高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 四万十川ウルトラマラソン:いよいよスタート!

10月21日日曜日。四万十川ウルトラマラソン当日。
朝5時30分のスタートに向けて、朝3時に起床。
まだ外は真っ暗だ。四万十川が近くを流れているので、霧がかっている。そして寒い。
大会期間中のみ市内を循環しているバスに乗ってスタート会場の蕨岡中学校に到着すると、早朝なのに100kmに挑戦するランナー達がたくさん。異様な光景だ。
自分も含めて100kmを走ろうとするなんて奇特な人々だなぁと笑えてきた。



スタート迫る。1500人のランナーがスタート地点にぞろぞろ並ぶ。


スタート前の自分。体調は絶好調でベストコンディション。ただ練習不足が不安なだけ。
さぁスタートだ!

スタート直後は真っ暗なのだが、道の脇にはボランティアの方々が設置してくれたロウソクが立てられていた。
写真がうまく撮れなかったけど、こういった心配りが嬉しい。


そして、この大会は5kmごとに江崎グリコのCCDスポーツドリンクがランナーに提供される。
普通の大会であれば薄めたスポーツドリンクが提供されるのが常だが、販売されている商品が提供されるのは凄い嬉しい。

それに全国的に有名な大会だけあって、地元住民の方々が沿道で応援してくれるのも嬉しい。
おじいちゃんおばあちゃんがわざわざ外に出てきてくれて声援を送ってくれて、とても癒された。
98歳の元気なおばあちゃんも応援してくれて、まだまだ序盤だけど、元気が出た。


そして、最初の難関である20km地点の峠越え。坂道が延々と続く。
ほとんどのランナーが歩いていたが、坂道になると燃える質なので、ここは歩かず走りきろうと決めていた。

ゆっくりながらも坂道を走り続け、なんとか峠の頂上のエイドに到着!
自分に負けずによく頑張った!最初の難関はこれで突破だ。

頂上を越えた後は得意の下り坂。爽快に下って凄い気持ち良かった。
登りは辛いものの、登ってしまえば、下りは爽快。こういうのがあるから峠走は大好きだ。


「必ず成果は出るよ。まめにやってきたじゃない。」だって。
確かにそうだ。これまで練習は継続してきたので、必ず成果は出るはずだ!

30km地点までやって来た。山道を抜けて、この辺りからいよいよ清流・四万十川が見えてきた。
ここからはずっと四万十川沿いを走るコース。楽しみだ。
四万十川は、我が地元・岐阜の長良川と共に日本三大清流のひとつ。それだけに親しみが湧いてきた。



36km地点にやってくると、最初の関門。
この時はタイムなんて全然気にしていなかったけど、この地点で制限時間から1時間を切っている。この時点で既にあんまり余裕は無かったのか。




昭和大橋という大きな橋を渡ると、壮大な四万十川が臨めた。素晴らしい川だ。
沿道の地元住民の方々の応援もとても嬉しい。





四万十川沿いを走り続け、42.195km地点、つまりフルマラソンの完走地点までやって来た。
ここまで走ることが出来るだけでも、本当なら凄いんだよなぁと改めて思う。
ただ本大会ではまだ半分も走っていない。もう一度、気を引き締める。


応援ありがとう!



ようやく半分の50km地点に到達!
快晴の田舎道は、本当に気持ちが良い。



ただ、40kmを越えたあたりから両足のふくろはぎの張りが気になり始めて、走るペースが落ちてきて、余裕が無くなってきた。
余裕が無くなってくるタイミングが、6月のウルトラマラソンの時よりも早い。
やはり練習不足が原因か。まだ半分しか走れていないので、後半に向けて不安になってきた・・・