高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

うつくしまふくしまジャーニーラン:前半123㎞、無事完走!

2020年9月19日土曜日17時、「第3回うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン」123㎞、南相馬市サンライフ南相馬をスタート。

前半の参加人数は150名程なので、すぐに集団走はバラけ始めて、10㎞に至る前には暗くなってきて、ヘッデンを装着してのランニングがスタート。

延々と交通量が多い幹線道路沿いをランニング。

20㎞を過ぎたところで幹線道路を外れて最初のチェックポイントの相馬市のスーパー脇のエイドに到着。

ここを過ぎると、人気が少ない道になり、峠越えで登りが始まる。

ここから次のエイドまで約28㎞、真っ暗で峠の登り道のこのコースがとても辛かった。

夜にこういう峠越えコースを走らせるのは、如何にもスポーツエイドジャパンらしい。

過去2回出場したみちのく津軽ジャーニーランも同じ設定であるのを思い出した。

途中、その過去2回のみちのく津軽ジャーニーランで知り合ったオオニシさんに追いついて、途中の自販機で休んでいたところで同じペースになったので、伊達市霊山こどもの村入り口49㎞には一緒に到着した。

ここのエイドに到着したのは23時半で、スタートから6時間半もかかっていた。峠越えの長い登り坂を最初は走って登っていたが、最後まで走れずに歩いてしまったためだ。情けなかった。

ここでカレーで腹ごしらえ。美味しかった。

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峠の長い登りが終わり、一気に下り坂を駆け下りた。

ちょうど60㎞の辺りでコンビニがあって休憩。その後も延々と道なりに走っていくと、70㎞手前の下り坂の先に目指す福島市の街並みの灯りが見えてきた。

20㎞以降、ずっと真っ暗な峠か人気の少ない道を走って来ていたので、その灯りが見えた時には、同じペースのランナーの方々と一緒に盛り上がった。

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70㎞を過ぎると下り坂が終わり、福島市内の市街地を進んだ。

75㎞を過ぎて福島駅前の繁華街を走り、第3チェックポイントの福島市JR福島駅76㎞に9月20日日曜日の午前3時半過ぎに到着。

いやはや、長かった。第1と第2チェックポイントの間が28㎞、第2と第3チェックポイントの間が27㎞と間隔が長い。でも、これがジャーニーランだ。前半はチェックポイント間が長く、後半はチェックポイントの間隔が短くなっていく。

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福島駅の前には、福島県出身である、古関裕而さんの銅像がある。

古関さんといえば、今のNHKの朝の連続ドラマ小説「エール」の主人公だ。

これまでのNHKの朝の連ドラに無かったような試みをしていたりなどして、自分もずっと観ているので、ここには是非来てみたかった。

123㎞を通して見所が少ないコースの中でのハイライトのひとつだ。

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深夜の福島駅前を再スタート。
一緒に再スタートした富山のサイトウさんとお話しながらゆっくりラン。

しかし、夜が明け始めて85㎞を過ぎた辺りで自販で水分補給して立ち止まったらついて行けなくなってしまい、置いていかれてしまった。

福島市から二本松市に入る前辺りから沿道沿いにはコンビニがたくさんあって休むところがたくさん。

ボッチランになってマイペースで、コンビニで休みながら前へ進み、二本松市へ入った。次のエイドはまだか。

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90㎞を過ぎて、94.6㎞の二本松市 智恵子記念館前の第4チェックポイントに到着。

ここは詩集「智恵子抄」で有名な詩人・高村光太郎の妻、智恵子さんの生家がある場所だ。

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残り約30㎞。

ここまでダラダラペースだったので、最後の30㎞はしっかり走ろう!と心に決め、気合を入れ直して、二本松市内の市街地の交通量の多い幹線道路沿いを走って前へ進んだ。

そして、良いペースで走る事が出来、最後の第5チェックポイントの本宮市 JR本宮駅108㎞に到着。

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残り15㎞。ここもまた幹線道路沿いを道なりに延々と南下して走った。

こういう何もない幹線道路を延々と走らせるのもスポーツエイドジャパン主催の大会らしいコース。

先週の日本100マイルクラブさんの太陽の道ウルトラマラニックなどの入り組んで分かりにくいロストしながら進むコースとは大違い。

「主催者によって特徴があるなぁ」と思いながら前へ進んでいた。

しかしながら、最後のチェックポイントを過ぎた辺りから体力が持たず、走る事が出来るものの歩きも入ってペースダウン。

これも自粛期間で鈍ってしまった事で走力が落ちてしまったなぁ・・・とガッカリ。

ようやくゴールがある郡山市へ入った。あと少し。

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120㎞を過ぎると、前方に郡山駅前のビッグアイが見えてきた。

以前、仕事で郡山駅に来た時に見た覚えがあったので、ゴールが見えて嬉しかった。

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新幹線などの高架下を走って、階段を登ったところにあるゴール地点、郡山市 まねきの湯に到着。

ゴール直前には後半127kmに出場予定のアシダさんと偶然再会。自分は前半コースの完走を共有し、この後の後半スタートに向けてエールを送った。

後から知った事だが、アシダさんは昨年の後半127㎞で女子1位だったとのこと。凄い!

そして、2020年9月20日日曜日11時半頃に、無事、ゴール!127kmを完走!

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完走タイムは、18時間32分。

半年振りの超ウルトラマラソンで完走は嬉しいが、完走は当たり前として、福島駅を出た後半辺りからイマイチな走りで、満足の行くランが出来ずにダラダラしてしまって、とてもではないが、1週間前の太陽の道ウルトラマラニックでの失意を払拭できるものでは無く、この半年間での走力の衰えが垣間見えてしまったのが残念だった。

仕方が無い。これが今の自分の実力だ。少しずつ、新型コロナウイルス蔓延前の状態に戻していこう。

ゴール後は、こちらもみちのく津軽ジャーニーランや小江戸大江戸200kでご一緒した、後半に出場予定のワカバヤシさんがゴール直後の自分を見つけてくれて声を掛けて頂けた。とても有難かった。

ゴール地点がスーパー銭湯なのが本当にうれしい。疲れた身体を癒すためにすぐに温泉に入って疲れを癒し、スーパー銭湯ならではの仮眠スペースにて、夜通し走ってきた眠気を取るために仮眠。

サッパリした後に完走の達成感を味わいながらの仮眠は本当に幸せなひと時だった。

仮眠スペースでゆっくり休んで荷物を整理した後は、後半の14時スタートのランナーを見送って、郡山駅へ。

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郡山駅東北新幹線で向かった先は北上しての仙台。

この時間なら余裕でこの日中に帰阪出来るのだが、せっかく来たし、翌日は祝日なので、仙台を堪能しようという魂胆だ。

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昨晩のカレーライス以来、まともな食事をしていなかったので、仙台駅で購入した「鮭はらこめし」を食べて、仙台市内の定禅寺通り沿いのホテルにチェックインして寝て休息した後の夜は、国分町でこちらに来て2回目の牛タンを堪能して就寝。

完走も出来て、大好きな牛タンも食べられて最高の日だった。

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うつくしまふくしまジャーニーラン:レース前に仙台空港で牛タンを堪能!

太陽の道ウルトラマラニック200㎞を170㎞でDNFして、久し振りの超ウルトラマラソンであったこともあり、激しい代償が残った。

筋肉痛は当たり前なのだが、顔や腕の日焼けがひどく、特に右腕は湿疹が広がって酷い状態になってしまうという異常事態になった。これは日焼けではなく、ストレスが溜まっている時に起こる症状で、恐らくレース中の心の葛藤が起こした症状と思われた(レース後、抗アレルギー剤を服用して安静にしていた事ですぐに回復)。

そんな身体・フィジカルへの代償はすぐに治ったのだが、心・メンタルへの代償は1週間経っても全く消えなかった。

2020年最後の超ウルトラマラソンとなるレースにおいて、まさかメンタルが崩壊して冷静さを無くし、自らDNF宣言するとは情けない。

レース後に後悔の嵐が吹き荒れて、全然そちらは収まらかった。

まさに「苦しさはすぐに消える、諦めた事実は永遠に残る」を体現してしまった。

久し振りのレースで絶対にやってはいけない事を忘れてしまっていた。

 

そんな悔しい想いを少しでも払拭すべく、太陽の道ウルトラマラニックの翌週に、第3回うつくしまふくしまジャーニーランに出場した。

この新型コロナウイルスの影響でレースが相次ぐ中止になっている情勢であるにも関わらず、2週連続のウルトラマラソンという、マラソンシーズン中のような事態になってしまった。

この鈍った身体に、超ウルトラマラソン後で痛みが残る中にキツイが、心の痛みを少しでも癒すために出場することにした。

第3回うつくしまふくしまジャーニーランはスポーツエイドジャパンが主催している大会で、過去2回は最長250㎞の超ウルトラマラソンであるものの、今年は新型コロナウイルスの影響で、前半123㎞(南相馬~福島~郡山)、後半127㎞(郡山~猪苗代湖会津若松~郡山)に分けての開催となった。

自分は3連休前半に開催される前半123㎞にエントリー。

新型コロナウイルスの感染者数の波も収まって来た頃で、直前の中止も覚悟していたが、無事開催となって良かった。

2020年9月19日土曜日の朝一に伊丹空港へ移動して仙台空港へ移動。

陸路で新幹線で東京経由で特急で南相馬市へ向かう事も考えたが、往路は飛行機で行く事にした。

かなり早めに伊丹空港に行ったものの、空港は大混雑。これは蜜じゃないかというくらいの混み具合だった。結局、出発時間がギリギリになってしまった。

予定通り仙台空港に到着した後、この日の17時スタートまで時間的にはかなり余裕があったので、仙台空港で早めの昼食。

仙台といえば、楽しみにしていたのが牛タン。

ラソンの舞台は福島県なのだが、食の楽しみは仙台の牛タンが一番だった。

牛タン定食の定番がコレ。厚切り牛タン、南蛮漬け、麦飯、とろろ、牛テールスープの組み合わせは最高!

