高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン:3回目の完走!やっとこの難コースを攻略!!

2019年5月19日日曜日。
3回目の星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン当日。
2時過ぎに起きて準備して、グレイスホテルのロビーに待機していたら、昨晩にご一緒したワダさんと再会。再び一緒にスタート会場までバスでご一緒させて頂いた。
スタートの5時が近づいて来ると、夜が明け始めて八ヶ岳連峰を背にスタート位置に整列。
昨年はスタート時点で極寒の2℃くらいで、急遽、手袋を買ったのを思い出したが、今年は全然寒くて、絶好のウルトラマラソン日和だった。

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スタート直後はお馴染みのスタート地点周辺のコースをアップのようなランニング。

10回完走したランナーにはデカフォレストの称号が与えられるが、20回完走したランナーに与えられるのがイプシロン

その偉大な功績がひとめで分かるゼッケンを付けられているランナーと何度もすれ違った。

この野辺山のコースを20回も完走しているとは信じられない。

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今年も見事な八ヶ岳連峰を望みながらのラン。素晴らしい景色。

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そして、宿泊したグレイスホテルのそばにあるJR鉄道最高地点のモニュメント前も通過。

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ここを過ぎると、登りが始まってトレイルが始まるのだが、今年は昨年の台風でコースが通行禁止になってしまったので、トレイルのコースがなくなり、全て舗装道路になった。

10km地点も例年と異なるので、新鮮。

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23kmの林道ゲート辺りまでは新コースで、主に小刻みなアップダウンがある畑のコースがメイン。

前半は今年も八ヶ岳連峰を見ながら気持ち良く走れた。

走りやすくなったけど、あの前半のコースがあっての野辺山のような気がするのは自分だけではないはず…

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35km手前の稲子の湯エイドの後の登り坂も、みんな歩いている中に走って登りきり、一気に下り、42kmの八峰の湯に余裕で到着。

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長い下り坂を下って、50kmの小海中学校のエイドを過ぎ、長閑な小海町を走って、大嫌いな北相木村の往復。

初出場の時は暑くてこの折り返しで苦しんだが、昨年も今年もその覚悟が出来ていたので、難なくクリア。

往復のすれ違いでは、ラン友のヒラタさんやタカムラさんとすれ違って、健闘を讃え合った。

そして、70km手前から登り坂が始まって、2つ目のレストステーションである滝見の湯に到着。

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この後にやって来る難関・馬越峠に備えてゆっくりしていたら、前夜祭で知り合って、この日、ずっと追っていたワダさんに完全に置いて行かれてしまった。

74kmの馬越峠の入り口に到着。いよいよやって来た。

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過去2回、馬越峠は全歩きだったが、今年はここまでの坂道は走って登って、馬越峠は少しだけでも走ろうというのが目標。

馬越峠の途中2km迄のエイドは頑張って走って登ったが、そこからは歩きで残りの3kmを登った。

馬越峠の最高点にある79kmのエイドに到着。

本来は前半のトレイルの途中にあったコース最高点の看板が、今年はここにあった。1,620m。

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下り坂を駆け下りて、その勢いで87kmの川上村公民館のエイドに到着。

昨年はこの先で気持ち悪くなって走れなくなって崩れてしまったので、ここからが勝負!

90kmのだらだら続く坂道がきつかったが、何とか走って登り、フラットな数キロも何とか走って、やっとゴールが見えてきた。

野辺山のコースは最後の10kmが本当にキツイ。

疲れていない脚であれば、こんなフラットなコースはワケ無いのだが、90kmを越えてのこの単調なコースは、今年もキツかった。

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そして、今年も無事レッドカーペットが見えてきた!

アナウンサーから『大阪から来られた大木さん、3回目の完走で、デカフォレストまであと7回!』と言われ、苦笑い。

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野辺山を制するものはウルトラを制す

東の横綱は野辺山、西の横綱は村岡

と言われているウルトラマラソンの中でも屈指の難コースである野辺山に3年連続で挑戦し、今年も無事完走!

暑くもなく寒くもない絶好の気候に、G.W.の長崎橘湾岸スーパーマラニックでの217kmを通しての坂道の連続で登坂力もメンタルも鍛えられたのか、70km過ぎの難関・馬越峠以外の坂は走って登れ、昨年胃痛でペースダウンしたラストの苦手なフラット10kmも走れ、目標通り11時間台で完走。

3年目にしてようやく満足な走りで野辺山の難コースを攻略出来たので、大阪からは不便だし、これで野辺山は卒業!

…と思いきや、前夜祭でご一緒した方はあの長い長い馬越峠の登り坂を走って登っていた事を知り、『馬越峠は歩くもの』と決め付けていた自分を反省。

自分の甘さを思い知らされ、来年は…と思い始める始末。

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今年も大きくてずっしりとした完走メダル。

毎年、ランナーズウェルネスのメダルは豪華だ。

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星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン:楽しかった前夜祭

2019年5月18日土曜日。

G.W.の長崎橘湾岸スーパーマラニック以来、全然走れておらず、この週も平日に1回しか走れておらず、自己嫌悪。

でも、長崎で217km、翌日の野辺山で100km走ったら、5月は走り過ぎなので、平日はこんなものでいいか、と言い訳。

そして、3回目の星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソンに出場するために、土曜日の朝イチで野辺山へ移動。

新大阪駅から東海道新幹線名古屋駅名古屋駅から中央本線ワイドビューしなのに乗って塩尻駅塩尻駅から特急あずさに乗って小淵沢駅小淵沢駅から小海線でJR線最高駅・野辺山駅に、遠路遥々、3年連続でやってきた。

乗り換えの多いこの移動も慣れたものだ。

しかし、大阪から野辺山なんていう遠くて不便な場所に3年連続で来るなんて、相当な物好きで正気の沙汰じゃないと笑えてくる。

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昼に南牧村社会体育館にて前日受付を済ませて、宿泊予定のホテルのグレイスホテルへ。

過去2年は野辺山駅からかなり離れた山の麓の民宿での宿泊だったが、今年は野辺山駅から近くて、JR線最高地点の標識の近くのグレイスホテルでの宿泊になった。

リゾートホテルのようなホテルで、過去2回に無い快適さと綺麗さで、とても良かった。

部屋で翌日の準備をした後は、再び南牧村社会体育館に戻って、夕方からの前夜祭に参加。

昨年は遠く離れた民宿だったので不参加だったが、今年は近かったので、参加。

山梨学院大学の学生さん達のダンスに、メインスポンサーの日本製粉によるオーマイパスタやカレーライス、焼きそばなどでのカーボローディングパーティー

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25回目の開催を祝う恒例の大会特製のビールも振舞われた。

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ひとりでの参加なので、同じ席におられたウルトラランナーの方々と情報交換。

みんなリピーターで、各地のウルトラマラソンに出られている強者揃い。

中でも今回知り合ったワダさんは、毎週、どこかの大会に遠征して出場されている、自分以上の変態ウルトラランナー。

前夜祭が終わった後も、同じグレイスホテルでの宿泊であったため、ホテルに戻るためのバスも同じで、ホテルに戻った後に準備されていた夕食の席でもマラソン話に花を咲かせて、ワダさんのご実績に感銘を覚えて、20時30分まで呑みにお付き合いして興味深いお話をさせて頂いた。

