高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

 隠岐の島ウルトラマラソン:5年振りに隠岐の島へ

2018年6月16日土曜日、島根県でのウルトラマラソン3戦目として、隠岐の島ウルトラマラソンに出場するために5年振りに隠岐の島へ。
本大会にエントリーしようとしたら、あっという間にネットエントリーが締め切られ、慌てて郵便振替でエントリーしたら、後から郵便振替は島民のみであった事を知り、大会事務局に問い合わせたところ、特別にエントリーして頂けて、この日に至る事が出来た。
5年前に出場した時はここまで人気は無かったような気がするが、この5年で相当の人気が出たようだ。
4月の奥出雲おろち、5月のえびすだいこくと3ヵ月連続での島根県なので、お馴染みのルート、新大阪から岡山、岡山から特急やくもで鳥取県米子駅で下車。
ツアーなので、多くのランナー達と米子駅前からバスで隠岐の島への高速船に乗るために境港へ。

高速船の出発までに時間があったので、3回目になる境港の水木しげるロードを少しだけ散策。
入り口には世界妖怪会議の看板が。
これは懐かしい。小さい頃、ゲゲゲの鬼太郎にハマってたくさんの単行本を持っており、毎週土曜日の18時30分からの放送を楽しみにしていたのを思い出す。
後半では世界に飛び出して世界各国の妖怪と対峙するストーリーであった事を思い出した。
鬼太郎にとっての最大の敵であるバックベアードがいる・・・

鬼太郎とネズミ男銅像を発見。
これよりももうちょっと先に水木しげる記念館があって、中には水木しげるさんが壁に落書きした鬼太郎の絵などがあったりするのだが、見に行くのには時間が少なくて諦めた。




鬼太郎列車ではなく、これはこなきじじ&砂かけ婆列車だ。

時間を潰し終わって、いざ隠岐の島へ。高速船のレインボージェットだ。5年前と同じ。
高速船だと1時間半もしないうちに隠岐の島の西郷港へ到着。


西郷港から大会側が運行している周回バスに乗って、レインボーアリーナへ。5年前の記憶が蘇った。
前日受付終了後は、周回バスに乗って、5年前と同じ隠岐プラザホテルへチェックインして荷物を置いた。
部屋で相部屋の方々とゆっくりした後は、前夜祭参加のために再びレインボーアリーナへ。
隠岐の島産のトビウオの揚げ団子がとても美味しかった。


そして、待ちに待ったこの前夜祭のメインイベント、父方が隠岐の島の方である事を所以に毎年、隠岐の島ウルトラマラソンの50kmの部に出場されている、川内優輝選手のトークイベント。


今年は4月のボストンマラソン優勝という快挙を達成した際のメダルを自分達に見せてくれた。


前夜祭の最後には川内選手と共に、明日の健闘を願ってみんなでエイエイオー。
5年前にも来ておられ、毎年出場するだけではなく、前夜祭にも来場してのファンサービス。
これだけのことをしてくれても、あれだけの速さと終盤の粘り強さで我々に感動を与えてくれる。
何て素晴らしい選手だろう。来年からのプロ転向により、最後の飛躍を見てみたいものだ。


レインボーアリーナでは、隠岐の島の雑貨品を売るお店が出店していた。
よく考えたら、隠岐の島のローマ字表記「OKI」は、大木のローマ字表記「OKI」と同じ事に気付いた。
「RUN OKI」と書いてあるステッカーは、「走れ、隠岐」の他、「走れ、大木」とも読み取れるので、つい記念にステッカーを購入。これも何かの縁だな。

前夜祭が終わった後は、ホテルに戻って夕食を食べて温泉でゆっくりして、やる事が無いので、5年振り2回目となる隠岐の島マラソンを楽しみに早めの就寝。

 ワールドカップで大興奮の1カ月間

2018年6月14日開幕のワールドカップサッカーは、サッカー好きにとって大興奮の毎日だった。
自分の中では、2日目のBグループ第1戦のスペインvsポルトガルが全試合を通して一番興奮した試合だった。
その理由も大好きなクリスティアーノ・ロナウド(CR7)が大活躍した試合だったから。
点を取ったら取り返すという目が離せない展開。
ポルトガルを応援している自分にとって、2-3の負けている状況でのCR7の絶妙なフリーキックが決まった時には震えた。
このFKを蹴る前の精悍でマジな顔。
この試合にかけているのが分かる。
クラブのリーグ戦や親善試合などとは異なり、こういう世界最高峰の選手が本気になっている瞬間が観られるのがワールドカップの醍醐味のひとつ。





CR7と共に我々の中でのヒーローの1人であるメッシは、なかなか調子が上がらない。
グループリーグでのクロアチア戦で、アルゼンチンは0-3の大敗。
年齢的に恐らく最後のチャンスになるであろう大会で、メッシの落ち込む姿は見たくない。
観覧席のマラドーナのオーバーリアクションは絵になる。