ペラペラの牛タンしか知らなかった頃、仙台国際ハーフマラソンで仙台に来た時、この厚切り牛タンを食べて、その美味しさと食感に感銘を受けて、両親にも仙台空港から牛タンを発送したくらいだった。

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コロナ禍で自粛中であっても、イベントは少しずつ開催されている。

ブルースリーの有名なセリフ「Don't think! Feel.」を使った「Don't think! Beer.」とは面白い。

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牛タンを堪能した後は、仙台空港から仙台空港アクセス線名取駅へ、名取駅から東北線常磐線で南下して、福島県宮城県寄りにある南相馬市原ノ町駅へ。

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そこから歩いて、スタート地点になる南相馬市役所 原町生涯学習センターへ。

17時のスタートまで待機場所でゆっくり準備したり、仮眠したりして過ごした。

16時からの開会式&説明会は、センター前の駐車場で密にならないように集まって聞いた。

小規模であるものの、こうやってスタート前に100名程度のランナーが集まる感覚や緊張感は半年振りで新鮮だった。

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そして、17時になったら2人ずつでウェーブスタート。

ジャーニーランだし、皆さん、自分と同じように久し振りのレースだろうからか、がっついて先を急いでいるランナーはいなかった。

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夜通し走って、福島市を経由して二本松市を通り、郡山市へ行く、久し振りのジャーニーランが始まった。

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太陽の道ウルトラマラニック200㎞:無念の170㎞でのDNF・・・

2020年9月11日金曜日、遂に太陽の道ウルトラマラニック200㎞の日がやって来た。

新型コロナウイルスの影響で軒並み大会が中止になり、計らずも2020年の最長距離のレースになってしまった。

2月の小江戸大江戸200k以来、半年振りの超ウルトラマラソンで、レースが無い事でモチベーションが上がらず、全然走れていなくて体重は増え気味・走力は落ち気味、しかも在宅勤務続きで腰の状態も万全では無く、半年前とは程遠い状態。

しかも、完走者の方から必須と聞いていた試走も、3月の東海自然歩道長谷寺~松阪城、4月に浜寺公園長谷寺、直前に長谷寺~室生ダムはしたものの、半年前の試走のルートを覚えているか、松阪城以降のコースは初見で大丈夫か、と不安ばかりの状態で、当日を迎えてしまった。

「不安に思っていても仕方が無い。行けるところまで行こう。」

という想いで、金曜日は有給休暇を取得していたものの、溜まっている仕事をした後、長丁場の闘いに向けて寝ようとするも、高揚して早い時間に眠る事など出来ず、眠れたのか眠れていないのか分からない状態で移動時間になってしまった。

 

20時過ぎに浜寺公園に移動。

同じ電車には3、4月の試走でお世話になったタカマツさんも一緒だった。

浜寺公園駅前には既に多数の参加ランナーが集まって準備されていた。

これまでも何度もご一緒したナトリさんやウサミンさんとご挨拶しながら、自分も準備完了。

21時半スタート、22時スタート組を見送って、自分は何故か22時半のレイトスタート組の4人に選ばれてしまった。

走りながらお話を聞いていて知ったのだが、ご一緒した他の3人は、太陽の道はもちろん、その他の日本100マイルクラブの超ウルトラも完走されている、超ベテランの方々であった。

太陽の道は初参加であり、その他の日本100マイルクラブのレースで実績の無い自分が、何故、レイトスタート組に選ばれたのだろう、と今考えても不思議だった。

4人で浜寺公園の駅前で待機して、22時半にスタート。200㎞の旅が始まった。

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スタートしてベテランのお三方について走っていくも、さすがにペースが速い。

しかも、トレランバッグのチャックがしっかり閉まっていなかったようで、走っている途中で携行補給食がポロポロ。

それを立ち止まって拾って保管し直したりしていると、あっという間に置いてかれてしまって、最後尾からのぼっちランになってしまった。

速いペースについていくよりはマイペースでゆっくりついて行った方が良いので、1人で黙々と深夜の堺市などを東へ進んだ。

4月に試走をしておいたお陰で、出雲大社大阪分祠8.7㎞を過ぎた後の萩原天神の分かりにくいコースなども迷うことなく進めた。

まさか、スタート早々にぼっちランになるのは想定していなかったが、試走しておいて本当に良かった。

心の中で「ご一緒したタカマツさん、ありがとう!」と叫んでいた。

最初のエイドがある、富田林市のさくら公園で前を行くお三方に追いついた。

近鉄貴志駅18.2㎞を過ぎ、太子町に入ってくると、緩やかな登りが始まった。

ペースの早いナカタニさんとアサダさんにはついていけないので、何度も太陽の道を完走されているベテランのワタナベさんの後をついていき、二上山の麓になる竹之内街道沿いの道の駅のエイドに到着。

ここから二上山への登山だ。

試走で登った時、結構、急登だったので、苦手意識があったものの、ゆっくり登って雌岳と雄岳に到達26.0㎞。

試走の時には雌岳の山頂からの夜景をゆっくり見ていたが、今回は先を急ぐ。

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暗闇の中をヘッデンを頼りに駆け下りて、二上神社口駅過ぎのぽっくり寺前のエイドに到着。

二上山の登り、前について行った事もあって、やっぱりキツかった。

さて、ここから奈良盆地を横断するフラットなコースが続く。

五位堂駅、築山駅33.1㎞を過ぎ、飯高町交差点のエイドでひと休み。

多神社39.6㎞を過ぎると、奈良盆地もあと少し。

箸墓45.7㎞に到着する頃には夜が明けた。

午前5時が箸墓の関門時間と聞いていたが、レイトスタート組4人、誰も午前5時迄に到着できず、揃って5時半に到着した。関門時間はあくまで目安で過ぎても大丈夫とのことで安心した。

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箸墓まで来ると、アーリースタートや通常スタートのランナーの方々にも追いついてきた。

三輪山の麓にある山の辺の道を走って、桧原(ひばら)神社や挟井(さい)神社、大神(おおみわ)神社48.7㎞を通過。

山の辺の道を走るのは3度目なのでお馴染み。

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山の辺の道が終わり、国道165号線沿いにあるローソンは大変貴重。

ここを過ぎると、松阪に至るまでの約100㎞に亘って、コンビニをお見掛けする事はない(比津で少しコースアウトすればファミマはある)。

前を走っていたランナーの方々と一緒に駐車場に腰掛けて、食事をして、携行補給食を補充した。

今思うと、前を行くランナーについていかないと!と、何故か終始焦っていて、食事も慌ただしくままならなかった。

やはり、初参加であるが故にペースが分からず、前についていこうと焦っていたのだろう。

ここで急いだって意味が無いので、マイペースでゆっくり前に進んでいれば良かっただろうに・・・

久し振りのレースでその感覚を忘れていたし、初出場であるが故に勝手が分かっていなかった事が原因だ。

 

このローソンから長谷寺に向かう交通量が多い国道165号線沿いが苦手。歩道は細いし、凸凹で走りにくし、陽が昇って日陰が無い歩道は暑くなってきた。

長谷寺56.2㎞に到着。

さて、ここからが太陽の道の本番であり、約100㎞に亘って人気の少ない田舎道や峠越えの激しいアップダウン、トレイルのコースが続く。

ここまではあくまでも前哨戦だ。

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長谷寺を出た後、初瀬ダムに向かう途中の登り坂を登った自動販売機が複数あるところがエイド。

自動販売機もここから少ないので、しっかり水分補給して覚悟して前へ進む。

東海自然歩道に入るところも初見であれば分かりにくいのだが、試走でしっかり覚えているので、迷い無し。

登りなので、ペースダウンしながらも、高束城址61.5㎞、鳥見山自然公園64.2㎞はゆっくり歩いて登って前へ進んだ。

鳥見山自然公園からの下りの後の田んぼの中へ下りる道も分かりにくいのだが、しっかり覚えており、東海自然歩道を進んで山部赤人の墓前のエイドに到着。

この山部赤人の墓までの登りが地味にキツくてすっごい苦手。かなり疲れてしまった。

試走した時はあまりの暑さでここでへとへとだったが、今回は暑さは控えめだったのがまだ助かった。

山部赤人の墓からの急な下り坂を走って葛神社73.7㎞へ。

葛神社と国道165号線の交差点で少しだけコースを外れたところに自販機がある事をスタート前にウサミンさんに教えて頂いたので、早速、コースを外れてみると、すぐに自販機を発見。水分補給してゆっくりしていたら、どんどん置いてかれてしまった。

