高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 宝塚ハーフマラソン:無事、走り納め完了!

12月23日月曜日の三連休最終日は、2013年の走り納めとして兵庫県宝塚市で開催される宝塚ハーフマラソンに、会社の同期と共に参加。
12月中旬から1月中旬にかけて、さすがに年末年始なだけあって、全国のマラソン大会が激減するので、この年末に開催してくれているだけ有り難い。
堺筋本町の自宅から堺筋線南森町で乗り換え、JR東西線大阪天満宮からJR福知山線に乗って、宝塚へ向かう。
昔、こっちの方面に出張でよく来ていたので、その帰りの時間がある時に、宝塚大劇場で観劇して、手塚治虫記念館に立ち寄ったことがあったのを思い出す。


10時15分からのスタートに向けて、JR宝塚駅及び阪急宝塚駅の前にある宝塚歌劇団宝塚大劇場の前の駐車場に約5000人のランナーが集まる。

宝塚は、鉄腕アトム火の鳥などで著名な漫画家である手塚治虫が育った土地として有名で、手塚治虫記念館がある。
そのこともあって、参加記念Tシャツには、鉄腕アトムのデザインが。
しかし、今時、真っ白のTシャツにアトムが胸だけにしかないデザインとは、少しばかり残念。

やはり、クリスマス間近ということもあって、サンタクロースのコスプレランナーもおられた。
白い袋に飴(大阪では「あめちゃん」と呼ぶ)と入れて、子供達に配って走っておられた。いいアイデアだ。

いよいよ宝塚ハーフマラソン、スタート!
会社の同期と一緒だったし、走り納めでゆっくり走ろうと思ったので、最後尾に並んでスタート。
すると、スタート地点から何やら奇妙な唄声が。
大会会長の中川宝塚市長がアカペラで鉄腕アトムの唄を熱唱しながら、我々を応援。
ただその唄があまりにも適当。
「はい、頑張って!!鉄腕アトームー♪ラララ、かーがーくーの子ー♪」
歌詞を覚えていないのに、自信満々に唄って、それをずっと繰り返しているので、完全にスタートするランナー達はツボにハマってみんな大笑いしていた。
緊張しているランナー達を和ませてくれたので、最高の演出だった。
これまで数多くマラソンに参加してきたが、こんなに楽しいスタートは初めてだ。
最後尾からスタートしたおかげで中川市長の唄声を聞けて、楽しい演出を体験できて正解だった。
あまりにも面白過ぎて写真がうまく撮れなかった。中川市長の隣にはタカラジェンヌ3人が笑顔で手を振ってくれていた。


楽しいスタートで笑わされた後は、まずは宝塚市内を少しだけ走って、宝塚大橋を渡る。



宝塚市内を少しだけ走るとすぐに武庫川沿いの河川敷へ。
ここからずーっと武庫川沿いを走るため、宝塚ハーフマラソンとは言っても宝塚市内はほとんど走らない。もうちょっと宝塚市内を走りたかったな。

武庫川沿いをぞろぞろと大行列で走る。
序盤は、狭い道幅にランナーがたくさんいて走りにくい。
しかも、アスファルトで舗装された道は少なく土が固められた道なので、凸凹があってこれまた走りにくい。
今日は快晴であったから良かったものの、雨が降った後だったりしたら、ヒドイことになっていただろうなぁ。


10km通過。
阪急神戸線JR東海道線を越えて、どんどん武庫川の河口に向けて走る。



そして、阪神武庫川駅手前の11.4km地点で折り返し。


復路は六甲山地に向けて走ることになるので、冷たい六甲おろしが向かい風となって、とても寒くなる。六甲おろしに負けることなく、ゴールを目指す。

残り4km。ちょっとペースが落ちてきたので、ここからギアチェンジ。


あと1km。目の先に宝塚の市街が見えてきた。

ゴール手前。河川敷なだけあって、応援して頂けている方は少なかったのだが、ゴール手前はたくさんの方々が出迎えてくれた。



完走タイムは、最後尾からスタートしたため、グロスタイムは1時間57分だが、ネットタイム1時間51分
一応、自己ベストを5分程度、更新。
ただ、21kmを5分/kmで走ろうとしていたものの、5分15秒/kmをなんとか維持するのが限界だった。
これ以上のタイムは、今の自分の体型や体重、練習量、練習内容などでは難しいかな。。。

走っていないと、汗で濡れたウェアが冷たくなって身体が冷えるので、早々に荷物受け取り場へ向かう。

この辺りから神戸付近に向けて、山肌に立つマンションが多いのがこの辺りのよく見掛ける風景のひとつ。日本人の建築技術は凄いなぁといつも思わされる。

ゴール会場のある末広中央公園内は、ランナーの家族だろうか、子供達が戯れていた。
いいなぁ、自分もこういう風に待ってくれている家族を作りたいものだ。

これにて、2013年のマラソン参加は全て終了。無事、走り納めを完走することが出来た。

今年は、本当にたくさんのマラソンに参加してきて、全て完走することができたし、6月と10月には100kmを完走し、その中でも今年の目標として頑張ってきた四万十川ウルトラマラソンを無事完走して目標を果たすことができた。
そして、最後のフルマラソンであった青島太平洋マラソンでは自己ベストを更新して気持ち良く完走することが出来た。
本当に順調過ぎる1年だった。また、来年もこんな1年でありたい。