アルゼンチンは、グループリーグ最終戦でメッシがようやく目覚めてナイジェリアを倒して、ギリギリ決勝トーナメント進出。


グループリーグでの1番の衝撃は、前回優勝のドイツのグループリーグ敗退。
グループリーグの突破がかかっている最終戦の韓国戦では、まさかの0-2での敗戦。
終盤まで点が取れず、グループリーグ敗退が決定している大不調の韓国がまさかの先制点。
焦ったドイツは世界最高峰のキーパーであるマヌエル・ノイアーが韓国のゴール前に詰めたところを韓国の選手にボールを取られて、慌ててノイアーがゴールに戻るも無人のゴールに2点目が入り、万事休す。
あの安定感があった絶対王者のドイツがこんな情けない姿を晒した悲劇的な結末に、選手やドイツサポーターと同様に呆然。



ワールドカップのジンクスのひとつ「優勝国は次大会では1次リーグで敗退する」は、ドイツをも食った。このジンクスの的中率、怖過ぎる・・・

我が日本は、第1戦で引き分けで十分と予想されていたコロンビアにまさかの勝利を収めた事で、日本は大盛り上がり。

まさか、日本に負けるとは思っていないコロンビアのサポーターも呆然。

そりゃこんな顔になるわ。

第2戦のセネガル戦も劇的ゴールをあげながらも同点、第3戦のポーランド戦は問題となった、本大会で採用された新ルール、フェアプレーポイント(警告カードの少ない方が勝ち上がり)を狙ってのボール回しで、敗戦しながらも薄氷のグループリーグ突破。
日本は他国に比べたら弱小国・格下なので、どんな手を使ってでも決勝トーナメントに勝ち上がる。
成り振りなんて構っていられない。どんな形であろうが、勝ち上がる。
勝ち上がり方なんて拘ってられないし、目的は目先のポーランドに勝つ事や潔く戦う事ではなく、決勝トーナメントに上がることだ。
私見ながら、泥臭くて日本らしいやり方で自分は「アリ」だと思った。
野球にだって敬遠はあるし、陸上でも予選は流すことだってあるし、少々あからさまだったが。
こういう思いきった作戦ができるようになった日本を誇らしく思う。
世間や世界が何と言おうが構わない。外野の批判なんて無視だ。
セネガルが1点入れる可能性、日本がこの後攻め込んで格上のポーランドから1点を取る可能性、ポーランドに追加点を取られるリスクなどを短時間で試行錯誤した上で、あの究極の決断をした西野監督の勇気を讃えたい。
チームの至上命題を見据えて、今何をすべきかを考え、失敗したら国民から批判を受ける覚悟を持って決断して実行するマネージャーの鏡だと思った。
もしセネガルが点を取って決勝トーナメント進出がならなかったら、どれだけ非難された事か。
多分、高校野球明徳義塾の松井4連続敬遠策で星稜に勝った馬淵監督の如く、今後の日本のサッカー史に刻まれるであろう采配だ。
そして、セネガルのシセ監督の潔さにも感動。
悔しかっただろうに、コメントが機知に富んでいる。
「サッカーのルールだ。我々はイエローカードを多く取ったため資格はなかった。しかし、私は選手たちを誇りに思う。我々はこのグループリーグで頑張った。」




決勝トーナメントに進出したベスト16の国々。結局、ドイツ敗退以外はほぼ順当の勝ち上がり。

決勝トーナメントに進出した相手はベルギー。
若手のタレント揃いで世界中が弱小国・日本の負けを予想していたが、何と前半で2-0のリード。

「これはこのまま日本が勝つのでは!?」と日本人全員が思ったが、この展開がベルギーを本気にさせた。
あっという間にベルギーに2点を取られて、同点。

そして、試合終了直前に、3点目を取られての敗戦。怒涛のような展開だった。
ベスト8進出の快挙まであと一歩だったのに・・・・
下馬評がかなり低かったにも関わらず、日本人に良い夢を見させてもらった。あのベルギーを本気にさせただけでもスゴイこと。
でも、セルジオ越後氏が言っていた「日本は開始直後に退場者が出て10人になったコロンビアに勝っただけで、1勝1分2敗だから、全く善戦ではない。日本は何を盛り上がっているのか。」というコメントにも一理あり。


決勝トーナメントでの展開は、往年のサッカーファンにとっては、世代交代を思わせる悲しい展開だった。
我々のヒーローである、CR7やメッシ、ネイマールも早々に敗退。
メッシは、フランスのエースである21歳のエムベパの活躍で敗退。



メッシが落ち込んで佇む姿。哀愁が漂う。ワールドカップでのメッシはこれで最後か。

大好きなCR7も、ウルグアイスアレスカバーニの強力ツートップの前に敗退。
短パンを捲し上げて、本気でフリーキックを打つCR7。脚の筋肉がスゴイ。

途中で感動的なシーンがあった。
怪我をして歩くことがままならないカバーニに肩を貸してコート外に連れて行くCR7 。
敵同士でありながら、このスポーツマンシップにはあっぱれ。より好きになった。


2016年の欧州選手権(EURO2016)優勝の実績があったものの、敗退して落ち込むCR7。

みんなが優勝を予想していたブラジルも、若手のタレントを揃えたベルギーに敗退。
ネイマールも消えてしまい、世代交代の波だ。

ベスト4の顔ぶれ。一体誰がこの顔ぶれを予想していたのか・・・

決勝は、モドリッチなどの活躍で決勝まで勝ち上がったクロアチアに対して、フランスがエース・エムベパの活躍で圧勝。彼の時代が来たようだ。
いやはや楽しい1ヵ月だった。また4年後。

 大坂マラソン、6年連続当選という奇跡!