この後の室生湖沿いのコースも大嫌い。

ゆっくり走って室生ダム79.2㎞に到着する頃には前を行くランナーに追いついた。

先日の試走から苦手意識が強かった長谷寺から室生ダムまでのコースを乗り越えてホッとして、ここの自動販売機でも水分補給して再スタート。

そして、次は長谷川沿いの門守峠の山道を登っての峠越え。

ここのトレイルはなだらかだけど延々と同じような道が続くので飽きてくるが、ここは登っていて全然辛くなく、快調に早歩きで登る事が出来た。

そして、門守峠の最高点から登った距離の割には短い下り坂を下ると、室生寺がある集落に到着。

ここの日本の原風景のような雰囲気が大好き。試走で来た時からお気に入りの風景だ。

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室生寺前の辰巳屋という食堂で本来は昼食であるが、現在、コロナ禍で休業中のため、閉店している店の軒先のエイドで一服。

3月に来た時は店内でカレーライスを2杯食べたのが、それが出来なくて残念。

まともな昼食が食べられなかった分、試走の時にも食べた室生寺名物のよもぎ回転焼きを食べて前へ進んだ。

この後は再びトレイルだ。

先程の門守峠はなだらかでダラダラ長かったが、次のクマタワ峠92.2㎞は急で木々が倒れていたり、道が崩れていたりする悪路。

3月に来た時もこんな悪路だったっけ!?と思うくらい進み難い山道だったが、ここも快調に登れて前に進む事が出来た。

これくらいのトレイルなら得意かも。

クマタワ峠の最高点からの下りを駆け下りて、済浄坊渓谷入り口94.2㎞のエイドで一服。

3月に進んだ渓谷沿いの道は立ち入り禁止であったため、周り道の舗装路を下った。

下りきった曾爾村では、同じペースだったウサミンさんやワタナベさん、キタグチさんと一緒に、少しだけコースを外れたところにある売店カップラーメンを購入して、売店前のベンチで地元の方とおしゃべりしながら昼食にして再スタート。

室生寺でまともな食事が出来なかったので助かった。

太郎路の沈下橋を渡った後の公園には、本来はエイドがあるのだが、コロナ禍で今回は無しとのこと。残念。

ここから曾爾高原までは長い登り。

ここで多くの参加ランナーと合流して前へ進むことになり、集団で曾爾高原まで登った。

曾爾高原に向かう道がこれまた急峻な登り坂で、かなり疲れた。

曾爾高原の入り口101.8㎞に到着して、半年振りの曾爾高原の中を進む。

ここは秋になると、すすきが生い茂る風景が全国的に有名だが、9月ではまだ早過ぎだった。

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曾爾高原の亀山峠へ向かう階段の登りは3月の試走の際もそうだったが、一定の歩幅で登ることが出来るので登りやすくて得意。

100㎞を越えて疲れているはずなのに、ここも快調に登る事が出来た。

亀山峠の最高点から下る頃には日が暮れてしまった上に霧が出てきて山道が真っ暗になったので、ヘッデンを再装着。

いよいよ2日目の夜のスタートだ。

下りをゆっくり降りて山道が終わった後は、中太郎生(なかたろう)迄、同じペースで会ったキタグチさんと共に駆け下りた。その途中で雨が降り始めた。

そして、中間地点でもある中太郎生の丸八酒店の前106.8㎞に到着。

本来であれば、ここは休憩所で仮眠などが出来る民家があるのだが、今回はコロナ禍で仮眠できる民家が使えず、丸八酒店の前での休憩のみ。

しかも雨が降っているので、かなり窮屈な休憩所で、仮眠はおろかゆっくり休めなかった。

そんな状況なので、皆さん、休憩も程々に、闇夜の中へ再スタートされていた。

この後の2日目夜の闘いを考えると、仮眠しなくて大丈夫かが不安だったが、こんな場所では仮眠などしてゆっくりできないし、1人だけゆっくりしていたらエイドのスタッフの方々にも迷惑なので、自分も早々に再スタート。

小江戸大江戸200kなどの超ウルトラでも200㎞を走るのに仮眠はしないので、まぁいいか」という安易な判断であったが、それがこの後に後悔する事になった。

そして、この中太郎生のエイドでナトリさんやシマさんなど数名がDNFされてしまったので、自分は最終出発組でウサミンさん方と共に再スタート。

参加メンバーが20名にも満たない中に、ここまで来るのにDNF者が多数いて、この時点で10名程しか残っていないサバイバルな状況になってきた。

まさかこのペースで最終ランナーとは思いもしなかった。

この状況から、前に追いつかないと!という焦りが生まれ、オーバーペースになってしまった事も後から考えたら後悔のひとつだった。

丸八酒店を過ぎた登り坂の途中から最後のトレイルが始まる。

ここは単調な登り坂だけなので、真っ暗だったが比較的登りやすく、苦では無かった。

大洞山登山口が東海自然歩道なのだが、登山口をスルーして下り坂を駆け下りた老ヶ野交差点115.1㎞に着いた頃には雨は止んでいた。

老ヶ野川沿いの道を進んで八千代橋を右折。

ここを右折せずにまっすぐ行くとファミマがあり、3月にはみんなで立ち寄ったのだが、余計な距離を走ってタイムロスになるし、特に補給に困っていなかったし、前のランナーに追いつきたかったので、迷ったものの、ファミマには寄らずに前に進んだ。

前方に見えるお馴染みの緑のファミマの看板に立ち寄りたい気持ちを抑えながら・・・

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雨は止んだものの霧が残る闇夜の中、人っ子ひとりいない寂しい道を走って、比津バス停120.1㎞のエイドに到達。

ここでようやくワタナベさんとキタグチさんに追いついて、ホッとした。

・・・のも束の間、ここからが自分にとって地獄だった。

何かというと、「眠気地獄」。

2日目の夜で少しでも気を許すと眠くなってもおかしくない状況の中、比津峠の長い2.7㎞の登りを歩いて登っていると、急に眠気が襲ってきた。

何とかお二人について行けるものの、眠気でボーっとしてしまってかなり辛かった。

なので、最高点に達した後の下りは走って駆け下りて眠気を振り払い、下多気交差点124.7㎞に到着。

交差点を過ぎた後にある自販機で飲み物を買った後、やはり眠気が取れていなかったので、ご一緒していたワタナベさんとキタグチさんには先に行って頂いて、自販機の横に寝転がって仮眠。

もう眠気が限界だった。

「2日目の夜の登りがこんなに辛いとは・・・」と、2日目の夜の峠越えの恐ろしさを再認識。

10分程度仮眠して目が覚めると、そこには後続のウサミンさん方が追いついて来られていた。

これについていかないと最終ランナーなので、慌てて準備して再スタート。

この後の県道43号線も人も車もいない、横を流れる川の流れの音のみが聞こえる真っ暗な道を、歩くと眠気が再発するので、頑張って走り、西行寺前で左折(ここをまっすぐ行ってしまうと、元来た道に戻ってしまう無限ループ)。

本来は下中村バス停のT字路132.5㎞がエイドなのだが、雨も降っていた関係でその手前の売店の前でエイドが設置されていた。

そこでは、先行されていた全てのランナーがブルーシートの上などで寝転がって仮眠されていた。

追いついた事で安心し、自分も例に違わず皆さんと一緒にここで仮眠。

15分程度仮眠した後、皆さんと一緒に再スタート。

この後の清水峠も登りなのだが、ここは急であるものの短いので、眠気は訪れずにクリアでき、宇気郷小の自販機の前で休憩してから前へ進むも、ここでも眠気が完全に解消できておらずにかなり辛かった。

眠気が起こらないように、この後の単調な落合バス停140.9㎞(今はバス停は無し)迄のルートも頑張って走って、前を行く皆さんについて行った。

落合バス停を右に曲がると、緩い登り坂が続くため、歩き始めると途端にまた眠くなる。

そのため、辛いけどゆっくり走って登っていると、交差点でエイドを開設して下さっていた。

皆さんがそこで休んでレトルトカレーなどを食べられている横で、自分は眠気が耐えられなかったので、地べたにゴロンと寝転がって5分程度仮眠。

ここまで眠気に悩まされてペースダウンさせられるとは・・・。

眠気に振り回されている自分があまりにも情けなかった。

この後も眠気と闘いながら前に進み、堀坂山の家145.3㎞に到着。

松坂まであと少し!・・・なのだが、ここからがこのコースの中で最大で最後になる堀坂峠の急峻な登り坂。

3月に試走した時にここの登りがあまりにもきつくて鮮明に覚えていた。

暗峠に向かう国道308号線の激坂を彷彿とさせるくらいの坂だ。

2㎞に亘る登りは驚く程の急峻で疲弊しながら登り、そして登った後は約5㎞に亘る長い下り坂というかなりハードなコース。

いくら下りが得意といっても、その下りが5㎞も続けば、前太腿がパンパンになり、途中で止まって屈伸などしながら前に進み、夜が明けてきた午前5時半前にようやく松阪のコンビニ152.7㎞に到着。

ようやくここまで着た。もう足がパンパンで疲労困憊だった。

夜が明けてきて明るくなってきた事でようやく眠気が無くなって覚醒し始めたのだが、比津峠からここまで来るのにずっと眠気と闘っていてイマイチ記憶が定かでは無い中でボーっとしながら走っていて、本当に辛かった。