出来ればもっとお話したかったが、翌日の午前5時スタートに向けて、ワダさんも気を遣ってくれて呑みを切り上げてくれて助かった。

しかし、これだけ飲んで翌日100km走るとは凄過ぎると驚きだった。

部屋に戻ったたら、前夜祭に不参加の相部屋のお三方は既に就寝済み。

自分も速攻で大浴場に入って、翌日の闘いに向けて速攻で寝た。

前夜祭、これまでは「参加しなくてもいいかなぁ」と思っていたが、ひとり参加故に周りのランナーと積極的に話して知り合いになれるチャンスが出来るから良い。

今回も尊敬できるランナーととても良い出逢いがあった。

今後も前夜祭の機会があれば、積極的に出るようにしよう。

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鶴見緑地公園までのリハビリラン

2019年5月10日金曜日。

長崎橘湾岸スーパーマラニック完走後の走り始めの大阪城公園ナイトランニング7km。
217km走った後の筋肉痛の激しい脚も元に戻り、問題無くランを再開出来た。

今回、筋肉痛もすぐに治まり、日焼けも程々、目の充血無し、唇のボロボロも程々、靴擦れなどの外傷はなかったものの、股擦れがこれまでのレースの中で一番酷くて、通勤時の自転車に乗るのがとても辛かった。

もちろんワセリンは塗っていたものの、レース序盤、腹が痛くて127kmの樺島公民館迄で3回もトイレに行ったことで、ワセリンが取れてしまったようだ。

便秘気味な体質なので、ここのところヨーグルトを毎日飲む、もしくは食べるようにしていたこともあって、お腹が緩くなり、しかも走ることで腸が揺れて蠕動運動が進むのか、最近、マラソン中のトイレトラブルが多い。

相変わらず、汗で身体中の水分が発散されてしまうのか、レース中の尿意は全く無く、100kmくらいならトイレに行かなくて良いランナー向けな体質に変わらないのだが・・・レース前は気をつけよう。

2019年5月11日土曜日は休足して整体やマッサージに行ってメンテナンスしたので、2019年5月12日日曜日の朝ランは200km超走った後のリハビリランとして、鶴見緑地公園迄の片道ラン13km。

昨日今日でかなり暑く、今年もこの時期がやって来た事を再認識。

行楽目的の方々で賑わう鶴見緑地公園に着いた後、この日の目的だった風車の丘でネモフィラと風車のコラボを今年も見る事が出来た。

今年2回目のメモフィラ。舞洲ほどではないが、ここはここで美しい。

しかし、この写真。

「ここはオランダか!?」

と見紛うような素晴らしい風景だ。

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風車の丘からの眺め。良い天気で美しい。

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その後は鶴見緑地公園を1周して、鶴見緑地の前にあるスーパー銭湯でラン終了。

10kmしか走っていないのにぐったり。

よくこれで先週217km完走出来たなぁと不思議に思った。

最近、15Lのトレランバッグを購入して以来、着替えを担いでのスーパー銭湯フィニッシュの週末ランが増えてきた。

ランニングはマンネリ化してきても、いろんなアレンジが出来るから飽きない。

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風呂に入ってさっぱりした後は地下鉄で帰宅。

そして、最近見つけた自宅近くのひとりでも入りやすいインドカレー屋で腹ごしらえ。

このお店、キッチンのインド人を取りまとめる日本人のおばちゃんが愛想が良くてサービスも良く、また来たいと思わせる。

それに、写真の緑色のチャツネが絶品!

おばちゃんにチャツネが美味しい事を話したら、これにはミントが入っていて、この店独自のチャツネで市販されているものではないとのこと。

美味しいので、買いたいくらいだけど、このチャツネをまた食べたかったら、この店に来ないといけない。また来よう。

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橘湾岸スーパーマラニック273、春の野母崎・諫早ステージ:E部門217km、完走率30.5%の中に完走!

2019年5月4日土曜日。

2019年前半のメインレースである「橘湾岸スーパーマラニック273、春の野母崎諫早ステージ」のE部門217kmに挑戦する日がやって来た。

昨年11月にP部門で島原半島を103km走った事があるだけなのに、半年後の春にL部門173kmを飛び越えて、いきなりE部門217kmエントリーという無謀な挑戦をすることにして、今日に至るまでずっと不安だった。

でも、12月の三都ウルトラマラニック200km、2月の小江戸大江戸200k、2週間前のチャレンジ富士五湖5lakes113kmで良い走りが出来たので、実績も調子も良くて、「挑戦するなら今しかない!」という意気込みでこれまで精進してきた。

午前5時のアーリースタート組が出発した頃に起きて、朝6時過ぎに浜町アーケードにあるホテルを出発。ランニングスタイルの自分を見てフロントの方が聞いてきて、「野母崎を経由して小浜温泉まで200km走ってきます」と話したら、笑って呆れられてしまった。そりゃそうだ。世間一般からしたら、我々は相当な変態だ。

昨日も寄った出島表門橋公園に集合。

昨年のえびすだいこくウルトラで知り合って、隠岐の島ウルトラや秋の橘湾岸でもご一緒したタカマツさん、昨年のみちのく津軽ジャーニーランで龍飛岬の後でコース案内して頂いてお世話になったオオハシさんとお互いの健闘を誓い合った。

午前7時、いよいよ217kmの2日に亘る長い旅が始まった!

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スタート直後、眼前に稲佐山が立ちはだかり、初めての稲佐山に登る。

スタート直後なので、稲佐山の険しい坂道も走って登った。

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稲佐山展望台のチェックポイント7kmに到着(2019/5/4、8:20)。

G.W.後半の行楽日和続きの晴天により、稲佐山からの展望は最高。

前日にプチ観光した長崎港や長崎市内の街並みがよく見えた。いつか夜景も見てみたいものだ。

写真は程々に、みんなに置いていかれないように再スタート。

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稲佐山を駆け下りて、長崎平和公園の近くの市街地、交通量の多い国道206号線沿いを延々と走った。

この途中、自分にとってレース中に滅多に発生しないトイレトラブルで、ローソンに立ち寄った。

序盤なので、少しくらい遅れても大きな影響はないが、20kmも行かないうちから幸先が思いやられた。

ここまでL部門のランナーもいて集団走だったが、18.5kmの横道交差点で我々E部門とL部門でコースが分かれ、以降はランナーもまばらに。

引き続き、国道206号線沿いを走り、日並時津エイドに到着(2019/5/4、10:02)。

前日に続いて暑い暑い。

日中は暑さとの闘いになる事を覚悟していた。

26.7kmの子子川交差点を左折すると、交通量が減り、一気に田舎道になった。

この田舎道で見掛け、この先も田舎道で度々見掛ける事になるこの看板が自分の事を言われているようで気になった。

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30km手前からは急坂になったので、ここでこの先の事を考えて歩いて登り、頂上から走って下ったところで32.9kmの鳴見ダムエイドに到着(2019/5/4、11:06)。

豊洋台という団地を走って下った後は、またすぐに登り。

ここから次のあぐりの丘エイド44.9kmまでの緩やかだけど、7kmくらい続く長い登り坂が日中の暑さも重なって走って登るには辛かった(2019/5/4、12:38)。

この後の下りは登りで苦労した分、走って駆け下りたところで、前方に海が見えて、式見港に到着した。

ここで暑過ぎて喉越しが欲しかったので、自動販売機で炭酸飲料で喉を潤してひと息。

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海岸線沿いを走って、蝶ヶ崎エイドを過ぎ(2019/5/4、13:28)、急な登り坂を歩いて登った先の福田霊園エイドで、以前、宮古島ワイドーウルトラで同室だった縁で知り合い、その後も萩往還や昨年の橘湾岸、隠岐の島ウルトラでご一緒したサカモトさんがボランティアでエイドをされていたので、再会出来て嬉しかった(2019/5/4、14:09)。

この大会の事を熟知されている、長崎が地元のサカモトさんには、この後もエイドで度々お会いしていろいろな情報を教えて頂いたので、E部門初挑戦の自分にとって、大変助かった。

この大会のボランティアはほとんど眠れないそうで、我々ランナー並みに大変とのこと。本当にありがたかった。

引き続き、海岸線を走って、マリーナシティ長崎を過ぎ、大浜トンネルを走り終えたところで、後ろからオオハシさんが来られたので、この後の女神大橋のエイドまでマラソン話をしながら並走させて頂いた。