2018年6月12日、この日は落ち着いて仕事が出来たので、予定通り、仕事終わりの大阪城公園ナイトランニングが出来た。
それに、仕事中に2018年11月25日開催の大阪マラソンの当選の連絡が来て、かなりテンションが上がった。
当選倍率は東京マラソンに次ぐ約5倍以上はある中に、6年連続当選という奇跡!
どうやら自分は大阪マラソンとはとても縁があるようだ。
これはすばらしい誕生日プレゼントになる!嬉しいなぁ〜。

 大阪城トライアスロンを観戦して感化される

2018年6月10日日曜日の早朝ランニングは、いつも通りの大阪港中央突堤の往復ではなく、大阪城公園で「大阪城トライアスロン」が開催されていることを聞いて、ランニングがてらその大会の模様を観戦しに行くことに切り替え。
最初に中之島公園を1周して、大阪城トライアスロンの舞台となる大阪城公園へ向かった。
普段走り慣れている大阪城公園内は大混雑。
まずは最初のスイムとして、大阪城の外堀を見に行った。
あまり綺麗とは思えない堀で泳ぐ事が出来る事に驚いたと共に、みんな元気に泳いでいて楽しそうだった。


続いて、スイムから出てきた選手達が向かうバイクのトラジションを見に行った。
NHK BSのトライアスロン選手権で何度も観た事があるが、生で見るのは初めて。こうやってロードバイクを置いておくのか。これはトライアスロンをやろうと思ったら、一番準備が大変でお金がかかるのはバイクだなぁと再認識。

そして、お馴染みの噴水広場がロータリーのコースになっていた。


大坂ハーフマラソンの最初のコースにもなっている大阪城公園の東側の一直線のフラットコースが今日はロードバイクのコースに。
この一色線フラットコースはスピードが出て気持ち良さそう!


最後はランを観戦。お馴染みの大阪城公園内のランニングコースの一部と内周コースの入り口を何周もぐるぐる10周。周回コースは楽しくなくて辛そうだ。


外堀で泳ぐ選手達、トランジションから元気良くバイクで飛び出していく選手達、カッコいいトライアスロンスーツで元気に走る選手達を見ると、自分も挑戦してみたくなってきた。
同じコースを周回するのは自分に合わないので、マラソン程はハマらないと思うが、来年のこの大会に挑戦してみようかな。
水泳は得意だから良いとして、バイクの練習ややトライアスロンのグッズを揃えるのが大変だ。
この日は飛騨高山ウルトラマラソンの日だし、頑張っている選手達を見て感化された。
来週末は隠岐の島ウルトラマラソンで自分が頑張る番だ!

 全仏オープンテニス、ナダルが脅威のV11!

2018年5月27日から6月10日まで開催された2018年の全仏オープンテニス。
日本期待の錦織圭選手は、ジャンビエ、ブノワ・ペール、ジル・シモンという地元・フランス勢に三連勝するというフランス人に恨まれるのではないかと心配になる活躍で完全復活を思わせたが、4回戦で決勝まで進んだオーストリアのドミニク・ティームに負けた。

そして、やはり本大会もクレー王者のラファエル・ナダルによるナダルにのための大会だった。
勝戦初進出のティームを一蹴しての11回目の優勝。
2005年から2008年まで4連覇、2009年だけスウェーデンのロビン・セーデリングに4回戦でまさかの敗退をしたものの(セーデリングはこの勝利で今でも話題になっている)、2010年から2014年まで5連覇、2015、16年は勝てず、2017年と2018年で復活という、誰にも真似できない信じられない実績を残している。
フェデラーと共に完全復活したレジェンドの今後の活躍が期待!

 えびす・だいこく100kmマラソン:2週連続の100km完走!島根ウルトラの神、リーチ!!

2018年5月27日日曜日、えびす・だいこく100kmマラソン当日。
前日と同様に、松江駅前から大会バスで美保関に移動して、朝5時、商売繁盛の神様、恵比須様を祀る美保関の美保神社をスタート。
100kmを漢字表記すると、「百粁」と書くのを初めて知った。


島根県ゆるキャラしまねっこ」、出雲大社の社を頭に被って、綱を首に巻いてかわいい。もっと人気が出てもいいと思う。


スタート直後、我々と違ったゼッケンをしているランナーがいた。
これは、本大会を10回以上完走したランナーに与えられる「えびす・だいこくの神様」で、永久ゼッケン番号になっている。
彼らに尊敬の念を抱きながら走った。

序盤は日本ジオパーク認定の島根半島北岸の自然が造り出す造形美を見ながら、漁村を巡るアップダウンが激しい海岸線のコース。
大自然を堪能しながらのランは楽しかった。


13km地点の有名な七類港。メテオプラザというらしい。近くに隕石が落ちたからだそうだ。


コースには、エメラルドグリーンの海に、須々海の洗濯岩や加賀潜戸という名勝地があった。


海岸線コースという事もあってアップダウンが多く、35km手前のチェリーロードや45kmの島根原子力発電所辺りで始まる片句の山越えという登り坂も序盤なので、頑張って走って登った。


50km以上に亘って走って来た海岸線コースが終わりを告げ、島根県の内陸部を走って、55km地点の鹿島エイドがレストステーション。
日中になって暑くなってきたが、太陽は雲に隠れていたので、暑さはそれ程気にならなかったものの、前半で登り坂を走って乗り越えたことで、体力が無くなってきて、60km辺りが一番辛かった。
70km手前で宍道湖沿いの交通量が多い国道431号線に出た時には、再び宍道湖を見られて感動。