なので、ここに着いた時点で心の余裕がほぼ無くなっており、堀坂峠で脚が相当に疲れてしまっていた。

それに加えて、自分が最終ランナーであることへの焦りもあり、メンタルもフィジカルも全く余裕無しの情けない状態に陥ってしまった。

この時、夜明けの松阪には二重の虹が架かっていて、とても素晴らしいレアな光景が広がっていたのだが、その光景に感動を覚えず、写真を撮り忘れるくらい、心に余裕が無くなっていた。

かろうじて前を走るワタナベさんについていき、3月のゴール地点であった松坂城址158.7㎞に到着。

先程のコンビニで休んでいるうちに、参加ランナーは全員先に進まれていて、我々が最終ランナーなので、エイドも撤収前で飲み物が置いてあるだけの簡素なものだった。

 

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ここまでサバイバルレースであったが、まさか自分が最終ランナーとなるとは想定外だった。

これまでのレースで最終ランナー&関門ファイター(関門時間を気にしながら走ること)になった事が無かったので、その闘い方を知らず、ただただゴールの二見ヶ浦の関門時間・14時に間に合うのか、この状態で残り40㎞を7時間半で走る事が出来るのか、不安と焦りしかなかった。

とりあえず前に進むことにしたが、ここに一緒に到着したベテランのワタナベさんにはついていく気力が無く、最終ランナーとして1人で進む事になってしまった。

松坂城址からのコースは試走していなかったけど、何とかなるだろう、という安易な考え方が仇となった。

メンタルもフィジカルも余裕が無い中に地図をじっくり見ている余裕はなく、道が合っているかどうかが分からない中に走っている不安、最終ランナーである不安、このペースでゴールに間に合うのかという不安が一気に襲ってきた上に、松坂城址を出た後から雨が降り始めてより一層気が滅入る中に、雨宿りして地図を見ながら前に進んだ。

延々と続くロードを走って櫛田橋を渡った後に左折。

雨はより一層ひどくなり、雷もゴロゴロ鳴り始め、散々なコンディションになって来た。

その後、次のチェックポイントがある曲がり角がどこなのかが分からず、試しに曲がってみると漕代駅斎宮駅はもっと先、その先の角で曲がったら次のチェックポイントであるいつきのみや歴史体験館が見つからずで、雨の中にイライラ。

そこで、雨の中に地図を開くと、地図が雨に濡れてボロボロになり始めてルートが分かり難くなり、更にイライラが増すという最悪なメンタルの状況になってしまった。

迷いに迷ってようやくいつきのみや歴史体験館を見つけた頃には、松阪城址をスタートしてここまで10㎞程しかないのに、2時間以上も経過してしまっており、「こりゃダメだ。ここでのタイムロスはかなり痛い。これではゴールに間に合わない・・・」とがっくりと落ち込んでしまった。

この時点で9時を過ぎており、残り5時間で30㎞をこの状態で果たして走る事が出来るのだろうか、と思い始めた。

前へ進もうと一旦出発したものの、もし14時を過ぎてしまってサポートされている方々に迷惑をかけてしまうのは本望では無いと思い、立ち止まってマリリンさんにお電話をして自らDNF宣言。

そこから最寄りの斎宮駅に乗って二見ヶ浦駅に向かってしまい、斎宮駅までの170kmの地点で自分の太陽の道ウルトラマラニックはDNFで終わってしまった。

途中、同じくDNFされたお二人とお会いし、一緒にここまでの苦労を労いながら二見ヶ浦に電車で行き、荷物を受け取ってそそくさと帰阪するに至った。

これで自分の太陽の道ウルトラマラニックは終わってしまった。

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半年振りの超ウルトラマラソンでの疲れと筋肉痛はかなり激しく、これが完走していれば自分に勝った勲章であり、心地良い痛みであるが、DNFなので、ただただ痛く、心も痛いという最悪な状態だった。

 

今、冷静になって考えると、残り30㎞で残り時間が5時間しかなかったと言え、何故、最後まで闘わなかったのだろう、何故、自分で諦めて止めてしまったのだろうと激しい後悔しかないが、当時は前述の理由で心が完全に折れており、身体もボロボロで辛過ぎて、冷静な判断が全く出来なかった。

コロナ禍でレースが全く無い中、2020年内にある勝負レースが本大会だったのに、こんな結末になってしまった。

残念でしかないが、今回のDNFで自分の現状と向き合い、自身の弱さ(特に、メンタル)を痛感したので、しっかり反省して原因を見直し、来年は必ずリベンジだ!

 

【敗因】

  • 半年振りのレースで身体が鈍っていた(練習・レース不足による走力の低下や体重増加)
  • 半年振りのレースで超ウルトラマラソンの闘い方(辛い時の乗り越え方など)を忘れていた。
  • 松坂城址後のコースを試走していなかった。
  • 太陽の道ウルトラマラニックを舐めており、「絶対に完走する!」という覚悟が足りなかった。
  • 2日目の夜の峠越えで発生する眠気対策が出来ていなかった。
  • 関門ファイター・最終ランナーとなり、終始焦っていて、心の余裕が無かった。

 

そして、一番の学びは、関門時間に間に合わずで強制終了ならまだしも、自分からDNFを宣言してレースを止めてしまうことは、精神衛生上、好ましくない、ということ。

レースが終わった後、激しい後悔の念に苛まれることになる。

今になって冷静に考えれば、何故、残り30㎞を我慢しなかったのだろう、しかもトレイルではなく、ずっとフラットなロードで諦めてしまうとは、2020年最後の超ウルトラなので、辛くても我慢して乗り越えるべきだった、と思うのだが、当時はフィジカルもメンタルも全く余裕が無く、そのような冷静な考えが出来る状態では無かったのだから已む無し。

それだけ半年振りのレースで辛さに対するメンタルの耐性が衰えていたのだろう。

お陰で自分のメンタルの弱さを知る事が出来た。

この悔しさと後悔を胸に、来年はリベンジをしないといけない、と心に誓う、

 

しかし、数年前の琵琶湖1周マラニック200㎞も130㎞でDNF、今回も170㎞でDNFとは、日本100マイルクラブ主催の超ウルトラレースは本当に相性が悪い。

この2大会以外でDNFはした事がないのに・・・

それだけ難しいということだし、越え甲斐があるというものだ。良い目標が定まって良かった。

太陽の道ウルトラマラニック前の試走が出来ずに本番へ

2020年9月5日土曜日、大阪城公園中之島公園ナイトランニング13㎞。

太陽の道ウルトラマラニックを1週間後に控えて、休足するために平日は走らず、週末だけ・・・というのはただの言い訳。平日は仕事が忙しくて、全く走る余裕が無かった。

この日、いざ走ろうと思ったら、雨雲レーダーで雨が降るとのことだったが、結局降らずで遅めのスタート。

大阪城公園中之島公園を走って、その先の九条の菊水湯までランニング。

9月になって一気に涼しくなってきて走りやすくなってきた。

天満橋からの夜景がきれいだった。

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2020年9月6日日曜日。

来週の太陽の道ウルトラマラニックのために最後の試走!・・・と予定していたが、溜まっている仕事があって、試走のために丸一日使って遠出する時間が無くなり、前回、途中で終わっていた室生ダムから先の試走を断念。

涼しくなって走りやすくなった朝に、大阪城公園外周をぐるぐる3周して約15㎞。

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真夏の8月とは大違いで快調に走る事が出来て、最後は大阪城公園森ノ宮側の屋台で、自分へのご褒美としてかき氷。

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涼しくなった事もあって、朝の大阪城公園はランナーでたくさん。

この気候であれば、来週の太陽の道ウルトラマラニックは走りやすそうだ。

 

2020年9月8日火曜日、大阪城公園ナイトランニング7㎞。

太陽の道ウルトラマラニック直前なのに、ほぼ走り込みはできずに太陽の道ウルトラマラニック本番へ!

西国街道を巡るラン第3弾:大阪・高槻市~京都・東寺

2020年8月30日日曜日、8月最後のランは、西国街道巡るラン第3弾。

神戸・三ノ宮から京都・東寺をつなぐ西国街道を走って、2週間前に高槻市まで走ったので、今回は最後として、高槻市から京都・東寺まで走る事にした。

堺筋本町の自宅から阪急京都線高槻市駅へ。

高槻市駅からJR高槻駅に向かって商店街を歩いて、JR高槻駅からスタート。

高槻駅はたくさんの乗降客。日常が戻りつつあるのを感じた。変わったのは、総じてみんなマスクを着用していることだけだ。

高槻駅前にある上宮天満宮の鳥居がある交差点から西国街道スタート。

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この日も過去3回と同様に、好天の真夏日

今年は梅雨らしい梅雨で雨ばかりだったが、梅雨が明けたと思ったら、こんな真夏日が連発。週末も例に違わずの猛暑日で、天候が良いのは有難いのだが、日中に走るのは危険な暑さだった。

JR京都線沿いの道を東へ。

島本駅の手前からは、2018年12月に走った三都ウルトラマラニックの最後に走ったコースを逆に進むコースで、走っていて見覚えがあった。

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島本駅前の公園には、ここに昔あった桜井駅の史跡があった。

