高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 百合を見るために大阪舞洲ゆり園へ

6月14日日曜日、6月に入って今年も大阪の人工島の舞洲にある「大阪舞洲ゆり園」の百合が満開で見頃だというのを聞いて、今年も走って見に行くことにした。
http://yurien.com/
走っていくコースは、1年前とほぼ同じ。
往路は、阿波座で安治川を渡って、此花区の安治川沿いを走っていく。
安治川を渡ったところにある大阪市中央卸売市場からは、対岸に話題の「中之島漁港」が見えた。
港と消費者を直接繋いで採れたての魚介類をそのまま消費者に提供・料理してくれることで最近オープンし、とても繁盛しているらしく、一度行ってみたいものだ。
http://www.nakanoshima-gyoko.jp/

此花区といったら、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」なのだが、そこを傍目に通り過ぎていく。
夢の国を楽しもうとたくさんの観光客がUSJに向かっている中、ひとりで走っているバカは自分だけだ。

USJを過ぎて、此花区舞洲を繋ぐ此花大橋に到着。
昨年、橋を渡るためのこの螺旋状の歩道に驚いたことを思い出す。傾斜は緩い坂なので、走って登る。

此花大橋を渡っていると、前方に2008年のオリンピックの大阪招致の一環として2001年に建てられた、世界的に有名な芸術家デザインによる下水処理場とゴミ処理場が見えてきた。いつ見ても奇抜且つ目立った建物だ。
周りは草だらけで、より一層不思議な雰囲気を醸し出している。

そして、片道約15km。来月出場予定の24時間リレーマラソンでまた来ることになる大阪舞洲スポーツアイランドの向こうにある、「大阪舞洲ゆり園」に到着。
今回で来るのは2回目だが、ここの百合は何回見ても素晴らしい。たくさんの百合と大阪湾の競演だ。入園料が1,200円もするだけのことはある。今日は曇空で、もっと天気が良かったら更に良かったのだが。
1周約1kmの園内を歩くと、最初は、赤色、オレンジ色、黄色、白色、ピンク色の5色の百合が入り乱れる光景が我々を楽しませてくれる。

次に、それぞれの色だけの百合がびっしり。



満開の百合は、まさに豪華絢爛ということばがお似合いだ。




最後には5色の百合が縞模様、グラデーションに植生されているという圧巻の光景。ここが一番人気。


十分に百合を楽しんだ後は、また15kmを走って引き返さなくてはいけない。
同じ道を走っては飽きてしまうので、復路は、本土と舞洲を繋ぐもうひとつの橋である常吉大橋を渡って、延々と淀川の堤防の走りやすい一直線コースを走る。
ここは信号も無くてとても走りやすく、たくさんのランナーやチャリダーが自分と同じように練習に励んでいた。
淀川が大阪湾に注ぐ河口付近では、ヨットを楽しむ方々が岸から見えた。
「休日には、いろんな人々のいろんな楽しみ方、過ごし方があるんだなぁ」としみじみ想う。

この堤防道路、去年は猛暑で日陰が無くて大変な想いをしたが、今日は涼しいので走りやすかった。
堤防沿いには自販機が無いことを承知していたので、堤防沿いを走る前に予め水分補給しておいて助かった。



此花区から延々と淀川の堤防沿いを走って約8km、特徴的な建造物である、梅田スカイビルが右手に見えてきた。ようやく都会に戻ってきた。

北区の中津辺りで淀川の堤防沿いを離れて、休日で大混雑の梅田を通って、堺筋本町の自宅に帰宅してゴール。今日は、合計約33kmのラン。
今日は涼しくて走りやすかったのに、往復30km超えを底が薄いベアフットシューズで走ってしまったので、足への衝撃が凄くて下半身に疲れが溜まり、足底筋膜炎の足裏が痛くなってしまった。
だが、練習でそうしてきたことでこれまで足が大変鍛えられたので、このシューズには大変お世話になった。今の脚力があるのもこのシューズで練習してきたおかげと言っても過言ではない。
メッシュ素材のシューズもボロボロになってきたので、このシューズもそろそろ買い替えだ。

いよいよ2週間後に迫ったサロマ湖100kmウルトラマラソンに向けて疲れを残さないように、しっかり休足しないと…