ただ、ここから延々と約30km、超フラットコースが続く。
右手には一畑電車が走り、左手には自動車が走り、時には通り過ぎる自動車の助手席やバイカーが声を掛けてくれて嬉しかった。
また、一畑電車と並走することも。

75km地点の津乃森エイドでは、宍道湖しじみ汁を食べてひと休み。

80km以降は宍道湖を離れての市街地コース。
延々と出雲市内のフラットなコースを走っていく中で、ようやく目指すべきゴールである出雲大社の案内標識が見えてきた。
やっとゴールが見えてきて、ホッとした。

根気良く、粘り強くとにかく走り続けてようやくあと2km!


そして、観光客の数が増えてきて、縁結びの神様、大黒様を祀った出雲大社の大鳥居を右手に発見!ようやくここまで来た、感動!!

出雲大社に向かう神門通りを少しだけ駆け下りて、大社町交通広場がゴール。


ゴール後は、かき氷を食べて完走後の余韻に浸った。

完走タイムは、12時間21分。
序盤にあれだけたくさんのアップダウンがあるコースでは、スタート前に目標にしていた12時間以内の完走はやはり無理だった。
体力が最後まで続かず、後半のフラットなコースは苦しかったが、無事完走できて良かった。
野辺山ウルトラに続いての2週連続のウルトラマラソンという無茶をしたが、今月、萩往還250kmなどを走られたランナーの大変さに比べたら大した事ではない。

完走後の余韻と達成感に浸りながら、悠長にゴール地点のすぐそばにある日之出館のお風呂で疲れをゆっくり癒していたら、復路で予約していた出雲縁結び空港から伊丹空港への最終便の時間が近づいている事に気付き、せっかく出雲大社に来たのに参拝せず、タクシーに飛び乗って出雲縁結び空港へ(出雲大社には依然来た事があるし、独りで参拝するのは悲し過ぎるので、そもそも参拝予定は無かったが)。
ギリギリ最終便に搭乗出来て肝を冷やしたが、無事、帰阪する事が出来た。
慌ただしい1泊2日の旅であったが、これで島根県ウルトラマラソンを2大会完走出来、目指す「島根ウルトラの神」受賞に向けてリーチ!

 えびす・だいこく100kmマラソン:前日の松江・宍道湖・美保関観光

2018年5月26日土曜日、2週連続のウルトラマラソン島根県の2戦目となる「えびす・だいこく100kmマラソン」に出場するために、新幹線で新大阪から岡山に行き、そこから特急やくもで松江駅へ。
4月の奥出雲ウルトラおろち100km遠足の復路でも松江駅に来たので、この短期間に2回目の松江だ。


宿泊予定の松江駅前のホテルに荷物を置いて、前日受付会場である美保関に行くためのバスに乗るために、宍道湖沿いにある松江市役所へのんびり歩いて向かう事にした。
快晴の空の下の広大な宍道湖
宍道湖には来た事があったものの、こうやってゆっくり見たのは今回が初めて。
その景色の素晴らしさに感動と気持ち良さを覚えた。
宍道湖の周りは整備されていて、松江市民の憩いの場になっていた。
松江市民は身近にこんな素晴らしい場所があって羨ましい。




松江に到着して早々に宍道湖が日頃の疲れやストレスを癒してくれた。
のんびり歩いて松江市役所前に行き、そこから大会側が運用している定期連絡バスに乗って、島根半島の突端にある美保関へ。
対岸にある境港には行った事があったが、こちら側に来るのは初めて。
美保関町の港で前日受付完了。


この大会では出場ランナーから大会スタッフの方への感謝の気持ちとしてお土産制度という特有の制度があるので、自分も大阪のお土産を新大阪駅で買っておいて、この時に「明日お世話になります。宜しくお願い致します。」と言ってお渡しした。
お渡しすると、会場にいるスタッフの方全員で大きな声で御礼いただけた。
このお土産は100kmのコース上にあるどこかのエイドステーションのボランティアの方に配られて、そのエイドに到着した時に大きな声で応援してくれるそうだ。
結局、自分のお土産がどこのエイドに配られたのかはわからなかったけど。

前日受付終了後は松江に戻る定期バスの時間まで、美保関町に来たら必ず参拝するであろう有名な美保関神社へ立ち寄った。
ここは七福神の一人、恵比須様を祀っているそうで、ここをスタートして、大黒様を祀る出雲大社がゴールであるために、えびす・だいこく100kmマラソン、通称、えびだい、という事を初めて知った。



美保関の名物と言えば「やきいか」だそうなので、早速、神社の前の売店出雲そばと一緒に食べた。美味しい!

