を見るためにやって来た木之本駅近くの億琵琶湖、賤ケ岳の麓にある「想古亭・源内」がこの日の目的地。
ここは天然鰻を食べられる事で有名な店だそうだ。
ロードバイクを走らせてきた後の鰻は最高に美味しかった。

鰻丼もうまいが、肝吸いも最高に美味しかった。

帰りは彦根まで戻って、彦根城近くのレンタサイクル店でロードバイクを返して、束の間のロードバイク体験乗車が終了。
琵琶湖を半周して約110km。

ロードバイクに乗っている事はマラソンで走るのに比べたら大した事は無くて体力的には問題無かったものの、炎天下で長時間過ごしたことでどっと疲れてしまった。
ロードバイクにもハマりそうだったが、帰りに彦根市に向かっている何にもない湖岸道路で、知り合いのロードバイクが道端の小石を拾ってしまったのか、急にパンク。
自動車で我々のサポートをして頂いていた方がいたため、パンクをすぐに修理できて事なきを得たものの、自分の身にパンクが起こっていたら、もしも1人で走っていたら、と思うとぞっとした。
パンクは防ぎようがない予期しない出来事だし、自分の身体はまだまだ元気なのにパンクのせいで動けなくなった時ののもどかしさ。
やっぱり、何かに頼ることなく、自分で鍛え上げてきた身体ひとつで勝負するマラソンの方が良い。
それにロードバイクは高価でお金がかかるし、メンテナンスが大変そうでそれを継続して行う事ができる自信が無いし、盗まれないように自宅で保管しようと思ったら大変だ。
ロードバイク輪行で持ち運びはできるものの、いろんな場所への遠征もし難い。
ロードバイク初体験は、ロードバイクの面白さを知る事が出来たものの、マラソンの良さも改めて再認識する良い機会になった。
まだまだロードバイクに手を出すのは早い。引き続き、マラソンに注力していこう。