それにしても暑い。園内の水道で顔を洗って、再スタート。

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水無瀬神宮には立ち寄らず、通貨だけ。

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桂川の支流の橋からの眺め。あれが明智光秀豊臣秀吉に負けた天王山かな。

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JR京都線山崎駅の手前で、有名なサントリー山崎蒸留所を発見した。

こんなコース沿いにあるとは知らなかった。2年前に走った時は疲れていたのか、振り返ってまで気づかなかった。

JR京都線の線路のすぐそばに蒸留所があった。

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JR京都線山崎駅阪急京都線大山崎駅の前を通過。

大阪府島本町を過ぎて、いよいよ京都府内に入った。

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京都府大山崎町内を三都ウルトラマラニックで走ったコースを逆行して進み、長岡京市に入った。

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高速道路の下にある調子馬ノ池公園に到着。ここは三都ウルトラマラニックでエイドがある場所で、ここで物凄い実績を持たれている往年のレジェンドの方々とお話させて頂いたのを思い出した。

ここは西国街道の調子八角という場所で、とても交通量が多い交差点だった。

ここには馬ノ池の水という名水の湧き水があり、地元の方々もここにタンクを持ち込んで汲みに来られていた。2年前と異なり、エイドが無いので、自分もここで水をガブ飲み。

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この日は最寄りの立命館中・高等学校のイベントの日だったようで、生徒と父兄がたくさん歩いている細い道を走って、長岡京駅に続く道へ。

ここはここまで走ってきた中でも如何にも街道っぽい石畳の道で、2年前にもう一度走ってみたいと思っていた。

長岡京駅前には村田製作所の大きな自社ビルがあるので、村田製作所がこの商店街のメインスポンサーのようだ。

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ここを右に曲がると、長岡京駅だ。自分は直進。

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馬場一丁目で商店街が終わり。ここからまた普通のアスファルトの道になり、歴史的風景が無くなり、交通量が一気に増す。

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歩道も無い交通量が多い道を走っていると、この時の気温は38℃。そりゃ暑いワケだ。自動車に乗っている方々も「こんな日によく走るなぁ」と稀有な目で見て呆れているだろうな。

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一文橋を越えた後、交通量が多い道路から外れた裏道が西国街道で、ここも歴史街道っぽい雰囲気だった。

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向日市に入った。この五辻の五差路や向日商店街、このアストロ通りははっきりと覚えている。

2年前の三都ウルトラマラニックで、夜が明けてきた朝6時頃、どうしても眠くて、このアストロ通り沿いにある自販機の横に座り込んで、約10分程度、仮眠してしまったのを思い出した(その後、夜明けと共に眠気が無くなり、復活)。

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そのアストロ通りの途中で、右に入って阪急京都線東向日駅に向かうのが西国街道。ここからは先は初めて走るコースだ。

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東向日駅の前に大きな再読街道の石碑があった。

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その後、JR京都線向日町駅も通過。ここは線路を越えるのに、地下道を進まないといけなかった。

東海道新幹線の高架下をくぐり、久世の交差点で国道171号線を過ぎると、桂川が見えてきた。

久世橋からの眺め。

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これを過ぎると、いよいよ京都市南区で、ゴール目前。

京都市内を走って、この日のゴールは、京都九条病院の裏にある旭湯。

この日も最高気温が38℃にもなる猛暑で、本当に疲れた。

旭湯で汗を流すのと共に、水風呂に入って火照った頭と身体を冷やしてリフレッシュ。

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着替えてサッパリした後は、歩きで西国街道の終着点の東寺へ。

東海道新幹線から見える京都を象徴する五重塔だ。

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その後は、東寺から京都駅は近いものなので、歩いて京都駅まで向かって、この日のラン終了。高槻から京都駅まで約25㎞。

神戸・三ノ宮から京都・東寺を結ぶ西国街道約75㎞を3回に亘って敢行した西国街道巡りランも、これで無事終了。

3回共、猛暑の中でのランで厳しかったが、無事完踏出来て良かった。

これで関西の有名な歴史街道は走ってしまったが、マラソンの大会・レースがしばらく無い現状で、次はどこを走るか・・・

www.navitime.co.jp

天満橋でラバーダックを見ながらかき氷ラン

2020年8月29日土曜日、朝から大阪城公園をぐるぐる走って、中之島公園まで行って、真夏の猛暑の中でゆっくり合計約20㎞ほど走った。

天満橋では、8月いっぱい大川に浮かんでいるラバーダックの周りにたくさんの方々が集まっていた。

自分もランを止めて、日中のラバーダックを見物。

如何にも夏らしい青空に、ラバーダックの黄色が映えるなぁ。

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中之島の噴水がある場所から遠目に眺めたラバーダック

今週末で見納めなので、カメラマンの方々も多数来られていた。

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先々週の西国街道と先週の太陽の道ウルトラマラニックの試走で暑さにやられてしまって自信を無くしていたものの、この日は猛暑の中で20㎞、満足のいく走りが出来た。

そんな頑張った自分へのご褒美は、大阪城公園の森之宮川の入り口の屋台にあったかき氷。こんな暑い日にはかき氷がピッタリだった。

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ミライザ大阪城で大阪城と夕焼けを見ながら海鮮BBQ

2020年8月24日月曜日、大阪城公園ナイトランニング7㎞。

2020年8月26日水曜日、大阪城公園ナイトランニング7㎞。

 

2020年8月25日日曜日は、前日に真夏の中を走った事でぐったりしてしまって、日中に走る気になれかった。

夜は、2017年秋に開業したミライザ大阪城へ。

大阪城のそばに建設されていて長らく使われていなかった、日本陸軍の旧第四師団司令部庁舎の歴史的建造物の内装がリノベーションされてできた施設の屋上にある「BLUE BIRDS ROOF TOP TERRACE」へ。

https://miraiza.jp/

この店は、大阪城を間近に見ながらBBQを楽しめる日本唯一の店。

選べるのは焼肉か海鮮で席の場所によってその値段が変わってくる。

ちょうど夕方に入店したので、日が暮れ始めた時に見られる夕焼けのグラデーションをバックにした大阪城が素晴らしかった。

普段、見慣れた大阪城のまた違った一面が見られた。

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食事が終えた頃には日が暮れて真っ暗に。

この場所からの大阪城のライトアップも素晴らしい。

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ランニングのついでに来る大阪城を撮るベストスポットに立ち寄った。

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夜になると、大阪城のナイトウォーキングのイベント「サクヤルミナ」のライトアップがところどころで展開されていた。

これは夜に大阪城公園内を散歩するのも良い。

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それにしても、ミライザ大阪城は良かった。

大阪城を見ながらBBQなんてなかなかできない体験だ。

今度、地元の友人などが大阪に来た際は連れていってあげよう。

大阪城の下まで歩かないといけないけど・・・

太陽の道ウルトラマラニック試走:長谷寺~室生ダム23㎞

本来であれば4月に開催されるはずであった日本100マイルクラブさんの「太陽の道ウルトラマラニック」は新型コロナウイルスの影響で9月開催に延期となり、その9月開催もどうなるのか微妙だったが、ここ最近は新型コロナウイルスの影響も落ち着いてきているので、大規模な都市型マラソンの開催は難しいにしても、小規模な大会なら開催できそうな情勢になってきた。

太陽の道ウルトラマラニック」も約20人程度のランナーが参加するレースなので、これは予定通りに開催されることを見込んで、本格的に準備をする必要が出てきた。

しかも、アップダウンが多く、トレイルもある過酷な道のり、分かりにくいコース、何よりも200㎞という距離に対して、直近のレースが2月末の小江戸大江戸200kで204㎞を走って以来のレースということで相当な不安があった。

レースが無くなった事で満足に練習が出来ておらず、その走力で果たしていきなり200㎞を完走できるのか・・・

その不安を少しでも軽減するために、特に分かりにくい3月に走った東海自然歩道マラニックのコースの一部を試走しておこうと、長谷寺から室生寺までのコースを試走しようと、2020年8月21日金曜日に仕事を早めに終えて、大和八木駅に移動。

大和八木駅前で宿泊したカンデオホテル奈良橿原は、展望風呂もあって素晴らしいホテルだった。太陽の道ウルトラマラニックの試走のための拠点にしても良いと思えるくらいだった。また来よう。

2020年8月22日土曜日朝、大和八木駅からこの日のスタート地点になる長谷寺駅へ各駅停車で移動。

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そして、やってきた長谷寺駅

3月の東海自然歩道マラニック、4月に浜寺公園からここまで試走をして以来、3回目。

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この日も朝から真夏日で、猛暑の中にランスタート。

長谷寺の参道を走って、長谷寺に到着。

本番では長谷寺の参拝をしている余裕なんて無いので、この機会に参拝してみることにした。

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長谷寺の仁王門の前で拝観料を支払って中へ。立派な門だ。

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仁王門をくぐると、この本堂までの回廊。よく長谷寺の写真で見掛ける。絵になるなぁ。

4月には牡丹がこの回廊の脇で満開になる牡丹祭りが開催されるが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止だったらしい。来年、ここで牡丹を見てみたいものだ。

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どこまでも続く階段のように思える写真。

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その階段を登りきると本堂がある。猛暑なので、この階段を登るだけで汗だくだった。

そんな参拝客のために、本堂には大型の扇風機が設置されていて助かった。

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本堂の中には大きな仏像が祀ってあった。太陽の道ウルトラマラニック本番での完走を願った。