オオハシさんは北海道在住なのに、全国の超ウルトラマラソンに出場されており、2週間前にも大阪の日本100マイルクラブが主催する、知る人ぞ知る「太陽の道マラニック」で200kmを完走されているとのことで、そのタフさとクレイジーさに驚かされた。

走ってみたかった女神大橋上を遂に走ることができて嬉しかった。

橋上からは彼方に前日に過ごした長崎市内の街並みが見えた。

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65km地点の女神大橋エイドに到着(2019/5/4、15:12)。

その後は、交通量が多い国道499号線沿いを走って、関門時間が設定されている深堀江川交差点70.5kmに到着(2019/5/4、15:56)。

17:30迄にここに到着すれば良いのだが、余裕を持って到着できてひと安心。

「次の目標は行ってみたかった伊王島!」と思ったら、伊王島まで7kmで意外と長く感じた。

伊王島に渡るための伊王島大橋の手前の道路公園エイド77.3kmに到着(2019/5/4、16:49)。

ここからは伊王島大橋を渡って、伊王島を1周してまたここに戻って来る。

伊王島観光をされている方が多々おられる中に走った。

海水浴場の名前がスペインの地中海に面する有名なリゾート地と同じコスタデルソルとはこれ如何に。

そこを過ぎて山の中の階段を登って進んだところで、折り返しの伊王島灯台82.2kmに到着(2019/5/4、17:33)。

立派な灯台だ。ここからの水平線の眺めは素晴らしかった。

この折り返しでは、この先もほぼずっと同じペースで進むことになる、タカマツさんやナイトウさんが先行して走っておられて、ここまでの道中の辛さを笑って吐露し合ってエールを交換した。

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17時を過ぎて日が落ち始めていたが、明るいうちに伊王島を終えられそうで良かった。

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伊王島を1周して道路公園エイドに戻ってきた。

伊王島大橋の登りで歩いているところ。まだまだ大丈夫!

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伊王島まで来たコースを引き返して、途中、香焼で右折して次は海岸線を走って野母崎に向かうことになる。

深堀漁港を過ぎて、大籠のエイド94.5kmに到着(2019/5/4、19:20)。

ここでいよいよ周りも暗くなってきたので、トレランバックからヘッデンとチカチカライトを身につけた。

いよいよ夜間走のスタート!

エイドのボランティアの方々は、「夜になって、いよいよ橘湾岸スーパーマラニックの雰囲気が出てきたね!」と笑って送り出してくれた。全く、他人事と思っていい気なもんだ笑

この後、国道499号線と合流するまでのコースがもうひどかった。

街灯は無いので、ヘッデン頼みの山の中の農道で、ひとりで走っていたので、「夜にこんな道を走らせるの!?」と思いながら不安になって走っていた。

暗闇に輝くラブホテルを過ぎて、国道と合流した後はL部門のランナーと同じコースになったので、ひと安心。

国道沿いを走って、以下宿エイド104.4kmに到着(2019/5/4、20:36)。

ここで前半ずっと腹の調子が悪かったので、トイレで用を足した。

どれだけ長いレースでも、滅多にトイレトラブルは無かったので、珍しい。

でも、これ以降の後半はトイレトラブルはなかったので、ほっとひと安心。

この後にあるファミマで炭酸飲料を購入して再スタート。

この後しばらくコンビニは無いので、入っておいて良かった。

そして、野母崎漁港に到着。

日中であれば、世界遺産軍艦島が見えたかもしれないが、夜なので何にも見えず。

いつか来てみたいが、また別の機会に。

伊王島を過ぎた後から大きなアップダウンは無かったが、港町を走っていると、野母崎公民館を過ぎた辺りから橘湾のコースの中で難関の坂道のひとつめがやって来た。権現山の登りだ。

しかも、真っ暗の中の登りで先が全く見えないので、この2kmの登りがとにかくキツかった。

もう疲労困憊で、権現山の頂上のチェックポイント113.6kmに到着。

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頂上の展望台から少し降りた権現山公園のエイドで、椅子に座ってひと休み(2019/5/4、22:14)。

100kmを過ぎて真っ暗の中にまさかこんな坂道を登らせるとは・・・

「こんなところで負けてられない!」と仕切り直して、登ってきた坂道を下り、野母新港の港町の平坦路を走って樺島大橋を渡って樺島小学校を過ぎた辺りから再び登り坂。

ここの山道も真っ暗の中に約3kmに亘る登り坂でキツかった。

ここに来るまでにチラチラ見えていた樺島灯台の真下のチェックポイントに0時ちょうどに到着(2019/5/5、0:00)。

考えてみたら、こうして夜の灯台を真下から見るのは初めてかも。とても貴重な経験だ。

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樺島灯台まで登ってきた山道を駆け下りて、樺島公民館のエイド127.1kmに到着(2019/5/5、0:28)。

中にはみちのく津軽ジャーニーランで大変お世話になって、その後の大会で何度もご一緒したヒラタさんと再会。

残念ながらのDNFだそうで、ウルトラマラソンがサブ10のヒラタさんの走力を持ってしてもDNFとはかなり驚いた。

走力も実績もあるヒラタさんのようなランナーは9時スタート組に選出されたものの、E部門は厳しい関門時間にこの日の暑さが加わって、強者揃いなのにDNFが続出しているそうだ。

自分は初出場で、7時スタート組で幸運だった。

ここでご馳走になったカレーライスで体力が回復したのか、この後、調子が戻ってきた。

樺島大橋を再び渡って街中を走った後は再び峠越えの登り坂がやって来たが、攻めの歩きで快調に登ることができ、サイクリングロードを通過。

そこからの下りをずっと駆け下りた後の集落に、河原老人の家エイド143kmを発見(2019/5/5、2:59)。

ここまでの道中、エイドの方に、度々、

「川原に5日の4時に到着するのが一番厳しい」

と言われ続けていたので、何とか1時間前に到着する事が出来て、ほっとひと安心。

ここの関門時間がとても厳しくて多くのランナーが脱落したそうだ。

自分も9時スタート組であったら、ここで関門アウトだった。

7時スタート組で本当に助かった。

中で腹ごしらえをしてひと休みした後は、峠を越えて千々の無人エイド149.6kmを過ぎ、再び峠越え。

ここら辺もアップダウンの連続でキツイ。

約1kmの立石トンネルを抜けた後で夜が明けた。

海岸線沿いのコースを走りながら見た橘湾に登る朝日が美しかった。

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そして、長崎ハウス茂木ブラブラチェックポイント159.2kmに到着(2019/5/5、5:51)。

椅子に座ってひと休みしていると、大腿部がパンパンに張っている事に気づく。

これまでのウルトラマラソンの経験で、ここが張る事はなかなか無い。

ここまでのアップダウンの連続で、下りを長く走ってきた代償だ。

そのため、これ以後、得意の下りを満足にスピードを出して走る事が出来なくなり、とても悔しくてもどかしかった。

茂木ブラブラを出た後、ここまでの調子が落ちてきて辛い時期だった。

太ももにエアーサロンパスを振りまいて、携行補給食でエネルギー補給して、自販で炭酸飲料を購入して、長めに休憩を取って再スタート。

ペースダウンしたものの、歩きは登り坂のみで、フラットなコースと下り坂は走って、この先も続く激しいアップダウンを切り抜けた。

海岸線沿いのアップダウンを過ぎて、街が見えてきたところで、日見公園エイド173.6kmに到着(2019/5/5、8:31)。

あとはフルマラソンの距離を走るのみ!