連絡バスで松江に戻った後は、まだたっぷり時間があったので、次に行ってみたかった島根県立美術館へ。
何故、芸術に興味の無い自分が美術館へ行きたかったか。
それは、奥出雲ウルトラおろち100km遠足に出場した時に宿泊した斐之上温泉の旅館で、このヱヴァンゲリヲン展がちょうどこの期間にこの島根県立美術館で開催されている事を知ったから。
ヱヴァ好きにとって、ここは行っておかないといけない。

宍道湖沿いにある島根県立美術館にとぼとぼ歩いていくと、入り口付近に目を瞑って佇む綾波レイの大きな姿が。これは俄然テンションが上がって来た。


入り口にはネルフのロゴがプリントされていており、当たり前だけど、写真は入り口まで。入り口にはエヴァ1号機の何分の一かのフィギュアが。
中ではヱヴァのテレビ版や劇場版のセルやキャラクターデザインなどが公開されており、劇場版のワンシーンを観ていると、ハマったきっかけとなった劇場版・序と、面白かった劇場版・破のを思い出して懐かしかった。
果たして、最後の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開はいつになる事やら。
ファンを待たせ過ぎて、どんどんみんな忘れていってしまっているからそろそろお願いしたいものだ。
(この後、7月に「2020年公開」が決定!嬉しいけど、待たせ過ぎ・・・)


美術館を散策した後はホテルに戻ってのんびり休み、夕方に再び宍道湖へ。
宍道湖に沈む夕陽は美しいと聞いていたからだ。
陽が沈み始める頃になると、自分と同じように宍道湖の夕景が美しいと聞いた観光客などが集まって来た。
確かに綺麗だ。
でも、この時期は宍道湖ではなく、宍道湖沿いの建物に沈んでしまったので、ベストな時期ではなかったようだ。


2週連続のウルトラマラソンなので、観光はこれで終わり。早々にホテルに戻ってのんびりして、部屋にマッサージを呼んで、身体をほぐしてもらって就寝した。

 星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン:2年連続完走!・・・も最後に崩れる

2018年5月20日日曜日、星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン当日。
午前5時のスタートに向けて、離れた民宿から送ってもらってスタート&ゴール地点の野辺山駅前の南牧村社会体育館に到着すると、激寒。
昨年の猛暑で完走率50%未満という悪条件から一転、今年は午前5時の気温が2℃という激寒な中のスタートとなった。
あまりの寒さに会場で手袋を購入して、温かい飲み物で身体を温めてスタートを待つ羽目に。



後ろを振り向くと、八ヶ岳連峰が霧に包まれて山頂のみが顔を出していた。この山容もなかなか良い。


最初の5kmは、野辺山駅周辺のフラットな畑作地帯のコースをジョギング。
霧が晴れた雄々しい八ヶ岳連峰を見ながらのウォーミングアップだ。

JR鉄道最高地点の前を過ぎると、登り坂は始まる。

未舗装の緩やかな登り坂のトレイルコースが始まると、その途中からは彼方に富士山の姿が。
澄んだ青空に富士山が映えていて、その素晴らしい姿に感動を覚えた。
昨年は見られなかったので、こんな楽しみがあるのかと驚いた。



そして、前半なので快調に走って登ってコース最高地点に到達。
走って登れるくらいの斜度の登り坂なので、ここは本当に気持ちが良い。

スタート地点は寒かったものの、陽が昇るにつれて気温は上がり始め、日中になっても暑さは程々で、時折吹く冷たい風が我々の体温を下げてくれ、まさにウルトラマラソン日和。
八ヶ岳連峰の周りのアップダウンが多いコースを順調に走って、42km地点のレストポイント、八峰(ヤッホー)の湯に到着。

ここからは小海町や北相木村南相木村などを走るコース。
昨年は50km地点の小海中学校に到着した後からが暑過ぎて苦労したけど、今年は暑さは程々で余裕だった。
昨年、辛かったポイントであった北相木村の往復コースも、今年はそれが分かっていて覚悟できていたので、難なく乗り越えられた。

途中の民家の畑には、この時期が見頃のアヤメやルピナスが植生されていて、目が癒された。


村のおばあちゃん方も家の前で座って我々ランナーを笑顔で応援。ありがとう!

71km地点のレストポイント、滝見の湯の前はかなり急な坂。
この先にあるこのコースの最大の難関である馬越峠の前哨戦だ。


滝見の湯で着替えて再スタート。いよいよ79km地点からは馬越峠だ。

スタート前はここを走って登ってやろう!と意気込んでいたものの、今の自分の走力ではそんな余裕は無し。
ここまで頑張って走って来たので、ここは昨年と同様に速足で登る事に決めた。
何度か挑戦する中で、いつか走って登る事が出来るようになったいいが、いつになる事やら。
ガマンの登りで峠を登り切って、79km地点に到着。

登りで蓄えた体力を開放して一気に下り坂を駆け下りて、87kmの川上村原公民館に到着。
大会ゲストランナーの川内優輝選手が72kmの部に出場して、大会記録で優勝したそうだ。72kmを4時間台って信じられない。

ここまではとても順調に来たものの、残り13kmのほぼフラットなコースがとても辛かった。
毎度の事だが、胃をやられてしまって気持ち悪くなり、コースを外れて指を口に突っ込んで強制的にゲップをしていたら、住民の方が心配で「大丈夫か?」と声を掛けてくれ、お茶を頂戴する事になる始末。
脚力には自信があるものの、内臓は弱過ぎる。情けないなぁと思いながらペースがガタ落ちで、歩きも交えながら走って、残り1km地点に到着。

今年も無事、南牧村社会体育館前のゴールに戻ってきて、レッドカーペットの上を走ってゴール!