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長谷寺を参拝した後は、太陽の道ウルトラマラニックのコースを進む。

参道からの先のコースからは登りが始まる。

初瀬ダムが望める急な坂道を走って登った後にある自販機が休憩所。ランナーだけではなく、バイカーやサイクリストもここで一服。

ここでしっかり水分を補給し、持参する水分も購入して先に進む。ここからトレイルが始まる。

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3月に進んだ時の記憶と地図を見て東海自然歩道に沿ったコースを思い出しながら前に進み、山中にあるチェックポイントの高束城址に到着。

山に入ると、真夏で活動真っ盛りの藪蚊やアブが周りに寄ってきてとにかくウザくてイライラした。これは本番では虫除けスプレーが必要であることを実感。

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しかもこの時期の東海自然歩道は山道が草が生い茂っており、草をかき分けながら前へ。この暑い中にここを通る人はいないのか。

再び登って次のチェックポイントの鳥見山公園見晴台に到着。

恐らくこの先のコースでも見晴らしの良い景色が見れるのはここだけだ。

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しかし、暑い。暑過ぎる。日陰の無い見晴台では、椅子に座ったら暑いし、椅子についた汗は一瞬で乾いてしまう。ゆっくり休んでなんていられないので、先へ進んだ。

この後、試走しておかないと絶対に分からない草むらも夏で草が生い茂っていて、本当に東海自然歩道なのかを疑うような状態になっていた。

この先の山部赤人の墓に向かうまでのルートも地味に登り坂。この暑さなので、とても辛かった。

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山部赤人の墓以降は下り坂なのだが、走っているとこの暑さですぐに心拍数が上がってしまい、得意の下りも全く走れず。

下りの途中にある公民館の横の水道で顔を洗い、下りきったところにあるチェックポイントの葛神社の境内の日陰でひと休み。

この暑さの中で走るのはもう自殺行為だ。

ひと休みした後は室生ダムに向けて室生湖の周りを走る。ここも暑さで心拍数がすぐに上がって走れなくなり、早くも歩きが入ってしまう始末で疲労困憊。

長谷寺を出た後の初瀬ダムの自販機以降、コンビニはおろか、自販機さえも無く、手持ちの水分も葛神社で使ってしまい、喉がカラカラ。

室生湖沿いを走っている時は、休みながら室生ダムまでの距離をチェックしながら、「室生ダムはまだか」を連呼しながら先に進んでいた。

そんな疲労困憊な状態の中で、ようやく室生ダムに到着。

ここまでの約20㎞に亘って無く、待ち侘びた自販機にようやく有り付けた。

炭酸飲料を一気飲みして、ひと休み。

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本当はこの先のトレイルを進んで室生寺まで行く予定であったが、この暑さで全然走れないくらい疲れてしまったことに加えて、雲行きが怪しく、スマホでもゲリラ豪雨が近づいている事がWeaher Newsで通知されたので、これ以上進むのは止めにして、室生口大野駅に向かうことにした。室生寺も本番では参拝できないので、この機会に立ち寄ってみたかったのだが・・・

先週の西国街道のランに続いて、真夏のランの辛さを再認識。来月も暑さは変わらないだろうし、こんな状態で果たして本番は走る事が出来るのか、試走した事で安心ではなく、心配が増えてしまった残念な結果に・・・

でも、長谷寺から室生ダムまでのコースは登りが多いし、水分補給できないしで大変であることが分かっただけでも良かった。

本番でも覚悟して臨める。

自販機が無いので、水分の準備は必須であり、山中を進むにあたって虫除けスプレーは必携だ。

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サカナクションのオンラインライブ鑑賞

2020年8月18日火曜日、大阪城公園ナイトランニング7㎞。

2020年8月21日金曜日、大阪城公園ナイトランニング8㎞。

 

2020年8月16日日曜日の夜、お盆なのに帰省をせずに大阪にいたこともあって、日中、西国街道を走った夜、サカナクションのオンラインライブをネットで鑑賞。

WOWOWでもサカナクションのライブを何度も聴いていて、その独特な世界観が好きで、大好きなアーティストだったので、リアルタイムで過去の名曲を聴けて良かった。

クラブミュージック調な曲も良いし、曲と曲の間に流れるクラブミュージックのようなアップテンポな間奏も好きだ。

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実際のライブにほとんど行った事が無い自分にとって、こういうオンラインライブは有難い。新型コロナウイルスの影響でネガティブな面は多々あるが、こういう新しい文化・やり方・生活様式が生まれた事はポジティブに考えていかないといけない。


サカナクション / ONLINE LIVE「SAKANAQUARIUM 光」Official Trailer

相鉄の都心直通記念ムービーのサカナクション「ネイティブダンサー」とくるり「バラの花」のmash-upも素晴らしい!


二階堂ふみが黒ギャル!曲はくるり×サカナクションのマッシュアップ 大正から令和4つの時代を超えるラブストーリー  相鉄都心直通記念ムービー「100 YEARS TRAIN」

西国街道を巡るラン第2弾:大阪・池田市石橋~大阪・高槻市

2020年8月11日火曜日、12日水曜日、14日金曜日は大阪城公園ナイトランニング7㎞。

15日土曜日は大阪城公園中之島公園ナイトランニング10㎞。

今年のお盆休みの帰省は、こんなご時世なので、残念だけど諦めた。自分も含めて、今年は楽しみが全て奪われてしまったガマンの年だ。

そんな中でも週末には楽しみを見つけないといけないので、8月16日日曜日は、西国街道を巡るランの第2弾を敢行することにした。

朝、2週間前に走り終えていた阪急宝塚線の石橋阪大前へ向かった。

この日も朝から暑くて35度以上の警戒レベルだった。2週間前と同じコンディションだった。

少し走るだけですぐに汗だく。前回と同様に、長距離のランニングはムリ、というか自殺行為なので、この日の目標は20㎞先の高槻市を目標にしていた。

石橋阪大前を出て地図を頼りに西国街道を走り始めると、すぐに箕面市に入った。

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阪急箕面線に沿って西国街道を走り、牧落には旧街道を感じる石碑を発見。

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その後、国道171号線に一時交わり、交通量の多い交差点へ。

このドン・キホーテがある牧落の交差点は、先日、箕面観光ホテルから堺筋本町の自宅に向かって走った時に通った場所だ。こうして、また違う方向からこの道を通ることになるなんて。

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すぐに国道171号線から外れた裏道へ。

箕面市立病院を後ろに望む水田地帯。青々としていて、如何にも夏らしい風景。たった数㎞しか走っていないのに、猛暑でバテバテだ。

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御堂筋線が走る新御堂筋を過ぎた後、箕面の有名なお寺・勝尾寺に向かう鳥居を発見。

ここから勝尾寺まで随分離れているけど、この西国街道から表参道が続いていることを新発見。

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大阪モノレール彩都線豊川駅を過ぎた後で、あまりの暑さに自販機で飲み物を買ってひと休み。半分の10㎞くらいしか走っていないのに、この疲れ様。暑さはここまでランナーを走らなくさせるとは、暑さって恐ろしい。

そのすぐ後に、宿場町であった郡山宿 椿の本陣に到着。

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再び、国道171号線と交わり、茨木市に入った。

名神高速道路とも交わる辺りが分かりにくかったが、ところどころに西国街道の標識があったので、ロストせずに走れた。

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その後、太田茶臼山古墳継体天皇陵)を発見。

古墳は大阪の南部に多くあるイメージが強かったが、北部のこちらにもあるのを知った。

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この後、藍野大学を越えた辺りから道が細くなり、どれが西国街道なのかが分からなくなってしまい、まっすぐ進んでいたら、誤って国道171号線に出てしまった。

地図を見直して、正しい西国街道のルートに復帰し、芥川を渡った。もうこの日のゴールであるJR高槻駅は目前。

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芥川一里塚を左に曲がれば、JR高槻駅前の商店街だ。

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JR高槻駅と阪急高槻市駅の間の商店街の一角にある、天神の湯がこの日のゴール。

この天神の湯は2階に亘って温泉がたくさんあって、なかなか良い温泉だった。

水風呂もプール並みに広くて、この日はとにかく暑かったので、水風呂に入って頭まで冷やした。

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サッパリして着替えた後は、かつて茨木市に住んでいた彼女と来ていた高槻の商店街をブラブラして懐かしかった。

そして、仕事でも高槻市に来ていて、しばしば立ち寄った阪急高槻市駅前の横浜家系ラーメンの店にも立ち寄った。

普通であれば、家系の濃くてこってりなラーメンは美味しいけど、太るという罪悪感が片隅にあるが、この日は猛暑の中に20㎞走ってきた自分へのご褒美として、家系ラーメンを心置きなく食べて、とても美味しかった。

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池田市石橋から高槻市までの約20㎞を走って、西国街道を巡るラン第2弾は終了。
振り返ってみると、コース上、特に見所が無く、ただただ暑いだけの猛暑ランで過酷だったが、そんなランでも普段の仕事のつまらなさや楽しみが全て奪われたこのご時世であれば、とても刺激的で楽しかった。

次は、最後、高槻市から京都・東寺へゴールだ!