しばらく、交通量の多いフラットな国道251号線沿いを走って、結の浜海水浴場に到着。

堤防沿いを走った後、権現山、樺島灯台の坂道に匹敵する急峻な飯盛峠とんの山への登り坂がやって来た。

かなり急な坂道に住宅が建てられており、さすが坂の街・長崎を思わせる光景で、その急峻さに呆れ返り、初めて坂の途中で立ち止まって休む羽目に。

170kmを越えてのこの登り坂には圧倒され、本当に疲労困憊だった。

日見公園の前後から我々よりも距離が短いS部門やM部門の快調に飛ばして走るランナーとコースが同じであるために、元気にこの登り坂を走って登る彼らがとても羨ましかった。

ゆっくり登って、飯盛峠の頂上にある飯盛峠とんの山エイド182.4kmに到着(2019/5/5、10:10)。

その後の急な下りも、前太ももがパンパンで満足に走れず、悔しかった。

そして、噂に聞いていたじゃがいも畑の農道がやって来た。

日が昇って暑くなってきたところで、日差しを遮るものが何にも無い農道を走らせるとは・・・

でも、この日の暑さは湿度が無くてカラッとしていたので、それ程、気にならなかった。

じゃがいも畑からの橘湾の眺めが素晴らしかった。

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直射日光を全身に浴びながら、じゃがいも畑の中にある飯盛経塚エイド189.6kmに到着(2019/5/5、11:21)。

暑い中に、ここのエイドでご馳走になった、コンビニで売っている袋詰めのかき氷にスプライトを入れたかき氷パンチがとても美味しかった。

これ、この夏に自分でも試してみよ。

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じゃがいも畑を過ぎて、有喜漁港の漁村の海岸沿いのコースを走って、有喜老人ホーム裏エイド193.6kmを過ぎて(2019/5/5、12:00)、国道251号線に合流する手前で、自動車を運転するスタッフの方から長崎で有名なニューヨーク堂のながさきアイスを戴けた。

日中で暑かったので嬉しかった。

先程のかき氷パンチとこれで暑さを凌げた。

日見公園辺りから同じペースだったベテランのコガさんに、この先の関門時間など教えて頂きながらのラン。

SやM部門のランナーで溢れている中に、同じE部門のランナーは貴重な存在。

ノープランで臨んでいた自分にとって、大変助かった。

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 国道251号線から外れて丘を下りて、たくさんのランナーで賑わう唐比温泉センター前エイド200.7kmに到着(2019/5/5、13:14)。

14:30までにここに到着すれば良いので、十分余裕だ。エイドのボラをやられていたサカモトさんに再会し、「ここまでこの時間に来れたらもう大丈夫です!」と太鼓判をしてもらえて、ほっとひと息。

あと約17km。ハーフマラソンの距離も無い。あとひと息。

エイドを過ぎると、一直線に続く日を遮るものもない海岸線沿いのロード。

同じペースだったコガさんには、この海岸線コースは熱中症にならないように!と注意を受けていたが、この先にある千々石集会所のエイドまで行けば、完走扱いになる事を聞いていた事もあって気持ちが楽になって辛さが吹き飛んだ。

その上、ここまで坂道の連続だったので、こういう走れるフラットなコースを待っていた!

ペースは遅いながらも走る事が出来て嬉しかった。

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約6kmを走って、無事、千々石集会所エイド207.3kmに到着(2019/5/5、14:18)!

やっとここまで来る事ができた。もう完走は確定!

安心して、冷たいぜんざいを食べて、ゆっくり休憩。

そして、ここで合流したタカマツさんとナイトウさんと再会して、お互いでここまでの健闘を称え合った。

千々石集会所からの残り10kmは、完走が確定したので、ムリをせず、タカマツさんと話をしながらほぼ歩きで、時折、ランを交えながらゴールのある小浜温泉へ向かった。

ここまでエイドの方々はもちろん、S、Mの部門の方々から疲れているだろうに「お疲れ様でした!」などの声を掛けて頂いてとても嬉しかった。

そして、昨年秋にも来た小浜の湯気が地面から吹き上がる見た事が風景が見えてきた。

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そして、同じE部門のタカマツさんやナイトウさん方と一緒に、ゴールである小浜温泉南本町公民館に到着(2019/5/5、16:24)!!!!

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橘湾岸スーパーマラニック273の春の野母崎諫早ステージ、いきなりE217km部門という無謀な挑戦をしたものの、33時間24分かけて、無事、217kmを完走!
両日の暑さや厳しい関門制限時間(特に川原のエイド143kmの関門時間が午前4時)、そして何よりもこれまでの自分のマラソン史上で最も過酷でトラウマ級だった坂道の連続(累積上昇高度約6,000m!)で大変であったものの、完走出来て本当に良かった。

後から今回のE部門の完走率は30.5%(108名中33名)だったことを知り、そんな過酷なレースをクリア出来て、完走者の33名に選ばれて本当に良かった。

それもこれも道中にご一緒したウルトラランナーやホスピタリティに溢れたエイドの方々のお陰だ。

E部門は初挑戦故に、午前7時スタートの部であったことも幸運だった。

長崎市内の出島をスタートして稲佐山に登った後、市街地を回ってからはずっと長崎の海岸線沿いを走って野母崎を経由して雲仙市小浜温泉まで、素晴らしい長崎の風景と坂道を堪能できた大人の遠足だった。

これまでの超ウルトラマラソンでの経験上、夜明け辺りで眠気がピークを迎えて苦しめられるのだが、217kmを通しての坂道の連続による余りの辛さで33時間半走っても眠気は一切無かった。

100kmを超えても続く坂道の連続に疲労困憊で長崎を嫌いになりそうだったが、数日過ぎるとその辛さも楽しい思い出になり、より長崎が好きになった。

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完走直後、公民館内で着替えをして、この日の宿泊ホテルである雲仙荘に着いた後は、急に眠気と疲れがやって来て、何も食べず、小浜温泉にも入らないうちにバタンキュー。

遅れて打ち上げに参加するもの、激しい眠気に耐えられず、食べるものを食べて、お世話になった雲仙荘に宿泊しているウルトラランナーのラン友さんにご挨拶だけして、温泉に入って、すぐに就寝。

G.W.最終日の2019/5/6は朝から市バスで小浜温泉から諫早駅に行き、そこから九州新幹線東海道新幹線を乗り継いで帰阪。

その時は、「もうあのコースは走りたくない!」と思っていたものの、数日経つと、「もう一度走ってみてもいいか」と思い始めるので、ドMの変態で病気だ。

今回のE部門完走の実績により、2019年に新設された、2019年11月に開催される、今回と同じコース217km+昨年秋に走った島原半島1周コース103kmを一度に走る、ハイパーW(H)部門320kmへの挑戦権を得たので、玉砕覚悟で2019年のメインイベントに挑む!

橘湾岸スーパーマラニック273:決戦の地、長崎へ、前日に長崎市内観光

2019年5月3日金曜日。

2019年前半のメインレースである「橘湾岸スーパーマラニック273、春の野母崎諫早ステージ」のE部門217kmに出場するために、伊丹空港から長崎空港へ。

昨年の秋の同大会以来2回目の長崎空港に降り立ち、高速バスで長崎市内へ。

G.W.前半はあれだけ天気が悪かったのに、後半は行楽日和が続くようで、大会のある4日5日も暑くなりそうとのことで心配だった。

そんな日且つG.W.なので、長崎市内は観光客で大混雑。

長崎市内の中心部にある浜町アーケード内にあるホテルに荷物を置いた後は、昨年秋は103km走った後とその後のレンタカーの運転の疲れで長崎市内に後泊したのに全然観光せずにいたので、観光するのは初めて。

たくさんの観光客がいる長崎新地を歩いて、まずはお馴染みの岩崎本舗長崎角煮まんじゅうを食べた。

トロトロで美味しいが、この日は暑くて、昼に食べたのは失敗した。

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その後は、長崎の中華街をブラブラ。

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長崎といえば、長崎ちゃんぽん!ということで、長崎ちゃんぽんの名店を中華街の中で探すも、どこも観光客で溢れているので、中心部から離れて大波止の方へブラブラ。

途中、江戸町通り沿いの長崎の出島を望む出島表門橋がある広場を通った。

明日の決戦のスタート地点はここになる。

明日の朝には、ここに全国の変態ランナーが集まる。

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港沿いにある長崎ちゃんぽんのお店は空いていたので、やっと長崎ちゃんぽんにありつけた。

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そして、大波止にある文明堂総本店にて、長崎カステラをお土産用に買って、その先にある江戸町公園内で前日受付。

テンションが高まってきた!

