高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 高温注意報発令の朝に

7月26日土曜日。
毎週土曜日は、普段通っている心斎橋のジムが開店しているので、ジムで筋トレをした後、トレッドミルで1時間かけて11kmほどを走る。
が、7月に入って以来、土日に用事があって平日の仕事終わりにジムに行って5から8kmほどしか走れていない上に、先日の三連休も24時間リレーマラソンに参加したものの、距離的には25kmに満たない距離しか走っていないため、7月の走行距離が少な過ぎる。
オフシーズンの7月だし、先月1日で100km走ったので、7月くらいはこれでも良いのだが、この土日は距離を刻もうと、ジムが休みの日曜日朝に敢行している早朝ランニングへ出掛けることにした。
目指すはいつもの大阪港中央突堤
朝6時に自宅の堺筋本町を出発したものの、すごい暑さ。
中間地点の大阪港中央突堤に到着した頃には、発汗量がすごい。
スタート前に十分に水分補給したのに、1時間もしないうちに、口の中がネバネバなので、速攻で水分補給。

この日は雲が全く無くて、太陽が高く上がり、直射日光が容赦なく降り注ぐ。
凄い日差しだ。でも、どれだけ暑かろうが、往路のたった10kmで弱音なんて吐いてられない。


2011年4月より、ここを中間点にして毎週日曜日の早朝に20km走ることを習慣にしてきたことで走力が一気に上がり、遂にはウルトラマラソンの最高峰であるサロマ湖100kmウルトラマラソンを13時間以内に完走できるまでに成長した。
この場所が自分のランニングの原点であり、一番好きな場所だ。

想いがある場所に目標を達成した状態でまた戻ってこられた事の感慨に耽り、日影で少し涼んでストレッチをした後は、復路10kmのスタート。
途中、いつも立ち寄る九条のみなと通沿いにある茨住吉神社へ立ち寄る。
サロマ湖100kmウルトラマラソン以来、約1か月近くも来る事が出来なかったので、この半年間、来る度に祈っていた「サロマ湖100kmウルトラマラソン完走」達成の報告と、おかげさまで完走できたことの御礼をする。



入り口にある手水舎で口と手だけではなく、汗だくの顔も洗って、自宅に向かって出発して無事20km走破。
家に帰った時の着ているウェアは、大量の汗により、乾いている箇所が全く無い程の状態。まるでシャワーを浴びたかのようだ。
この日は特に暑くて高温注意報が発令されていたそうだ。
こんな日にランニングをするなんて自殺行為だと悟った。
ひどい思いをしたが、そんな極限状態が今思えば良い経験になって楽しかった。
ほとんどのランナーがそうだろうが、御多分に漏れず、自分も暑い中のレースは大の苦手なので、ちょうど良い練習だ。