札幌市内観光ラン(大倉山ジャンプ競技場、藻岩山、さっぽろ羊ヶ丘展望台、札幌ドーム、モエレ沼公園)

2020年8月9日日曜日、札幌で迎えた日曜日の朝は晴天で、絶好のラン日和。

札幌市内のホテルからランスタート。

札幌には何度も来ているけど、観光スポットには行った事が無かったので、この機会に走って巡ってみようと、ランニングコースはかねてより検討していた。

まずは、山に向かって一路西へ。

札幌市円山動物園の手前から登り坂になり、頑張って走りながら登った。

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ホテルから10㎞程走った後、最初の目的地・大倉山ジャンプ競技場に到着。

ここがかつての札幌オリンピックのスキージャンプ競技場になった場所か。

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初めて見たスキージャンプ台。こんなところをジャンプして危なくないの!?と驚き。

それにしても、この日も雲一つ無い好天。

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そんなベストコンディションなので、地上では大学のスキーキャンプの選手達が準備をされていた。ジャンプしているところが見られそうで期待。

スキージャンプの板は我々が冬に使っているスキー板とは比べ物にならない程、長くて幅がある。

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リフト券を購入して山上のスキージャンプのスタート地点へ。

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自分がリフトで上がっている途中、急にジャンプ台の人工芝に対してスプリンクラーで水が撒かれ始めた。どうやらこれはこれから選手がジャンプするために人工芝を滑りやすくする措置のようだった。

そして、自分がリフトで上がっている真横を選手がジャンプ!

スゴイ迫力だった。こんなところを人間が飛ぶなんて本当に信じられない。

選手達は今は当たり前のように飛んでいるけど、過去に必ず初ジャンプのタイミングがあったワケであり、その時は足がすくんだり、怖くなって飛べなかったりしなかったのかが本当に疑問。一度スタートしてしまったら、途中で引き返せないし、途中で怖くなって冷静さを失ってしまってバランスを崩したら死を意味するだろうし・・・

間近で選手達のジャンプを見て尊敬の念を覚えた。

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自分より先にスキー板を担いでリフトで上がっていた選手がスタート地点で待機。

これからこんなところを飛ぼうとしているなんて、一体、どういう心境なんだろう。

山頂から眺めたジャンプ台。この急斜面を滑降したら、スピードはどれくらいになるんだろう。

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そして、山上のスタート地点の展望台からの札幌市内の眺め。素晴らしい眺めだ。大通公園テレビ塔、広い北海道大学などが見えた。

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展望台からの眺めを堪能した後は、同じリフトで戻る。よく考えたら、リフトで上がる事はあっても、下る経験は珍しい。ちょっと怖い。

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リフトから降りた後は地上から続々とジャンプしてくる選手達を下から眺めた。

写真はうまく撮れないが、彼らの華麗なジャンプは凄かった。

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大倉山ジャンプ競技場を堪能した後は、山沿いを走った。

途中、色とりどりの花がきれいな園芸店を発見。こんな花が家にあれば、毎日、癒されるな。

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そして、2つ目の目的地・藻岩山の登山口へ到着。

5つあるらしい登山ルートの中から最もポピュラーな慈啓会病院の裏から登山スタート。

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低山だとナメていたら、標高531mと地元の岐阜市金華山よりも高い事を知り、驚いた。練習もかねてペース早くたくさんの登山客を追い越して登って良い練習になった。

藻岩山の山頂の展望台にはロープウェイでも来ることが出来るので、観光客がたくさん。

ここは夜景が有名だそうで、日本三大夜景のひとつとしても選ばれているそうだ。

大倉山ジャンプ競技場からの眺めも素晴らしかったが、ここはそれ以上に素晴らしい。

夜景もさぞかし綺麗なんだろう。

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でも、夜景目的で来るなら1人では来れない。恋人との聖地でもあるようだ。

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この後に向かう方面も望む。

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登りで喉がカラカラだったので、山頂で水分補給。

北海道限定のいろはす、塩レモン味を初めて飲んだ。北海道限定のいろはすとしては、ハスカップ味が有名だが、これは初めて。何で北海道以外では展開していないんだろう・・・

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2つ目の絶景を堪能した後は、藻岩山を藻岩山スキー場側・真駒内側に下山。

自然に溢れた素晴らしい山道。今週の仕事で溜まった疲れとストレスが発散されているのを感じた。

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藻岩山を下山した後は、広い北海道立真駒内公園を過ぎてどんどん東へ向かって走った。

そして、3つめの目的地、さっぽろ羊ヶ丘展望台へ到着。

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ここにあるのは、何といっても、「Boys, be ambicious」で有名なクラーク博士像。

そこに向かうたくさんの自動車の横を走っているのは自分くらいだった。

如何にも北海道らしいこの草原の風景。素晴らしい。

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目的のクラーク博士像に到着。

たくさんの観光客が記念写真として、お馴染みのポーズをして撮影されていた。よくテレビで観掛ける風景だ。

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羊達もこの草原の中で居心地が良さそう。

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奥には札幌ドームの特徴的な建物が見えた。せっかくだし、次の目的地への途中で通るので寄ってみることにした。

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少しシーズンを過ぎてしまったが、ラベンダーも咲いていた。ラベンダーのシーズンには来た事が無いので、富良野などにもいつか行ってみたい。

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札幌ドームではちょうど日本ハムの試合が開催されているようで、ドーム内はスタッフが多数いたが、このご時世なので、観客は全然いなかった。

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午前中、あれだけ天気が良かったのに、午後になって雲行きが怪しくなり、雨もパラパラ降ったりし始めた。

ここからは最後の目的地に向けて、14㎞程を北上する単調なロード。

ここまで30㎞程走ってきた上に、北海道らしい単調な長い一本道が続くので疲れてしまったが、この日の最終目的地であるモエレ沼公園に無事到着。

この公園には広大な土地に有名な彫刻家がデザインした建造物やモエレ山などがあって、アートな公園なので散策してみたかったが、それぞれの目的地でゆっくり時間をかけてしまったことで夕方に近くなってしまったし、天候も怪しかった上に疲れてしまって散策する時間も余裕も無くなったので、モエレ沼公園内の散策はまた別の機会にすることにした。

あれがモエレ山で、その横には写真で見たガラスのピラミッドが見えた。

写真に撮りたかったが、ここまでの観光ランで撮れ高十分な写真が撮れていたので、ここまででお腹いっぱいだ。

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そして、モエレ沼公園のそばにあるスーパー銭湯、モエレ天然温泉 たまゆらの杜に到着。

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汗を流して疲れを癒した後、「さて、どうやって札幌市内のホテルに戻るか」と考えたものの、車社会の北海道で、このスーパー銭湯からの足が無い。

そこで最寄りの地下鉄の駅まで約4㎞、歩いて向かうことにした。

たった4㎞、と思っていざ歩き始めたが、北海道の広さを甘く見ていた。

北海道の広大な土地に何にもない広い道路が延々続き、歩いていることもあってとても長く感じた。

そんな何にもない畑をとぼとぼ歩いている途中で、ヒマワリがたくさん植生されている畑を見つけて少しだけ立ち寄った。ヒマワリをこれだけ育ててどうするんだろう。観光用とは思えないし・・・

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最寄りの地下鉄に到着する直前には、丘珠(おかだま)空港があった。

これが丘珠空港か。路線は、JALの函館や釧路、利尻などの道内に加えて、三沢(青森)、FDA(FUJI DREAM AIRLINE)の富士山静岡のみとのことで、まず利用することは無さそうだ。

丘珠空港の横には「つどーむ」もあって、札幌ドームに続き、市内のドームは2つ共、自分の足で行けた。

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そして、その先にある地下鉄東豊線の終着駅・栄町駅でこの日のランは終了。

札幌ドームの最寄り駅が地下鉄東豊線のもう一方の福住駅だったので、途中から東豊線の終着駅と終着駅を繋ぐランだった。

この栄町駅のそばにある東栄病院には、かつて仕事で来た事があったのを思い出した。ここだったのか。

まる1日使って、札幌市内の観光地(大倉山ジャンプ競技場、藻岩山、さっぽろ羊ヶ丘展望台、札幌ドーム、モエレ沼公園)を自分の足で走って巡った贅沢・欲張りな約50㎞のラン。

札幌市内の観光すっぽとを十分に堪能出来て楽しい観光ランだった。

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2020年8月10日月曜日・祝日は帰阪するだけの日。

札幌ともこれでお別れだ。また来年!

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新千歳空港では、北海道の海鮮丼で、大好きなイクラとウニを堪能して北海道ラン旅終了!

北海道マラソン東京オリンピックのマラソンも無かったけど、札幌に来て良かった。

このご時世なので、誰かに自分の楽しみを作ってもらっていたこれまでとは異なり、こうやって自分でささやかな楽しみを見つけていくしかない!

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北海道マラソン&東京オリンピックのマラソンが無いのに札幌へ

2020年8月7日金曜日、仕事は早めに終わらせて、久し振りに関西空港へ移動。

こうやって週末に空港へ向かう感覚が新鮮だった。コロナ禍の前は当たり前だったのに・・・

しっかりとマスクなどの感染予防対策をして、週末なのに閑散としている関西空港からいざ北海道へ!