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前日受付が終わった後は近くの長崎港沿いをブラブラして、長崎港沿いのゆめタウン夢彩都内の店で明日の補給食などを購入。

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まだ時間があるので、本来であれば、大浦天主堂オランダ坂平和公園などの観光スポットも巡りたかったが、ひとりだし、観光でこの地に来ているワケではないので、そういういつでも行ける場所はまたの機会に。

再びホテルのある浜町アーケードに戻って、事前に調べておいたアーケード内にあるカフェオリンピックにて、長崎名物のトルコライスを食べた。

大阪の名物と思っていたが、長崎が発祥の地だったミルクセーキも食べてみた。

店内は可愛い制服を来た女子高生のアルバイトがたくさんいたので、ミルクセーキをひとりで食べるおっさんがいて気持ち悪かっただろう笑

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そして、夜にはホテル近くに長崎の五島列島の名物で、細くてつるっとして美味しい五島うどんのお店があったので、そこで食べた。

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翌日の決戦に向けて、長崎名物ばかりでカーボローディングが十分にできて、エネルギー補給できた。

5月4日5日と眠らずに217kmを走る予定なので、ホテルに帰って早めの就寝。

いよいよこの日がやって来た!

ネモフィラを見に舞洲へ!

2019年5日1日水曜日。

前半は地元でイベントが多かったので、この日は予定無しでのんびりした後、令和元年の初ランも大阪城公園ランニングから。

本当は遠出したかったが、朝から怪しい雲行きだったので、取り止め。

そして、2019年5月2日木曜日。

GW後半になってようやくやって来た行楽日和。

ずっと行きたかった大阪・舞洲ネモフィラ祭りに行くタイミングがやって来た。

これまで6月に走って行っていた舞洲のユリ園が昨年で終わってしまったが、今年からそこが大好きなネモフィラ園として生まれ変わった。

ユリは6月が見頃だったが、ネモフィラの見頃は春なので、2019年4月13日(土)から「ネモフィラ祭り」が開催されていて、ずっと行きたいと思っていた。

営業時間の9時に合わせて8時前にランスタート。

本町通りから安治川沿いを走って、今時珍しい地下トンネル・安治川隧道の前を過ぎて、此花区に入り、G.W.にUSJに行くための大渋滞を傍目に此花大橋に到着。

お馴染みの此花大橋上に向かうための螺旋状の歩道を走って登る。

この歩道は走って登るのは良い練習になる。

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此花大橋上を走っていると、眼前には目立ったデザインのごみの焼却施設・舞洲工場を見ながら走って、自宅から約12km、7月の24時間リレーマラソンの舞台、行った事はないけど、8月にはサマソニの舞台である舞洲の「大阪まいしまシーサイドパーク」に到着。

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G.W.になってやっと快晴になったので、ネモフィラ園は大混雑。

6月の見頃の百合よりも、春が見頃のネモフィラの方がG.W.を挟むので、集客力が違う。考えたなぁ。

自分はかねてから「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」のことわざで代表されるような薔薇や牡丹、芍薬、百合などの絢爛豪華な花よりも、控えめな色の花の方が好きで、ネモフィラはその中でもあの控えめな青色が大好きだった。

日本で一番ネモフィラで有名なのが茨城県の国営ひたちなか公園なのだが、大阪からでは遠過ぎて行く事が出来なかったが、ようやく近くにこういうネモフィラが群生する場所が出来てくれた。

この日は快晴で、たくさんのネモフィラの青色に青空、大阪湾の青色のコラボがとてもキレイで癒された。

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間近で見ると、この美しさ。この淡い青色が本当に美しい。

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園内は大混雑していた上に、ランニングスタイルの自分は完全に場違いなので、スピーディーに見て回って、大満足。

帰りは舞洲から常吉大橋を渡って本土に戻り、淀川の一直線に続く堤防沿いを走って帰る。

この一直前のフラットなコースは、ランナーやサイクリストにとって良い練習場だ。

そして、この土手で寝転がってのんびり日向ぼっこしたら気持ち良さそうだ。

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この土手の途中、20km走ったところで土手を降りて、此花区スーパー銭湯一休ででひと休み。

ここに寄るために、トレランバックに着替えを積んできた。

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風呂に入ってすっきりした後は、再び淀川沿いを走った。

途中、淀川の堤防のコースを走っていて、噂で聞いていた此花区のアートプロジェクトのウォールアートを発見。

よくサイクリストがウォールアートをバックにマイバイクと共に写してインスタにアップしているのを見掛けたので知っていた。

ここは今まで何度か通ったことがあったのに、この存在に気付かなった。

此花区内には他にもウォールアートがあるようなので、見てみたいな。

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再び、堤防を走って、淀川大橋がある国道2号線に至ったところで右折。
というか、この先は工事中で堤防はこれ以上走る事が出来なくて、右折せざるを得なかった。

国道2号線を走って、JRの野田駅に着いた時に、そういえば、5月はの見頃であり、ここ野田は野田藤の発祥の地であることを思い出した。

駅前に行くと、予想通り、野田藤の藤棚の藤が満開に咲き誇っているのを発見。

ネモフィラの青色も好きだが、藤の紫色も好きだ。

この日は、ネモフィラも藤も見れて、花尽くしの日だった。

4月は桜、5月はネモフィラと藤だな。

5月はこの日に見ていない、「何れ菖蒲か杜若」のことわざで有名な菖蒲(あやめ)、菖蒲(しょうぶ)、杜若(かきつばた)も紫だし、6月になると見頃の紫陽花も紫。

人気の花には青色や紫色が多いなぁ。

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その後は、中之島を走って、中之島バンクス内にあるpatagoniaに寄って、自宅のある堺筋本町に戻ってラン終了。

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何だかんだで34kmも走ってしまい、G.W.後半のメインレースに向けて走り過ぎてしまった。

走った後は、マッサージに行ってメンテナンスして回復に努めた。

これで準備万端!翌日から、いざ決戦の地・長崎へ!!

G.W.恒例のBBQ、令和最後の大阪城公園ランニング

2019年4月29日月曜日。

高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンを今年も完走した翌日は、G.W.恒例の高校時代の友人達と集まって、岐阜県羽島市の友人宅にBBQ。

例年通り、4人の同級生と近況報告をしながらの楽しいひとときを過ごした。

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そのうちの1人には、この度、めでたく子供が生まれたので、そのお披露目会も兼ねていたこともあり、幸せを見せつけられて、自分も焦りを覚えた。

大阪で仕事をしてばかり、それ以外は大好きな趣味に没頭して走ってばかりしていられない。

自分もプライベートの幸せを考えなければ・・・

そんな事を今年も考えながら、翌30日にはG.W.前半を過ごした地元から帰阪。

そして、平成最後の日の夜に、平成最後の大阪城公園ナイトランニング。

小雨がパラついていて、G.W.に入って以来、ずっと天気が悪いので、GW後半の2019年前半の最大の挑戦に向けて回復して欲しいなぁ。

自宅のある堺筋本町にある中央区役所には、令和になった直後に婚姻届を出すカップル達が集まっているのを傍目に、平成最後のランニング終了。

4月の月間走行距離はギリギリ250km超え。

チャレンジ富士五湖で118km走ってるのに、4月の走行距離は物足りなかった。

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第9(Q)回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン:9年連続完走!今年は仮装ラン無し!