今回は昨年よりも涼しくてとても走りやすいコンディションだったのに、完走タイムは12時間38分。
昨年の完走タイム12時間51分から13分しか更新できないとは、これ如何に?という結果になってしまった…
昨年苦戦した60km辺りの北相木村役場の往復は走ることができて攻略出来たものの、この大会のハイライト、馬越峠を越えた後迄は良いペースだったのに、残り10kmで胃をやられ、気持ち悪さで足は生きてるのに満足に走れず、最後の殺風景な一直線の農道コースはかなり辛かった。
情けない不本意な結果で、完走後の笑顔もぎこちない。

だけど、今年も横綱級のアップダウンが激しい難コースを制し、カッコイイ完走メダルをゲット!
Facebookでこの完走メダルを見て、絶対にこのメダルを戦利品としてゲットしたかったので、感慨深かった。
大振りでどっしりと重量感もあり、数ある完走メダルの中でも1番かも。今年も100kmと自分に勝った勲章だ!

前日説明会で説明されていたイプシロンの称号を得ている偉大なウルトラランナーの方よりも少しだけ速くゴール出来たようで、光栄だった。

2年連続完走出来たものの、まだまだ攻略したとは言い難いので、来年の第25回記念大会も挑戦しよう!
しかし、大阪から野辺山は交通の便が悪い。
昨年は急遽塩尻で後泊する事になってしまったので慌てて帰路に着いた事で、何とか日曜日中に帰阪できたものの、新大阪着が23時30分過ぎとは・・・。


星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン:昨年と同じデザインの参加Tシャツにガッカリ

2018年5月19日土曜日、昨年に続いて2回目の出場となる「星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」に向けて、長野県の野辺山へ。
大阪からの交通の便は悪くて時間がかかるのだが、2回目なので手慣れたもの。
大坂駅から新幹線で名古屋に行き、名古屋からはワイドビューしなの塩尻、そこから中央本線小淵沢に行って、八ヶ岳高原線野辺山駅に降り立った。

野辺山を制する者はウルトラを制す

西の村岡、東の野辺山

とウルトラランナーの間で日本屈指の難コースとして有名な本大会を今年も制したい!という想いから、また今年もこの地に来てしまった。


昨年は勢い余って朝イチで移動して、前日受付開始迄の時間を何もない野辺山駅の前で時間を持て余してしまったので、今年は遅めに出発。昨年はレンタルサイクルを借りて、JR最高地点のモニュメントなどを見に行ったものの、翌日のコースで通り過ぎるので、今年は見に行かず。
前日受付終了後は、2回目なので聞く必要はないのだが、説明会に参加するために、その開始時間まで周辺をブラブラ。
説明会会場の南牧村社会体育館近くにある牧場の土産店で実家へ送る土産を買って、野辺山高原らしいものを食べてゆっくり。

この日は天気が良くて、1年振りに見た八ヶ岳連峰は変わらずたおやか稜線で雄大な姿だった。

この大会では、10回完走者にデカフォレスト、20回完走者にユプシロンという称号が授与されるのだが、説明会ではそのユプシロンの方の説得力ある闘い方を聞いて参考になった。
しかし、こんな過酷なコースを10回に留まらず、20回も完走するなんて恐ろしいご実績。
自分も人生を通して走り続ける限りは本大会に出場して、デカフォレストを目指そうかな・・・

本大会の不便な点は、スタート&ゴール地点の野辺山駅辺りは宿泊施設が少なくて、ツアー会社で申し込むとそこから離れた民宿にバスで行かないといけないので、自由が利かないこと。
我々はこの地に旅行に来ているワケではなく、100kmを走らせてもらえれば満足なので、そんな不便さは気にならないけど。
ただ、酷かったのは、楽しみにしていたThe North Face製のレアな大会参加Tシャツが去年と全く同じデザインだったこと。
昨年からランナーズウェルネス主催のウルトラマラソンでは、スポンサーがThe North Faceになったからなのか、大会名を胸元に示しただけのシンプルイズベストなTシャツに変更になり、それはそれで普段でも着れるので気に入っていた。
今年は何色になるのかな、と楽しみにしていたが、上が2017年で、下が2018年。ほとんど区別がつかない。今年の方が色が濃いくらいか。しかも、昨年よりもペラペラで、背中の下にあった「NEVER STOP EXPLORING(探検をやめるな)」というThe North Faceのスローガンが書かれた文字プリントもなくなっていて、昨年からのグレードダウンが否めない。

 自転車通勤開始

2018年5月のG.W.明けからオフィスが北浜から肥後橋中之島に移転した。
中之島の高層ビルの新オフィスはかなり快適であるものの、自宅のある堺筋本町から遠くなってしまったので、最初は地下鉄で行ってみたものの、たった2駅なのに、人の多さにウンザリ。
なので、これを機にこれまで使用していたミニベロからクロスバイクに替えて、ビジネスリュックで通勤する事に決めた。
自転車で行ったらそれほど遠くは感じられずに快適で、近くには有料ではあるが、自転車置き場がたくさんもあって意外とアリだった。
夏の暑さ、冬の寒さが気になるけど、電車通勤よりは良い。
本当は通勤ランとかしたいけど・・・