本来であれば、この週末は東京オリンピック2020の男女マラソン競歩が北海道で開催されており、応募しても当選しなかった東京オリンピック観戦を北海道の地でしようと思っていたが、新型コロナウイルスの影響で東京オリンピック2020は来年に延期。

なので、北海道行きもキャンセルしようかと思ったが、飛行機は早割での予約でキャンセル料が高くつくし、感染状況も落ち着いてきた8月で1人での移動であれば大丈夫だろうと、飛行機の予約をそのままにして予定通りに北海道行きを敢行。

ホテルは当時予約でいっぱいで高額だった状況から一変、ガラガラで安くなっていたので、ホテルだけは変更した。

夜遅くに、昨年、8月末に出場した北海道マラソン以来の札幌に到着!

札幌が大好きなので、北海道マラソンは今年は東京オリンピック2020の影響で未開催となったのに、今年も来ることが出来て良かった。

移動中も北海道マラソンがあるワケでも無いのに、普段の在宅勤務のつまらなさから移動している非日常だけで高揚感があって楽しかった。

本土は真夏でうだるような暑さなのに、札幌はかなり涼しい。やはり、夏の札幌は過ごしやすかった。札幌には最低年に1回は来たいものだ。

この日は夜も遅かったので、札幌駅近くの三井ガーデンホテルにチェックインしてコンビニ食を食べて終了。

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2020年8月8日土曜日、この日はのんびり毎年の北海道マラソン前日と同様に札幌市内を歩いて散策。

毎年のことなので、札幌市内の道も慣れたものだ。

 

残り2泊お世話になる市内のホテルに荷物を預けて、ブラ散歩。

北海道マラソンの最後に立ち寄る北海道旧道庁の赤レンガ。いつもは完走直前にランナーとして見ていたので、ゆっくり眺めるのは久し振り。新型コロナウイルスの影響で中には入れなかった。

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その後は北海道マラソンのスタート&ゴール地点の大通公園へ。

夏の札幌の大通公園の花壇の色とりどりの花々が本当に美しい。毎年、整備されたこの花壇の花々を見ていると癒される。

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札幌テレビ塔を今年も拝む事が出来た。

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宿泊したホテルでGotoキャンペーンの販促クーポンを3,000円分もらえたので、それを使って旧道庁の赤レンガテラスのmont-bellで携帯用サコシュを購入し、仙台の牛タン専門店・利休で厚切り牛タン定食を食べた。

札幌まで来て仙台の牛タンを食べなくてもいいのに・・・

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その後、札幌市内のアウトドアショップを散策。

札幌池内にあるTHE NORTH FACEなどのアウトドアショップに寄った。

大通公園にあって昨年立ち寄ったUNDER ARMORの店が無くなっていた。

その後、市内の中心部から1㎞程離れたところにあるサッポロファクトリーへ。

その途中の歩道橋の上からの眺め。創成川の横に創成トンネルがある。ここは北海道マラソンの序盤で走るコースだ。

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サッポロファクトリーもレンガの倉庫をリノベーションされて作られたショッピングモールでアウトドアショップの他、たくさんの店があってデートとか家族連れにはピッタリな場所だった。

立派な年季が入ったもじゃもじゃが特徴的な建物だ。それにしても良い天気。

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その日の夜は、北海道らしいものを。

まずはお馴染みのスープカレー。ゴツゴツ野菜がお馴染み。

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そして、例年であれば、大行列で諦めていたすすきのの「けやき」が、このご時世なので、行列無しで入る事が出来たので、初めてここのみそラーメンを食べることが出来た。

なるほど、信玄のラーメンと同じくらい美味しい。

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 さて、翌日は楽しみにしていた札幌観光ランだ!

 

ランナーズウェルネスよりピンバッチが届く

2020年8月6日木曜日、大阪城公園ナイトランニング7㎞。

9月の丹後ウルトラをはじめ、年内のウルトラマラソンが全て中止になったランナーズウェルネスから、昨年度獲得したウルトラポイントが3,000ポイント以上をゲットしたことでピンバッチが送られてきた。

昨年の対象の世界遺産ジオパークシリーズ5大会のうち、チャレンジ富士五湖・春と丹後ウルトラの2大会しか完走していないのに、光栄だ。

来年の大会ではスタート前に優遇サービスを受けられるとのことで楽しみだが、その前に来年は予定通りに開催されることを願う。

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西国街道を巡るラン第1弾:兵庫・神戸三ノ宮~大阪・池田市石橋

2020年8月2日日曜日、ようやく左足の甲の痛み無く走る事が出来るようになったので、計画していた歴史街道を巡るランを敢行。

自粛期間に入って、熊野街道京街道を走って来たので、今回は西国街道

西国街道は、神戸・三ノ宮から京都・東寺を結ぶ全長約75㎞なので、それをネット上にある地図を頼りに走る事にした。

日曜日朝に三宮に移動。駅前の一角に西国街道の起点を示す石碑があることを初めて知った。

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さて、ここから東に向かい、京都を目指す。

左足の甲の痛み無く、最高のコンディションでランスタート。

全く土地勘の無い道だが、街道沿いにはところどころに西国街道を示す道案内や石碑などがあって、分かりやすかった。

交通量が多い国道2号線から一本裏に入った道をどんどん東へ進んだ。

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西国橋を渡って石屋川を越える。

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石屋川沿いには徳川道の起点の碑があった。

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石屋川を越えたところで阪神御影駅に到着。

御影クラッセなどのショッピングモールがあって、ここまでで一番大きな駅だった。

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途中の住吉宮町公園には、阪神淡路大震災の慰霊碑があった。

そうか、自分は被災から見事に復興を遂げた街並みを走っているんだ、と実感。

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魚崎の住吉川六甲アイランド線を越えた辺りで、西国街道国道2号線と一部重なり、交通量が一気に増す。

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住吉川を越えると、西国街道はすぐ裏道へ。

くび地蔵という夜に見たら怖そうなスポットあり。

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芦屋川も越えた。

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夙川に向かう途中にある森具公園には、今時珍しい井戸の汲み取り式の水道も。

とにかく暑い日だったので、ここで顔を洗って助かった。

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そして、夙川に到着。夙川の風景は、まさに暑い夏に癒しを与えてくれた。

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夙川オアシスロードを南下して、香露園の駅を東に行ったら、最初の目的地である西宮神社は目前。

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そして、西宮神社に到着。

いつぞやに十日戎のお祭りの際に来たことがあったが、こうして自分の脚でまた来ることが出来た。

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ここは1月10日の十日戎の開門神事福男選びで有名だ。

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西宮神社西宮駅を越えた後は、武庫川を渡るために北上。

住宅街を縫うように西国街道があるので、この辺りがここまでで一番分かり難かった。

でも、道路標識にも旧西国街道が出てきて、何とか見つけることが出来た。

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阪急今津線門戸厄神駅を過ぎた。

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山陽新幹線の高架下をくぐり、甲子園で有名な報徳学園に到着したところで武庫川が見えてきた。

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武庫川の河川敷の日陰に座って、大休憩。

ここまで25㎞程走ったが、もう暑過ぎてバテバテだった。

途中で何度も水分補給し、歩きを交えながらでダラダラだった。

武庫川まで来たが、この暑さなので、ここで止めようかと思ったが、ここで止めても最寄りの駅まで遠いし、残り10㎞走れば、西国街道が石橋阪大前駅に交わるので、そこまで我慢しようと武庫川を渡ってランを再開。

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そこからは尼崎市伊丹市国道171号線沿いを走った。

猪名川の直前に、伊丹市の緑が丘プールがあった。こんな暑い日にランなんて自殺行為で、あっちの方が賢明だ、と羨ましく思った。

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猪名川を渡るための軍行橋を走った。天気も良くてそこからの眺めは格別。

成長した積乱雲が青空にある如何にも夏らしい空に、池田市五月山などがよく見えた。

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兵庫県から大阪府池田市に入った。この日のゴールまでもう少し。

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池田市に入った後、西国街道から外れて走ってしまったことで、ダイハツの本社の前を通った。

何とここの地名はダイハツ町。スゴイ。ダイハツの名前が地名になっているのには驚いた。

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その後、西国街道を外れて遠回りしてしまったものの、無事、この日の目的地であった石橋阪大前駅に到着。

駅に向かうまでの商店街の中にある平和温泉がこの日のゴール。

以前、箕面の滝から妙見山のコースを一部走った時の帰りにここに寄ってみたものの、開店前で入れず仕舞いだったので、ようやくここに来ることが出来た。

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西国街道を巡るランは、三ノ宮から石橋阪大前駅までの約35㎞で、一旦終了。

真夏のランでは、武庫川で止めようかと思わせる程につらくて、この距離が限界だった。

残りはまた別の週末に・・・

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7月の月間走行距離は100㎞

2020年7月29日水曜日、大阪城公園ナイトランニング7㎞。

2020年7月31日金曜日、大阪城公園ナイトランニング7㎞。

2020年8月1日土曜日、大阪城公園中之島公園ナイトランニング10㎞。

中之島公園に向かう途中、天満橋の大川には巨大なラバーダックが浮いていた。

「漂えど沈まず」がテーマだそうで、8月いっぱい浮かんでいるそうだ。

今度、日中にも来てみよう。

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7月は休足月間にしていた事もあって、月間走行距離がちょうど100㎞だった。

ここ数年で最も少ない走行距離にガッカリだが、最終週でようやく痛み無く走る事が出来るようになったので、8月から取り戻す!