高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 OSAKA淀川ウルトラマラソン前日受付:テーピングの有用性を再認識

3月28日土曜日、翌日開催のOSAKA淀川ウルトラマラソンの100kmの部の前日受付をするために、スタート&ゴール会場となる京阪電車枚方公園駅から徒歩5分の淀川河川公園へ。

ここ淀川河川公園は、自分が初めてハーフマラソン、そしてその後のフルマラソンを完走した淀川マラソンなどで何度も来たお馴染みの場所だ。
それ故に、明日の舞台となる淀川の河川敷コースの殺風景さ、退屈さ、つまらなさ、そして延々と変わり映えのしない風景が続く事の辛さを重々承知しており、明日は過去最長の100kmを走る事になるので、100kmを走りきるための走力・脚力だけではなく、辛くても心が折れない強靭な精神力が必要になる事は、エントリーする前から覚悟していた。
しかも、2015年になってまだ3ヶ月しか経っていないのに、100kmを走るのは、1月の宮古島100kmワイドーマラソンに続き、2回目。
あまりの自分の無謀さ・無茶さ・バカさ加減に、自分でも呆れる。
しかし、

自分が住む大阪で、せっかく新たに開催される事になったウルトラマラソンの第1回大会に、いちウルトラランナーとして出場しないワケにはいかない!

という事で、この大会へのエントリーを決心して、今日に至った。
エントリー時には不安でエントリーボタンを押すのを躊躇したが、2015年になって2月の丸亀国際ハーフマラソンではハーフの自己ベストを、3月の横浜マラソンではフルの自己ベストを更新して、出来過ぎなくらいの絶好調を維持できているので、100km挑戦は望むところだ。
土手の上から淀川を望むと、この日の素晴らしい天気と陽気でとても気持ち良かった。
明日は、こちら側をスタートして下流まで走って行って対岸に渡り、今見えている対岸の更に上流まで走って折り返してここに戻ってくるという考えるだけでも過酷なコースだ。
しかも、当日は、この天気が一変して、雨の予報。こりゃ相当過酷になるな。

100kmの部は、募集定員が2,000名だったのに、結局、800名程度のエントリーに留まってしまった事もあってか、受付会場の混雑は全く無く、来場者はまばら。

受付会場では、ピップのテーピングの特別セミナーが開催されていた。
自分もレースの際にはこのテーピングに大変お世話になっているので、本来は聞く必要は無いのだが、セミナーの講師が全国各地のいろんなマラソンセミナーをしていて、セミナーの会場が多くのランナーで埋まる程の大人気の横部弘先生だったので拝聴する事に決めた。
自分がテーピングを使用し始めたのは、2013年6月の隠岐島ウルトラマラソンの時。
隠岐島ウルトラマラソンの前日受付会場で、今回と同じような形で横部弘先生がセミナーをしていたのをきっかけに、初めてテーピングをして走ってみたら、すこぶる脚の調子が良くて最後まで痛みなど無く走りきれた。
その後の10月の四万十川ウルトラマラソンでも、このテーピングをして臨み、見事、前年の80km地点でのタイムオーバーの雪辱を果たし、100kmを完走することができ、それ以来、必ずレース前にはテーピングをしていて、ここまで怪我も無く、五体満足でマラソンに出場し続けている。
普段の練習時にテーピングをせずに走るのとでは、下半身の疲れ方が全く違うと思う程、このテーピングとその貼り方が自分にはピッタリ合っていてお気に入りだ。
なので、敬愛と尊敬の意味を込めて、あえて横部弘「先生」と呼ぶ。
隠岐島ウルトラマラソンで受けたセミナーの時と同様に、コテコテの関西弁で説明が面白くて分かりやすい。


今回は、最近新発売された、走っている時の足首を安定させるためのテーピングを新たに教えてもらった。
自分は、これまで膝を安定させるテーピング、足裏のアーチを保ち、走行時の重心移動と蹴り出しを維持するためのテーピングしか知らなかったので、明日はこの足首のテーピングもして走ってみよう。

両脚の膝、足裏、足首にテーピングをするとなると、少しお金が掛かってしまうが、自分の勝負レースとなれば、それくらいの出費はどうってことはない。ここはお金をケチるところではない。
(ただ、以下のカットタイプだと少々値が張るので、自分は自分でカットするタイプのテーピングを定期購入。)

セミナー終了後、受付に来ているランナーが少なかったためか、それともこの先生の偉大さや人気さを誰も知らないためか、先生の所へ駆け寄って個別質問をしたりするようなランナーがいなくて、時間を持て余しているようだったので、

以前の隠岐島ウルトラマラソンでテーピングを教わって以来、ずっと御社のテーピングにはお世話になっております。

と声を掛けてみたら、

そりゃ嬉しいなぁ。ほな、写真撮ろか!

と喜んで仰ってくれて、OSAKA淀川マラソンの特別舞台の前で一緒に写真を撮って頂けた。
これは良い記念になった。このポーズ、「よこちゃんポーズ」というそうだ。

ピップのホームページにある先生のイラストとそっくりだ。
http://www.pip-taping.com/yblog/

最後に、

明日は、このテーピングにまたお世話になって、絶対に100kmを完走しますね!

頑張ってや!

と言って握手して先生とお別れした。
全国各地のマラソン会場でセミナーを開催のために全国行脚をされていてお疲れであろうに、明日の健闘を祈ってもらえて元気をもらえた。
さて、明日に向けて、体調も万全で、テーピングの準備も整ったし、100kmに臨む覚悟も出来たので、準備は万全だ。
大阪開催ということで、いつもみたく、遠征による疲れは皆無という最大のメリットを生かして、早めに就寝して明日に備えることにしよう。