2019年4月28日日曜日。

前日の朝に大阪城公園を走った後に、地元・岐阜県岐阜市開催の第9(Q)回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンに、毎年恒例、第1回から9年連続で出場するために、地元に帰省。

前日受付の岐阜メモリアルセンターでは、長良川名物の鮎と朝ドラで有名になった五平餅を食べた。

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今年も例年と同様に、スパイダーマンでの仮装ランを敢行して地元の方々に楽しんでもらおうと思っていたものの、両親の強い反対を受けて今年はマジメな格好でのラン。

ハーフマラソンをマジメに走っても面白くないから、仮装ランを楽しみにしていたのに・・・

地元・岐阜市の星である高橋尚子さんの顔に、日本で初のIAAFのゴールドラベルを配しているハーフマラソンなので、国内だけではなく、世界中からランナーが毎年集まる。

今年も例年の川内優樹選手はもちろん、前日本記録保持者の設楽悠太選手に、MGCファイナリストの園部隼選手などが招待されていた。

仮装してスタート地点に整列している時は観れなかったが、今年はそういった有力選手が補助競技場でたくましくアップしているところをじっくり見物。

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自分も含めた多くのランナーが今か今かと待っていたところ、他の有力選手達からはかなり遅れて、川内選手が整列しているランナー達をかき分けてやっとやって来た。

やはり、市民ランナーの星・川内選手は、我々市民ランナーから大人気!

2019年4月からプロランナーへ転向しても、毎年、岐阜に来てくれるのは嬉しい!!

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そして、主催者である高橋尚子さんも。

直前に恩師の小出監督が亡くなった辛さを抱えながら、自身の名前が冠にある地元大会で、黒いウェアに喪章をして来られていた。

スタート直前に辛さを堪えて気丈に涙を流されながら元気にスピーチされている姿に感動。

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午前9時5分にスタート!

今年も高橋尚子さんと野口みずきさんという日本の女性金メダリスト2人が揃い踏み。

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岐阜県の各市のゆるキャラ達も応援。

大好きな岐阜県のゆるきゃら「みなも」も。

いつか「みなお」の着ぐるみで走ってみたいなぁ。今の自分ならできそうな気がする笑

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今年も快晴の中でスタート。

思い返せば、過去9回の大会で一度も雨が降った事が無い。

これは凄いことだ。大会前日は、春の嵐のように風が吹き荒れていたのに。

序盤、金華橋を渡って、岐阜駅前の金華橋通の往復。

例年は仮装しているので、沿道側を走って応援に応えていたが、今年は中央分離帯側を走って、世界トップクラスのランナー達の走りを間近で見て応援。

トップ集団はアフリカ人ランナー達に紛れて、設楽選手が食らいつく。スゴイ!

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第2集団には川内選手達、日本人ランナー。

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岐阜駅の織田信長の金像の前で折り返し。

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岐阜市の市街地を過ぎた後は、金華山を見ながら長良川の堤防沿いを快晴の中に気持ち良くラン。

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千鳥橋を渡って折り返した後、再び金華山を彼方に見ながらのラン。ここからの景色が一番好き。

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ラスト2kmの都ホテルの前の堤防のコース上では、毎年、我々にエールを送ってくれる高橋尚子さん。

辛いだろうにありがたい!

調子が良くて、ガチで走っていたので、最後の頑張りのために奮起!

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無事、岐阜メモリアルセンターに戻ってきて、9年連続のゴール!

IAAFのゴールドメダルを取得している世界基準の大会なので、今年からスタート&ゴールゲートの色がゴールドだ。

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タイムは1時間42分。

毎年、唯一ガチで走っている1月の大阪ハーフマラソンのタイム、1時間40分を超えられず、またしても100分切りは叶わなかった。無念・・・

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ゴール後は、例年通り、中学時代の友人の家族と合流して、屋台などで楽しんでいたので見られなかったが、ゴール後のイベントでは婚約したばかりの川内選手とお相手の元実業団選手の水口侑子さんとのツーショットが見られたようだ。

水口選手はこの日も日本人女性選手で2番目の成績とはスゴイ。

水口選手の地元は岐阜県高山市とのことで、この大会には毎年出ているそうだ。

川内選手も岐阜に縁が出来たので、来年以降も出続けて欲しいものだ。

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 広場には、川内選手のモノマネをされているM高史さん(埼王県庁所属)がファンサービスをしてくれていたので、一緒に写真を撮って頂いた。

6月の隠岐の島ウルトラマラソンでは、こちらにも毎年出場される本物の川内選手と今年もツーショット写真を撮って頂きたいものだ。

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伝説のユニット復活

2019年4月10日のDRAGON GATE後楽園ホール大会で、『団体設立20周年記念特別試合』が開催され、自分が一番大好きだった頃に活躍していた伝説のヒールユニット・悪冠一色の5名(近藤修司、”brother”YASSHI、大鷲透菅原拓也、高木”ジェット”省吾)が、2004年末に素行不良&職務怠慢でDRAGON GATEを突然解雇されて以来、15年振りにDRAGON GATEのリングに戻ってきた映像をGAORAで観て、いちプロレスファンとしてとてもテンションが上がった。

今でもDRAGON GATEGAORAで観ていて、2004年以降もヒールユニットは数々出てきたが、彼らに勝るヒールっぷりは無いと言い切れる。

その悪行っぷりが憎たらしいが故に、対抗戦が組まれて勧善懲悪の展開になると、我々プロレスファンや会場の観客達が大いに盛り上がる。

15年経った事もあって、それぞれ他団体で活躍してベテランになっていることもあって、かつての悪態っぷりは無くなり、和気藹々としている姿が微笑ましかった。

そして、DRAGON GATEの現世代との絡みとして、試合後、YAMATOは引き上げようとする悪冠一色の5人に、

正直、俺はDRAGON GATEから入った世代だ。

俺らは闘龍門を知らない。

悪冠一色も知らない。

だけどお前らが辞めた後にこのDRAGON GATEを守ってきたのは俺たちだ……なんて言う気もさらさら無い!

今日はあなた達諸先輩に、アンタたちの後輩はこうやって元気にDRAGON GATEのリングで戦っていますってことを伝えたかった。

今日は自分らに胸を貸してもらって本当にありがとうございました!

と頭を下げ、その言葉を受けた近藤は、

おい、俺ら悪冠一色がお前の言葉に涙ぐむと思ってんのかこの野郎。

そんなことねぇな?……YAMATO、これからも頑張れ。

とエールを贈り、全員で握手やハグを交わして健闘を称え合った姿に感動。素晴らしいシーンだった。

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大学時代から観始めたプロレス。

最初はテレビで放送されていた全日本プロレス新日本プロレスから観始めて、ネット上で公開されていた動画や購入したDVDなどからDRAGON GATEの前進の闘龍門にどハマりし、今ではテレビやケーブルテレビのGAORA、G+で全日本プロレス新日本プロレス&NOAH&WRESTLE 1&DRAGON GATEを観ているものの、マラソンにハマって以来はその熱が下がってしまっているが、自分の貴重な趣味のひとつとしてこれからも観続けていこう。

平成最後の大阪城の登閣証明証をゲット!

2019年4月27日土曜日、G.W.の10連休初日。

翌日、第1回目から毎年出場して、今年で9回目となる高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン出場のために地元・岐阜に帰省する前に、風が強くて肌寒い朝大阪城公園をランニング7km。
ただ、この日の目的は走ることにあらず。

大阪城に登って、この期間だけ販売される平成最後の登閣証明証をゲットするため。

大阪城公園の外周を1周して大阪城に向かうと、大阪城下はたくさんの外国人観光客で溢れかえっており、大阪城内も大混雑。

「これは登閣証明証が無くなってるのでは!?」

と心配したが、1回の売店には十分量余っていて、予定通りゲット出来た。

漢字のみだし、日本特有の元号が変わるこのタイミングの価値なんて外国人には分からないんだろう。

また、令和になった後も来て、令和最初の登閣証明証をゲットしよう!