 ネモフィラの青さに感動

2018年5月6日のG.W.最終日。
今年のG.W.は、各地で開催されている長距離マラソンに出られずにのんびりしていたので、最後の萩往還完踏の報告をFacebookなどで見て感化され、G.W.後半はほぼ毎朝走った。
G.W.最後となる日曜日の早朝ランニングとして、今が見頃のネモフィラが見たいということで、茨城県ひたちなか市国営ひたち海浜公園ネモフィラ畑を見たいのが本音だが、そんなところまで行くことはできないので、大阪で見られる場所は鶴見緑地公園しかなく、園内の風車の丘に向けてのランニング。
ただ、朝からかなりの暑さで汗だくで喉がカラカラ。
鶴見緑地に向かう10kmの間でコンビニに駆け込んで水分補給。
ファミリーなど最後の休みを楽しむために集まったたくさんの方々をかいくぐって、風車の丘に到着。
国営ひたち海浜公園程ではないものの、ネモフィラが見頃でとても綺麗だった。
この独特の青色は何て言うんだろう。大好きな色だ。






その他、マリーゴールドも満開で、こちらもとても綺麗だった。


鶴見緑地を離れた後、本当は生駒山中腹のつづら折りのツツジも見に行こうと当初は思っていたものの、今年のツツジの見頃はGW前半で終わってしまったということで取り止め。
生駒山に行くときに通る中央大通の近くにある、スーパー銭湯で疲れを癒すために向かうことにした。
鶴見緑地から大東市を通って向かった途中で、高校野球で春連覇の快挙を果たした大阪桐蔭高等学校の前を通った。なるほど、こんなところにあったのか。

スーパー銭湯の風の湯に着いた頃には、暑さにやられて20kmくらいしか走っていいないのに疲労困憊。
やはり、自分は暑さに弱いことを再認識。
こんなことでこれからのウルトラシーズンは大丈夫か、と心配なった。

スーパー銭湯で汗を流し、足裏マッサージのリフレクソロジーをしてもらった後、お馴染みの中央大通沿いを走って帰宅。
何だかんだで34kmのロングランになってしまった。
スーパー銭湯を出た後は曇り空に風が出てきて走りやすくなった。
やはり、暑かったとしても、一時の辛さに負けず、ガマンして乗り越えれば、必ず自分の時間がやって来る。
このウルトラマラソンの鉄則を忘れずにこれからも臨んでいこう。

 金華山でトレイルランニング

2018年4月30日月曜日、G.W.前半のイベントである地元・岐阜での高校時代の友人達とのBBQの前に、朝、地元・岐阜市のシンボル、金華山へ久し振りにトレイルランニングに出掛けた。
本当は帰省翌日の日曜日の朝に走ろうと思っていたものの、土曜日の朝から喉に違和感があり、翌日、熱っぽくて調子が悪かったので、ランを控えてこの日にした。

往路は、山頂の岐阜城へ向けての急峻な坂を直登する馬の背コース。
分かれ道の丸山から頂上まで約1kmと短いけれど岩を両手を使って登らないといけない程の健脚者向け。
メインの瞑想の小道は約2.5km程と長いけど、なだらかで家族や年配の方々向けのコースなので、トレッキングを楽しむ方々が多いだろうということで馬の瀬コースを選んだものの、なかなかのキツさだった。
だけど、登山者が少なくて坂道が苦手な自分にとって良い練習になった。
ただコースの途中で開けた場所が無く、良い景色が見られないのが残念だった。


登頂した後は、久し振りの岐阜城を間近で見て懐かしんで堪能。



登頂でひと休みした後は、こちらも初心者向けのコースのひとつである百曲がりコースを気持ち良く駆け降りた。
岐阜公園に併設されている岐阜市歴史博物館の裏に出て岐阜公園内を走っていると、公園前の家の入り口に何かを食べている柴犬を発見。
近付いてしゃがんで頭を撫でてあげると、2階からその姿を見守っていた飼い主の方からの「落ちているめざしを食べさせてあげて」という声が。
代わりにめざしを拾って食べさせてあげて「かわいいですねぇ」と飼い主に伝えると「大人しすぎで番犬にならずに困るよ」と笑いながら仰っていた。
確かに見知らぬ自分に対して、全く警戒心無く近づいてきて、吠えようともしない。
ちょっとおデブなこの柴犬。かわいい。かわいすぎる。この写真、何度見ても癒される。
昔、実家で犬を飼っていたので、犬が頭よりもあごの下を触られると喜ぶ事を知っているので、触ってあげると気持ち良さそうにしていた。



地元・岐阜市の久し振りのランはとても楽しかった。
結局、馴染み深い金華山のトレイルラン、そして金華山からの眺めよりも、あの犬の方がインパクトが強かったのが笑える。
また帰省するときは金華山に走りに来よう。
そして、またあの犬に会いに来よう。
金華山から戻った後は、高校時代の友人達と合流してBBQをして、その足で岐阜羽島駅に向かって帰阪。

 G.W.初日は早朝ランニング

2018年4月28日土曜日、G.W.初日。
前半の三連休は帰省するので、土曜日の朝に20kmランニングを敢行した。
コースは、いつも通りの大阪港中央突堤に向けての往復。
暑かったけど、心地好い風が吹いていて、特に中間地点の大阪港中央突堤は気持ち良かった。
誰もいなかったので、しばし寝転がってひなたぼっこ。最高の癒しだった。


大阪港中央突堤の直前にある大阪税関監視部の入り口には、色とりどりの花が植生された花壇があって綺麗だった。
5月目前で新緑と共に、綺麗な花々が咲き誇って眼福に与る景色が見られる季節がやってきた。もう春満開だ。


世間はG.W.突入で浮き足立っているのに、自分は特に楽しみがない。
ラソンの世界では、この大型連休に各地で超長距離レースが目白押し。
UTMF、川の道、萩往還、長崎橘海岸に出場予定のウルトラランナーは羨ましいなぁ。
去年は萩往還に出ていたのに、今年は最後の萩往還250kmにクリック合戦に敗れてエントリー出来なかった事が悔やまれてならない。
地元に帰省した際は金華山に登ろうかな。

 高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン:前日は正装、当日は仮装しての8年連続完走!

