高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 山本五十六の金言「男の修行」に感銘を受ける

呉とびしまマラソンの前日の2月21日土曜日に立ち寄った、広島県呉市の「大和ミュージアム」。
そこで、多くの人が印象深いであろう、10分の1サイズの戦艦「大和」以外にも印象が残ったものがあった。
全ての展示物を見終わってからの出口付近にある土産物売り場で見掛けた、山本五十六関連のグッズ。
山本五十六」と言えば、戦時中の大日本帝国海軍の第26、27代連合艦隊司令長官だ。
戦争の最中にアメリカとの軍事力の違いを早くから悟り、日独伊三国軍事同盟や日米開戦に最後まで反対していたものの、それが叶わず、真珠湾攻撃ミッドウェー海戦などを敢行した軍人として有名だが、それ以外にも彼の名言・金言が約70年以上経った今でも現代人の座右の銘にもなっていて有名だ。
自分も、かつて聞いた事がある言葉だったものの、あまり気にも留めていなかったのだが、ここに来て、この年齢になって、いろいろ経験した上で改めてこの金言に触れると、その良さを改めて再認識する事ができた。
まずは、この言葉。
経営者や指導者などのリーダーにとって、不可欠な姿勢だ。
自分も就職して10年が経とうとしているので、後輩の指導の場では見倣いたい。

やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ

そして、自分が一番好きな金言が以下。

男の修行
苦しいこともあるだろう
言い度(た)いこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣き度(た)いこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である

然り。男にとって、人生は「辛抱」「我慢」「耐え忍ぶ(忍耐)」「堪える」という名の修行だ。
今後、どんな大変な事や苦しい事、辛い事があっても、ぐっと堪えてそれを乗り越えていく強い男になっていこう。自分の座右の銘のひとつにして生きていこう。
意外なところで良さを再認識できた記念として、「やってみせ・・・」のクリアファイル、一番感銘を受けた「男の修行」は色紙を購入した。
自宅に飾っておいて、たまに自分を奮い立たせよう。


翌週、会社で定期的に受講している、外国人講師との英会話のSkypeレッスンで、この山本五十六の金言を英語でスペイン人に紹介してあげた。
英語ではこう言うそうだ。

Show them, tell them, have them do it, and then praise them.
Otherwise, people won't do anything.

The man training
You may have difficulties.
You may have what you really want to say.
You may have complaints.
You may get angry.
You may be close to tears.
It is the man training that you subdue(control、suppress) these your feeling.

何だか英語にすると、日本語特有の含蓄があって味がある雰囲気が薄れてしまうような気がするが、スペイン人も感銘を受けてくれたようで、山本五十六の名前と彼のことばをメモに書き留めていた。
どうやら彼のことばの素晴らしさは、日本人だけではなく、世界の人々が認めるようだ。
やはり、素晴らしいことば・考え方は世界共通なんだ。