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しかし、かなり久し振りに大阪城に入城したが、内部は完全な資料館になっていて観光地化しており、しかも8階も階層があったことに驚いた。

ただ、天守閣からの景色は素晴らしかった。

以下は大阪城直下。

茶色の建物は、最近、リノベーションされて出来たミライザ大阪。

内部は外国人が喜ぶ土産物屋や飲食店が入っており、屋上はテラスになっていて、ウェディングパーティーもできるそうで、大阪城をバックに記念撮影もできるとか。

 

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メーデーが近いためか、光の広場では労働団体が集会を開いていた。

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大阪ビジネスパークにあるクリスタルタワー。噂通り、景色が写ってる!

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※後日談・・・

2019年5月1日以降に、再度大阪城に走りに行って、令和最初の登閣証明証もゲットしようと意気込んでいたものの、いざ行ってみると、入城券を購入するための見た事がない程の長蛇の大行列が出来ていて、ゲットするのは諦めた・・・

青春18きっぷ2019年春ポスター

年に3回の春休み・夏休み・冬休みシーズンにのみ発売される青春18きっぷが2019年2月20日から3月31日まで発売されていた。

今年も茨城100kウルトラマラソンin鹿行に出場するために、茨城県鹿嶋市に向かう際の新大阪駅構内でポスターを発見。

舞台は、JR九州長崎本線大草駅東園駅の間だそうだ。

諫早駅を出て長崎駅へ向かう大村湾沿いを走る列車が、夜明けなのか、電灯を灯して走っている。

車窓からは大村湾の絶景が眺められそうで、今回もとても旅情溢れる素晴らしい写真だ。

昨年秋に出場した長崎橘湾岸スーパーマラニックの舞台となる橘湾沿いの小浜温泉に向かうために、大村湾にある長崎空港に金曜日の夜に降り立って、レンタカーを借りて小浜温泉に向かい、午前1時にスタートして島原半島を1周して103km走ったのを思い出した。

今回のポスターに書かれるコピーは、

長崎の街を後にした。懐かしい歌を口ずさんでいた。

3月は別れと出発の時期なので、少しセンチメンタルな気持ちになった。

そして、2018年度の列車の灯りシリーズもこれで終わり。

夏のポスターはどんなシリーズなのか、楽しみだ。

 

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チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン:118kmを走って富士五湖を制す!

2019年4月21日日曜日。

2019年になって初めて富士山の麓で開催される、チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンに挑戦する事が出来た。

その存在はウルトラマラソンに出場し始めた頃から知っていたが、走力が付いた頃には、地元の岐阜県岐阜市で開催されて、毎年出場している思い入れのある「高橋尚子はぎふ清流ハーフマラソン」の日と被ってしまって出場を見送ってきたのだが、2019年は1週間ズレてくれたお陰で、ようやく挑戦する日が来てくれた。

時は来た!

しかも、いきなり富士五湖(山中湖、河口湖、西湖、精進湖本栖湖)全てを回る5lakes部門118kmに挑戦!!

今の自分の実力と実績があれば、15時間で118kmなんてたやすいハズだという自信を胸に、前日の土曜日は11時台の新大阪発の新幹線で新富士駅へ行き、そこからツアーバスで決戦の地の山梨県富士吉田市の宿泊ホテルのエバーグリーンホテル富士へ。

意外と大阪からでも行きやすいが、帰りは19時のバスで新富士駅に戻って、新大阪駅に戻ると23時台になってしまうので、帰りがキツイ・・・

本大会は118kmの部があるだけあって、スタート時間は4時のスタートと早い。

ホテルからすぐの富士北麓公園にバスで移動して、暗闇の中でスタート。118kmの長い闘いが始まった。

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すぐ夜が明けるだろうと思ってヘッデンを付けずに走っていたので、転ばないように足元を注意しながら、暗闇の中で集団走をし、13.8kmを進んだところでひとつめの湖・山中湖が見えてきて、夜も明け始めた。

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夜明けと共に、素晴らしい富士山も望む事が出来た。

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山中湖を半周すると、山名湖のバックに富士山を望む事が出来た。

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その後の5つめのエイドであるみさきキャンプ場を過ぎた後の湖畔のサイクリングロードからの眺めが最高!

早朝の穏やかな山名湖に富士山が映り込む、噂の「逆さ富士」を走りながら望む事が出来て、感動!!

あぁ、絶景かな、絶景かな。

序盤はから出場して良かったと思える貴重な体験が出来た!

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山名湖を過ぎた後は、再び富士北麓公園に戻って、2つめの河口湖へ。

河口湖に架かる河口湖大橋上に来たら、一旦立ち止まって振り返っての撮影。
ここは、かつて出場した事がある「富士山マラソン」のコースと同じだったので、この橋上からの富士山の眺めが素晴らしいのは知っていた。

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河口湖大橋を渡った後も「富士山マラソン」で走った記憶のあるコースを走った。

湖畔では大阪では見頃が過ぎた桜が咲いていて、快晴の青空に、河口湖、桜、そして富士山という最高のコラボを拝む事が出来た。

山名湖の逆さ富士といい、桜とのコラボといい、素晴らしいタイミングでこの場所に来られて幸せだった。

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変わり映えの無い景色が続く湖畔沿いのコースも、富士山に桜を見ながらで楽しく、全然辛くなかった。

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河口湖が終わって、3つ目の西湖の入り口には河口湖と西湖を繋ぐ激坂がある。

この途中にある足和田出張所で56.4kmのエイドでひと休みした後、この坂は短いので、頑張って走って登った。
数年前の「富士山マラソン」ではここを歩いた記憶があるが、「あの頃から進化した自分は違う!」と心で叫びながらラン。

西湖の北岸もすぐに終わり、西湖と精進湖を繋ぐコースが長く感じた。

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4つ目の精進湖に到着。
精進湖は五湖の中でも一番小さい。

走るならこれくらいの大きさが一番だ笑

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精進湖を1周した後は、5つ目の本栖湖へ向かう。

ここを走るのは118kmの部のランナーのみで、前後のランナーもまばらになった。

本栖湖の入り口の本栖湖県営駐車場でひと休みした後は、5つめの本栖湖を1周するためにラン再開。

本栖湖を半周した後のエイドでは、千円札に描かれている富士山の風景はこの場所であった事を教えて頂いて感動。

そうか、千円札に描かれている富士山は、本栖湖をバックにした富士山の眺めだったのか!

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79.2kmのエイドを過ぎた後は、ただゴールのある富士北麓公園に戻るだけ!

気持ちも楽になって、残り37kmのラン。

本栖湖を1周して、西湖の南岸を走ったところで99.2kmの西湖公民館のエイドを11時間で通過。

出場前から「99km地点の制限時間が12時間25分」と聞いてビビっていたが、野辺山ウルトラの馬越峠や丹後ウルトラの碇高原のような歩かざるを得ない長い長い登り坂はチャレンジ富士五湖には無くて、走れるアップダウンのみだったので、懸念していたこの関門を余裕で通過する事が出来て、ほっとひと安心。

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西湖の南岸のコースを走っているところで100kmを越えたものの、まだまだ脚は残っていて走っていられ、同じコースを疲労困憊で歩いている3lakes、4lakes部門のたくさんのランナーを走って抜いていける自分の走力が嬉しかった。

西湖と河口湖を繋ぐ下り坂も快調に走って下った。

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河口湖南岸のコースを走って河口湖が終わった後は、最後、富士北麓公園に向かうだけ。

往路と同じコースを走って、113kmの河口湖ステラシアターに到着。

この後は残り5kmでゴール目前なのだが、直後のダラダラと続く2kmの登り坂を走れなくてイライラした。

今思えば脚はまだまだ余裕があったので、みんなと一緒に歩くのでは無く、自分に厳しく、走れば良かった。まだまだ自分に弱いなぁと反省。

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2km登った後の残り3kmは下り坂のみなので、残った走力で下り坂を激走!