2018年4月22日日曜日、「第8回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」当日。
今年は、前日に結婚式が入ってしまって出場が危ぶまれたが、今年もこの日を実家で迎えられて良かった。
そして、もちろん、今年も仮装ランを敢行だ。
ハーフマラソンなんて真面目に走っても面白くない。
ハーフマラソンの記録なんて意味を成さないし、ガチで走るのは年に1回、1月の大阪ハーフマラソンだけで十分。
会場に到着すると、岐阜市は真夏のような暑さなので、周りに心配とバカにされることを覚悟で、今年も仮装ランを敢行する事にした。

何よりも感動したのは、今年も参戦の川内優輝選手の「招待を受けた以上は必ず走るというのが私の信念」という心意気。
直前に開催されたボストンマラソン優勝という快挙からの中5日での出場でかなりお疲れであろうに、よく来てくれた!

そして、朝9時5分にスタート!
本大会は、日本の女子マラソンで金メダリストを獲得したお二人、高橋尚子さんと野口みずきさんが、毎年、揃い踏み。
二人にはスタート前で見送ってもらい、途中やゴール手前ではお二人とハイタッチができる、我が地元ながら素晴らしい大会。数多くのマラソンに出場している自分が言うのだから間違いない。

岐阜市はこの日もピーカンの晴天でかなり暑かった。しかし、この大会、8回開催されているが、全て晴れでこんなカンジのコンディション。高橋尚子さんが晴れ女なんだなぁ。

この暑さは想定外で早々にバカな事をした思ったものの、沿道の岐阜市民の皆様からたくさんの応援と笑い、驚嘆を頂き、応援には全て応えて、地元・岐阜市の良さと人の温かさを今年も堪能しながら、毎年のお馴染みのコースを走る事が出来た。

都ホテルの前では高橋尚子さん、ゴール手前では野口みずきさんとハイタッチして8年連続でのゴール!



ランの方は、想定外の暑さでイマイチ力が出なかったけど、完走タイムは1時間52分と、涼しかった来年から1分半の遅れ、マジメに走ったタイムから12分遅いタイムで、上出来。
仮装と暑さで良い負荷になり、良い練習になった21km。そして、今年もたくさんの声援を受けられて楽しい21kmだった。

何よりも感動したのは、川内優輝選手の振る舞い。
ハーフマラソンのゴール後も、高橋尚子さん、野口みずきさんと一緒にゴール前でランナーを出迎え、最終ランナーと手を繋いでゴール。
自分は時間が無くて見ていないが、大会終了後もトークショーに急遽出演して、我々ファンを楽しませてくれた。
毎週のようにレースを走って、なおかつファンサービスも素晴らしい。
レースでは驚異の粘りで我々を感動させる走りを見せる。これが我々市民ランナーから大人気の所以だ。
来年、公務員を止めてプロ転向し、マラソン漬けの生活をして最後の飛躍を試みるそうだ。
来年プロ転向しても応援し続けます!そして、是非、東京オリンピックでも走って欲しい!



土曜日は正装して神戸・北野坂の結婚式に参列して主賓として祝辞を読み、日曜日は仮装して地元・岐阜市開催の高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンを8年連続完走というギャップがスゴい週末だった。また来年。

 神戸・北野坂での結婚式参列後に岐阜に移動

2018年4月21日土曜日、この日は大忙しの日だった。
まずは、神戸・北野坂で会社の同僚の結婚式に出席。
新郎からはまさかの主賓・祝辞を依頼され、無下に断る事も出来ず、大緊張のままでこの日を迎えた。
4月はこの日のことが頭に浮かんで、ずっとそわそわしていて、生きた心地がしなかった。
原稿を読みながらのスピーチだけは避けたいと思い、恥を忍んでひとりカラオケに行ってまで練習し、直前にも休憩の時間にトイレの個室に籠って練習したお陰もあって、無事、原稿を見ずに話す事が出来、笑いも取って好評で終えられる事が出来た。
ホッとひと安心したのも束の間、北野坂の会場からタクシーで新神戸駅に向かい、翌日の地元・岐阜で開催される「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」に出場するために、新幹線で岐阜に慌てて帰省した。
第1回大会から8年連続の出場になるし、馴染み深い地元の大会でもあるので、この大会をDNSにする事は出来なかったが故の強行日程。
ハーフマラソンでたった21kmだし、結婚式では気疲れしかしていないので、余裕だ。
ひと仕事を終えた開放感で、今年も仮装ランで完走だ。
しかし、土曜日は正装、日曜日は仮装とは、そのギャップがスゴくて笑える。