高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

鈴木みのるの粋な振る舞いに感動!

2019年10月16日水曜日。

大阪城公園ナイトランニング7km。

 

2019.10.14の新日本プロレス両国国技館大会の模様をネットで観て、感動してしまった。

大人気の選手達によるメインの試合ではなく、自分のような昔からのプロレスファンは、鈴木みのるvs獣神サンダーライガーの試合が一番面白かった。

この試合に至るまで、2020年1月の東京ドーム大会で引退が決まっているライガーに対して、執拗に反則を繰り返したり、マスクを剥がしたり、暴挙を繰り返してきた鈴木みのるとの因縁決着戦。

ライガーはバトルライガーと呼ばれる、全身タイツではなく、上半身裸の本気スタイルで臨んだものの、やはり鈴木みのるの方が一枚上手。

必殺のゴッチ式ドリラーホールパイルドライバでライガーを仕留め、リングのド真ん中で大の字に倒れているライガーに対して、パイプ椅子を振りかざしてトドメを差そうとする。

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「そこまでやるかぁ」と思って観ていると、急にそのパイプ椅子を横に放り投げた。

何をするかと思ったら・・・

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まさかの土下座!

ここまで何十年も新日本プロレスのジュニアを引っ張ってきた功労者・大先輩に対して、リスペクトを示してのことだと思う。

ここまでやりたい放題やってきたのも、ライガーに最後の力を出させるためであったことが分かり、その時の数多くの暴挙に対する憎たらしさとこの日の感謝を示す姿勢とのギャップが激し過ぎて、アナウンサーや会場のプロレスファン達と共に感動して涙が出た。彼らのこれまで培ってきた実績や歴史を知っているのでなおさらだった。

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鈴木の粋な振る舞いに対して、倒れているライガーもマスクの奥で泣いていた。

早々に立ち去って行く鈴木みのるに対して、ライガーは「鈴木ー、ありがとよ!」のひと言。多くを語らずが如何にもライガーらしい。引退前に本気で闘って潰しに来てくれた事への感謝の気持ちだろう。

会場のプロレスファンも自分と同様に相当感動していただろう。

久し振りにプロレスで感動なシーンを観られた。