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富士北麓公園に戻って来て、コース沿いの方々からの祝福を受けながら、無事、118kmを完走し、ゴール!

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暗くなる前に富士北麓公園に戻ってこれたので、富士山をバックに完走写真!

のつもりが、ガスっていて富士山がよく見えなくて残念。

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来週、同じ富士山の麓で開催されるトレイルランニングの国内最大イベントのUTMFよりひと足早く訪れ、無事、富士五湖(山中湖、河口湖、西湖、精進湖本栖湖)をやっつける事が出来た!
完走タイムは13時間27分。

あわよくば12時間台を狙ったが、午前4時スタートの第1ウェーブで速いランナーとの集団走で勝手に煽られて、前半50kmがサブ10ペースで走ってしまったために、後半はペースが落ちてしまったものの、小刻みに続くアップダウンも含めて大きな崩れ無く、118kmを通してほぼイーブンペースのキロ6分台で走れたことに満足。

暑からず寒からずの快晴のベストコンディションで気持ち良く走れたし、早朝の山名湖での「逆さ富士」や富士五湖と富士山との絶景コラボ、葉桜な大阪では見られない満開の桜を見ながらのランを堪能できた。

2週間後のG.W.の最後にある2019年前半のメインレースのひとつに向けて、良い弾みになって自信がついた。

それに、最高のコンディションの中での富士山を見ながらのランは最高に気持ち良かった。

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ランナーズウエルネス主催大会の完走メダルは相変わらず重厚で豪華!

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江口寿史さんのイラストレーション展のために明石へ

2019年4月13日土曜日。

日中、整体に行ってメンテナンスした後、兵庫県明石市へ行ってきた。

JRで約1時間で着くので近いものだ。

初めて下車したが、駅前に明石城があって良い土地だった。

明石に行った理由は、かねてより好きな漫画家であった江口寿史さんの「江口寿史イラストレーション展 彼女」を明石駅前にある明石市立文化博物館で開催されている事を知ったためだ。

江口寿史さんが描く女性が可愛過ぎて、理想的過ぎる。

展示内容も期待していた以上の内容の上に、会場内での写真は撮り放題なので、自分と同様に来られていた方は写真を撮りまくっていた。

自分もお気に入りの絵の写真をついつい取りまくり。

しかし、男性だけではなく、女性も多くいたのには驚いた。

何故、江口さんが描く女性はこれほど魅力的で、男性はもちろん、女性をも虜にするのか。不思議でならない。

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ひと通り見て満足した後は、大阪に戻って心斎橋のジムにて筋トレ&トレッドミルでのランニング11km。
この日も行楽日和で、こんな日はロングランしたかったが、来週、たくさん走るので、ここは無茶せず。
そんな中、「去年の今頃は、島根県の山奥、奥出雲町で走っていたなぁ」と懐かしく思い出した。
今頃、ランナー達は100kmと闘っているのであろうが、今年は去年のような春の嵐は無さそうだ。
去年の最後のおろちループに行く迄の雨風はスゴかったなぁ。

でも、キツくても楽しかった。おろちループを登り切った後のゴールまでの下り坂は、本当に気持ち良かった。

 

しかし、NHKの朝ドラ『なつぞら』が始まって2週間。
前作の「まんぷく」が面白かったので期待はしていなかったが、ネットで騒がれているように、意外に面白い。
主人公のなつ役の広瀬すずが出てくる前の子供時代で、通例、子供時代の話は面白くないのだが、子供時代のなつ役、子なつ役の粟野咲莉という子役の演技が素晴らしい。
そして、何よりもおじいちゃん役の草苅正雄の存在感。視聴者と同様に、その名演技とセリフに感動。
戦争孤児で居候している北海道の家族に遠慮している子なつへのセリフ。
「お前はこの数日、ほんとによく働いた。そのアイスクリームは、お前の力で得たものだ。お前なら大丈夫だ。だからもう、無理に笑うことはない。謝ることもない。お前は堂々とここで生きろ。良いな。」
そして、今日の北海道の開墾に苦しむ友達の両親へ向けたセリフ。
「事情なんか、クソ食らえだ!大人の事情で、この子らがどうなった?この子らに何をやったんだ、大人が!今はせめて、この子らが何をやりたいのか、子供の話だと思わず、そのことを今こそきちんと大人が聞いてやるべきだろ!」
草苅正雄さん、素晴らしい。これこそ役者の中の役者だ。

Queenの『another one bites the dust』がお好み

2019年4月12日金曜日。

仕事終わりの大阪城公園ナイトランニング。
意外と桜が散っておらず、驚いた。
この土曜日は晴れるそうだが、日曜日は雨になるそう。
日曜日に遠出して走りに行こうと思っていたが、雨だし、翌月曜日は早朝から東京出張のためにやることがいっぱいだし、来週のチャレンジ富士五湖で118km走るので、この週末はゆっくりする事に決めた。

 

そして、最近、数あるQueenの有名な曲の中でも、何度も耳にするお馴染みな曲よりも、あまり一般ウケしなさそうな『another one bites the dust』が一番好きなのに気づいた。
失礼ながらこれまでこの曲の存在を知らず、話題になったボヘミアンラプソディーの中でも少しだけ流れていたのを聞いて、ずっと気になって耳に残っていた。
演奏よりもフレディマーキュリーの類い稀な高い歌声が際立って一番生かされている名曲のように思うのは自分だけではないハズだ。

これを聴くとスゴいテンションが上がる。

ライブの映像を観ると、フレディこのこのスタイル、彼以外がやればイカレた変態オヤジで、今の時代ではNGな感が強いが、この時代にフレディがやっているからこそ成立していて、むしろカッコイイ。

こういう神がかり的な声と濃いキャラクターを持ったレジェンドは現代にはいないなぁ。


Queen - Another One Bites the Dust (Official Video)


Queen - Another One Bites The Dust (Live)

花見ラン4回目、大川沿い、開通したばかりのおおさか東線に初乗車!

2019年4月7日日曜日の早朝ランは、恐らく今季最後の花見ラン。
この日もThis is 行楽日和、というような日で、桜も満開でまさに絶好の花見日和。

2週連続で満開の桜を見ながら花見で賑わう大川沿いを走り、淀川まで走った。

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先週はここで折り返したが、この日は堤防沿いをラン。

晴天の素晴らしい景色を見ながらで気持ち良かった。

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この日堤防を走った目的は、2019年3月14日に開通したおおさか東線を見て、乗るため。
かつて歩行者も通行出来たものの、数年前におおさか東線開通に向けた作業の為に横断禁止になって、ようやく今年に開通した赤川鉄橋上を以前の貨物列車ではなく、電車が走る姿を間近で見てちょっと感動。

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満足した後は、その先の菅原城北大橋を渡って東淀川区へ。

過去の淀川沿いのマラソンで何度もくぐった菅原城北大橋を初めて渡った。

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土地勘の無い東淀川区を走って、新しく出来たおおさか東線JR淡路駅でラン中断。

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開通したばかりのらおおさか東線に乗って、淀川をもう一度渡って、隣の城北公園通り駅で下車。

しかし、おおさか東線の駅の駅名のフォントが独特。何て言うフォントなんだろう・・・

そこから城北公園通りを走って、天神橋筋六丁目の先にあるなにわの湯がゴール、というワケの分からないコース約14km。
温泉に入って疲れが癒えた後は、天神橋筋六丁目から自宅のある堺筋本町まで、ポカポカ陽気の中にのんびりウォーキング。

写真は天満橋の上から。

橋下の中之島公園では行楽日和でたくさんの府民の方々が思い思いの過ごし方をされていた。

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そして、自宅の前にある中央区役所にて、大阪県知事・市長選の投票をしてこの日のラン終了。
いよいよ本格的な春がやって来た。